05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『エンドルフィン・マシーン』(プリンス) 

さっき、プリンスが亡くなったというニュースを見て、衝撃で呆然としています。
風邪というか、インフルエンザをこじらせたか何かで、自宅スタジオにて亡くなっていたそうで…。まだ57才だったという。

プリンスはやっぱ天才だと思います。
日本での扱いはマイケル・ジャクソンやマドンナほど大きくはなかったものの、こと曲作りに関しては才気ほとばしってましたね。
このブログでは以前『バットダンス』を取り上げましたが、プリンスがあの映画の成功に果たした役割は大きかったと思います。
あと、バングルスの時にもチラッとプリンスの事を書いたな。プロデューサーとしてのプリンス。
いろんな事を当たり前のようにやってしまう、まさに天才。
「今まで作った曲のストックで一生暮らせるから、もう曲は作らない」とか、「電話会社とアップルとグーグルしか儲からないネット媒体は嫌い」とか、言動も常に話題を呼んでました。(だからYouTubeにはプリンスの曲がほとんど無い)
名前を独自マークに変えたこともありましたね。あの時は正直困ったけどw。

プリンスで好きな曲はいくつかありますが、いつかブログネタにしようと思っていた曲を一つ。
この曲は、例の独自マーク時代のアルバムに入ってるんですが、日本では大変有名な曲です。アドレナリン出まくりますよ。


『エンドルフィン・マシーン』(プリンス) by ニコニコ動画

そう、フジテレビ系で放送されて一世を風靡した格闘技『K-1』のメインテーマです。
というか、この曲がプリンスの曲だというのは意外と知られていないですよね(やっぱ独自マークの弊害だと思う)。
確か、師父ことブルース・リーをイメージして作ったとかいう話を聞いたんですが、本当かどうかは分かりません。でもそう言われてみれば、そうとしか思えない強烈な曲ですよね。シャウトのかけ方とか。
決して『K-1』のために作った訳でもないのに、あつらえたように番組にハマって、戦うイメージが定着した名曲。朝起きるのに最高です。
上の動画はアルバムジャケットだけで、K-1の画像が入ってないので、純粋にこの曲の良さが堪能出来ますよ。

今年は本当に海外アーティストの訃報がショックなんですけど(まだ4月だというのに)、プリンスのアーティスト活動の総括なんかまだまだしたくなかった…。あと10年は創作してくれる年令ですよ。
ああ、なんかもう力抜けちゃった。
とりあえず明日の起き抜けは、もう一度『エンドルフィン・マシーン』聴いて仕事行きます。
さようなら、殿下。
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2016/04/22 Fri. 04:31 | trackback: 0 | comment: 0edit

『Live To Tell』(マドンナ) 

米ポップス界のスーパースター、マドンナ(57)が13日、さいたまスーパーアリーナで世界ツアー「レベル・ハート・ツアー」の日本公演を行った。

来日公演は06年9月以来、10年ぶり5度目。
開演予定時刻から登場まで約2時間遅れるアクシデントもあったが、圧巻のステージを見せつけた。

開演予定時刻は午後7時だったが、マドンナが登場したのは午後8時56分という波乱の幕開け。
会場には開演が遅れる理由を説明するアナウンスはなく、「しばらくお待ちください」とアナウンスされただけ。
開演を待ちきれずに帰る人や、ようやく開演の10分後に「もう終電が…」と後ろ髪を引かれながら泣く泣く会場を後にするファンもいた。

ボクシング元世界王者マイク・タイソン氏が出演するオープニングムービーが流れた後、ステージ上空からオリに閉じ込められた状態で、待ちわびたファン2万人の前に女王が降臨した。

代表曲「ライク・ア・ヴァージン」から最新アルバム「レベル・ハート」収録曲まで、圧巻のパフォーマンス。
親日家らしく、スクリーンには「主演マドンナ」「スケバン」「雌犬」などの日本語が映し出されるなど、遊び心も満点だった。

過去のツアーでは過激な演出で度々物議を醸してきた。
今ツアーでも露出度の高い尼僧の衣装のダンサーによるポールダンスなどが「性的」との判断から、シンガポール公演(2月28日)ではR18指定(成人指定)という年齢制限がもうけられたことでも話題となった。
しかし日本ではR指定は設けられず、セックス・シンボルたる由縁を存分に見せつけた。

(転載ここまで)


マドンナ。ネイティブに発音しようとすれば「マダァ~ナ~」。
ま、無責任な事を言いますが………2時間遅れてくるのもスーパースターの役目です。姐さんのその仕打ちに耐えられるヤツだけが、ライブを堪能する資格を与えられるんです(お客さんはたまったもんじゃないだろうけど、伝説やエピソードってのはそうやって生まれる)。
だってマドンナですよ、彼女から見れば我々は犬で、とりあえず聴かせてやるから待ってろってなもんです。
「ライブをやると言ったけど、何時に始めるかは私が決めるわ」。
そう言われたら、「ごもっともです!」と返す。それが我々の役目ですよ。

マドンナは高校生の頃から一貫して好きです(考えてみりゃあ、姐さんはあの頃から常にスーパースターだよなあ)。
常に情報を入れているとかではありませんが、それなりに曲を聴いて、映画『エビータ』を姐さん目当てで映画館に見に行って、LDも買ってしまった…くらいの"好き"ですね。威張れたもんじゃありません。
シンディ・ローパーもベリンダ・カーライルも好きですけど、マドンナの存在感は特別なんです。

自分ら世代にとってマドンナは、当然『ライク・ア・ヴァージン』で一気にスターダムにのし上がったんですけど、そこで終わらずに大物としての不動の地位を築いた要因が、アルバム『トゥルー・ブルー』なんですね。これが素晴らしかったから現在のマドンナがある…と言っても過言ではない。
自分にとっても"完全アルバム"(捨て曲の無いアルバム)の一つで、血肉になる勢いで聴きまくった思い出のアルバムであります。
でも、実はこのアルバムを買った訳ではありませんw。このアルバムが爆発的に売れた当時は高校生でしたが、クラスメイト(女子)にダビングしてもらったんですよ。
あの頃の高校生は、学生カバンやサブバックにいろんなものを隠して学校に持ってきてましたが、友達と貸し借りする本やレコードは主要品目の一つでした。が、さすがにLPレコードはサイズがデカいので気楽には持ってこれないので、カセットテープにダビングを頼むのが主流でしたね。
マドンナに興味があるのは当然ですが、女子と話題を共有する意味合いも兼ねて、ダビングを頼んだ記憶がありますw。まあ男の子ですから。
(カセットテープというアイテムは、他人と音楽を共有し取り入れるという意味では、最強だったんだな…と今にして思います)

前述のように、アルバム『トゥルー・ブルー』は大変売れて、欧米は当然数百万枚のセールスですが、日本でもゴールドディスク大賞の洋楽部門を制覇したはずです。あれは一種の現象でした。
その勢いでやってきた初の日本公演『フーズザットガールツアー』は圧巻でしたね。三菱がバックについて(CMキャラクターだった)、球場でのライブがゴールデンタイムの地上波で放映されるという、まさにバブルですよ。
自分は録画して休日に寝転がって見てたんですが、母親が…肌もあらわなマドンナの衣装にやいのやいの言ってた記憶があります。うるさいな、それも込みでいいんだよ。
同じ頃にマイケル・ジャクソンも来日公演しましたが、スーパースターを皆で共有出来た、贅沢で充実した時代でしたね。

アルバム『トゥルー・ブルー』は全曲好きですが、一番好きな曲と言われれば…やっぱコレです。


『Live To Tell』公式PV by YouTube


『Live To Tell』公式PV by ニコニコ動画(音質良い)

自分は歌の上手い人のバラードに弱い傾向があるんですが、この『リブ・トゥ・テル』は、まさにそういう曲。
『ライク・ア・ヴァージン』の陽気なポップスのイメージを一転させられた名曲で、この曲が要石になってアルバム全体に波及していると思います。現に、このアルバムからの最初のシングルカットとなりましたし、マドンナとしても力が入った曲なのでしょう。
夜、一人で部屋にいる時に静かに聴くのがたまりません。高校生当時なら生意気な聴き方ですがw、今はおっさんなもんでね。
上のPVにもあるように映画の主題歌で(主演は当時の旦那、ショーン・ペン)、PVの作りもマドンナには珍しいくらい簡素。でも、暗闇に一人佇んで真摯に歌うマドンナは圧倒的で、グイグイ引き込まれます。この頃のマドンナは28才くらいか、下積みを経てきてる重みと、それでいてとんでもなく可愛い雰囲気もあったりするんだよなあ。
この後も30年に渡って、世界のスーパースターであり続ける偉大な女性であります。スゴいよね。

2016年、マドンナ姐さんは相変わらず圧倒的な存在で、あれから無駄に30年分老いただけの自分の精神を、ちょいと若返らせてくれます。
金の為に日本に来ようと、2時間遅れようと構わんのです。それがマドンナってもんで、文句を言うべきもんじゃない。
80年代のスターが軒並み過去の人となり、健康面に不安を抱え、かのマイケル・ジャクソンも地上から去った現在、あの頃洋楽を聴いていた高校生をワクワクさせてくれる"現役"はマドンナ姐さんくらいじゃないですか。
そのマドンナ姐さんが、単なる流行歌手からアーティスト、スーパースターへ踏み込んでいった曲、自分メテオを高校時代にタイムスリップさせてくれる曲が、この『リブ・トゥ・テル』なのであります。
2016/02/16 Tue. 05:20 | trackback: 0 | comment: 0edit

『Boogie Wonderland』(アース・ウィンド&ファイヤー) 

デヴィッド・ボウイが亡くなってショックを受け、そして…グレン・フライの訃報にショックを受け、このブログでもグレン・フライの事を書く準備をしていたら、………モーリス・ホワイトが亡くなったと聞いてまた落ち込んでいます…。
自分がおっさんだから仕方ないのかもしれないけど、今年は訃報の質もペースも…キツ過ぎます。自分がリアルタイムに聴いた方々ばかりだからなあ。
(ここまで書いて寝落ち。すいません)

モーリス・ホワイト。かのアース・ウィンド&ファイヤーの総帥。
それはもう、ねちっこくエロそ~うな黒人で、ハゲなのにアフロというなかなか両立しない髪型でありながらセクシーな魅力があって、そして美声。
アース・ウィンド&ファイヤーに初めて接したのは小学生の頃なんで、単に流行っているディスコ調の曲くらいの認識だったんですが、流行っている曲ってのは小学生が聴いても説得力がある訳で(握手券でCD売っても、そこには何の説得力も無いもんなあ)、そのノリとリズムはしっかり伝わっていました。
マセた言い方ですが、そこには大人の世界が見え隠れもしていたんだと思います。
自分なりに洋楽を意識して聴くようになったのは中学生からですが、全盛期は過ぎていたとはいえアース・ウィンド&ファイヤーというのは「スゴいグループ」という意識でした。小学生の頃に流行っていた曲を、改めて自分のモノにしていくというのも楽しかったですしね。
このブログでもちょくちょく触れているビレッジ・ピープルが突き抜けた明るさと面白さがあるとすれば、アース・ウィンド&ファイヤーはいろんな音楽をファンクにまとめて楽しく聴かせてくれた偉大な存在。アース無くしてその後の黒人系音楽の発展は無かったかもしれない。
スティービー・ワンダー、アース・ウィンド&ファイヤー、マイケル・ジャクソンと並べて遜色ないと思いますよ。

名曲はたくさんあるんだけど、自分が一番好きなのは…ベタだけどもコレ!


『Boogie Wonderland』公式PV by YouTube

もうね、このイントロ聴いたら身体がリズム刻むようになってます。たまらんですね。
至高のイントロから、エモーションズのお姉さん方の「♪Dance! Boogie Wonderland!」というコーラスが入ると完全に気分はモーリス・ホワイト。俺もあんなカッコいいハゲアフロになりてえ。
出来れば…この曲が流れているディスコで、ぎこちなく踊るような大人になりたかったんですけどねw。残念ながらそんな文化は日本から無くなってしまいましたけど。
このPVでも分かると思うんですが、この…大人数の男女が楽しげにパフォーマンスするという形式は、いろんなグループに影響を与えてると思うんですよね。日本だと米米CLUBかしら。陽気で強いリーダーがいないと様になりませんが。
音楽的にもパフォーマンス的にも、時代を築いたグループだと思います。

このアイマスPV、この曲に触れるつもりで何年もマイリスしてあったんですが、まさかモーリス・ホワイトの訃報絡みになってしまうとは…orz。


『Boogie Wonderland』アイマスPV by ニコニコ動画

真、あずさ、千早の3人がエモーションズのお姉さん方という設定で、エモーションズパートにアイマスのダンスを織り込んであるという構成。割り切って作ってあるので非常に分かりやすいです。
エモーションズパートの英語歌詞が、いいタイミングで表示される演出もいいですね。
そしてアイマス勢をも霞ますモーリス・ホワイトの存在感がね。やっぱモーリスは偉大だわ。

自分がリアルタイムで聴いたということもありますが、PVでいつでも全盛期の映像を見れるスーパースターが亡くなるというのは、なんかこう…実感が湧かないですよね。今の時代の若手は大変だ。
マイケル・ジャクソンがそうであるように、モーリス・ホワイトもまた色褪せずに語られるだろうと思います。アース・ウィンド&ファイヤーの音楽は不滅でしょう。
ああ、昔風のディスコで『Boogie Wonderland』踊ってみたい。おっさんの願いです。
2016/02/07 Sun. 05:15 | trackback: 0 | comment: 0edit

『Legs』(アートオブノイズ) 

自分は、テクノといえばYMOという刷り込みで育ってきた子ですが、海外のテクノグループの曲もそれなりに聴いたりします。
しかし、YMOを神として崇めているぶん、そういう海外テクノにはあまりのめっていないですね。「ふーん、なるほどね」くらいの感じ。

"アートオブノイズ(The Art of Noise)"もそういう海外テクノグループの一つで、80年代に活動してまして…リアルタイムの頃はほとんど聴いてませんでしたが、後追いのような形でちょっと聴いてます。
自ら"アートオブノイズ"と名乗るだけあって、巧みなサンプリングで鳴らしていたんですけど、こういうグループは通常の洋楽と違って一般的知名度はほとんどありません。マニアックな存在ですね。

しかしこのグループ、何故か日本で1曲だけ突出して知名度があるんですよね。
それもどういう訳か、"手品のBGM"としての地位を確立してるんです。
手品のBGMといえば名曲『オリーブの首飾り』なんですけど、今や世代によっては『オリーブの首飾り』以上の支持を集めているとか。実に不思議な事です。
こういう曲なんですけどね、『Legs』。


『Legs』オリジナルPV by YouTube

PVを見ると分かるように、"脚"をテーマにした佳曲です。
明るいイントロやブリッジと、ミステリアスなメインの対比が面白く、テクノとしては聴き応えがあって面白いんですけど、一般ウケする曲でもないんですよね。
それが何故か、この日本で"手品のBGM"になってしまった。また、この曲をバックに登場しただけでウケが取れるという現象もあるようです。サングラスも必須だとか。
世の中、何が起こるか分からんものです。

先日紹介した、『けいおん!』とYMOの動画を作ってらっしゃる方も、このアートオブノイズの『Legs』で動画を作っておられます。


『Legs』けいおん!PV by ニコニコ動画

相変わらずの演奏シンクロが素晴らしいんですが、この動画については演奏よりも、登場人物達のミステリアスな挙動に力が入っているようです。
手をかざして物を浮かせようとする動作とか、手品というよりは魔術かもしれませんが。
まあ、女子高生とこの曲のミスマッチ加減がたまらん動画です。

今後もしばらくは、手品のBGMとして使われ続けるのかなあ…と諦めてはいるんですが、10年もすれば…ただの渋い海外テクノの曲に戻ってくれるんじゃないかと期待してます。
やっぱ、手品のBGMは『オリーブの首飾り』じゃないとね。
2015/08/09 Sun. 13:41 | trackback: 0 | comment: 0edit

『恋はあせらず』(フィル・コリンズ) 

フィル・コリンズは昔から大好きです。何がいいって、そりゃあ声ですよ。
歌唱力とか上手さはもちろんですが、あの…ハスキー二歩手前くらいの抜けるような声がたまらんのです。
爽やかでいて力強い、軽やかでいて重厚という感じですかね。一時はしょっちゅう聴いてましたよ。
一番好きな曲は『Two Hearts』ですが、今回は聴いていてウキウキ微笑ましくなる名曲『恋はあせらず』(原題・You Can't Hurry Love)で。

有名な話ですが、この曲はカバーですね。
もともとは、ダイアナ・ロス&スプリームスが60年代に歌ったヒット曲で、恋人が早く欲しい娘と、それを優しく諭す母親のやり取りがコミカルに歌われています。
「恋はあせっちゃダメよ、待たなくては」と諭す母親は、もちろん自分が娘時代だった思いを踏まえている訳で、この辺はおっさんになると一層効いてくる歌詞ですねえw。
それに対して「いつまで待てばいいの!」と気ばかりあせる娘。常に世界のどこかで繰り返されている光景でしょう。
(余談ですが、邦楽でこういう微笑ましい親子の会話って案外無い気がするなあ。対立して家を出るとかばっかw)
オリジナルシンガーであるダイアナ・ロスはもちろんですが、歌詞の内容的に女性シンガーが歌うべき曲だといえます。

ところが、この名曲を1982年にフィル・コリンズがカバーしちゃったんですね。確かアルバム収録曲で、そこからシングルカットしたんじゃなかったか。
オリジナルに比べて明るいリズムとテンポに仕上げて、メインはおろかバックコーラスまでフィル自身が担当する気合いの入れよう(そういうのが好きみたいだけど)。
とりあえず、聴け、見れ。


『恋はあせらず』(フィル・コリンズ)オリジナルPV by YouTube

イントロからしてウキウキしまくり、曲の世界観にあったアレンジだと思います。
で、フィルが歌い出すとですね…、娘が母親に相談する歌詞のはずなのに何故かハマるんです。これはもうフィルの声質だよね。実に優しい。
日本の"女歌"(男性歌手が女性的言い回しの曲を歌う)とは全く違っていて、妖しさや背徳感が全く無く、完全にポップスになっている。こんな芸当が出来る日本の歌手が思い当たらん。初期の郷ひろみくらいかw。
カバー曲としても最大級の成功例ですが(全英1位、全米でも10位)、女性が歌っていた女性的な歌詞の曲を男性が歌ったという点でも特筆すべき名曲だと思います。
おっさんになってしまった自分らですら、『恋はあせらず』といえばフィル・コリンズだよね…というくらいの鮮烈なヒットでした。
ちなみに、この映像のフィルは…31才くらいなんだけど、なんで外国人はいいハゲ方をするんかね。

この曲のアイマスPVは、とてもお気に入りなんです。


『恋はあせらず』アイマスPV by ニコニコ動画

いわゆる"ゆきまこ"動画。いやあ、雪歩が可愛い。
職人さんは「ローテクをこじらせた」と謙遜していますが、この念入りな切り抜きと、英文歌詞などの組み合わせ方、曲とのシンクロ具合は本当に素晴らしい。
そしてまあ、曲のテーマと雪歩がピッタリとハマってる。そうそう、この曲は雪歩じゃないとイカンよ。美希はまたこんな役かいw。
こういう動画を見るたびに、アイマスと曲との融和具合は異常だなあ…と感心するのです。

聴いてる自分は『恋はあせらず』なんて年齢をとうに終えてしまいましたが(自虐)、やっぱ名曲だと思いますよ。うん、あせっちゃダメだ。
フィル・コリンズも60代になって半引退状態ではありますが、あの素晴らしい声をもう少し聴きたいものであります。
2015/08/04 Tue. 05:08 | trackback: 0 | comment: 0edit

スリラー(マイケル・ジャクソン) 

キングオブポップ。
…そんな呼び方は生前にはあまりされてなかったような気がするんですが。どっちかというと、そういう偉大な存在である事をあえてボヤかして、ゴシップにまみれた"落ちた偶像"扱いしてるマスコミが多かったですよね。
ところが…あまりにも突然亡くなって、我に返ったかのように手のひら返しが始まって、その圧倒的な存在感と業績への正当な評価がされるようになった。それは…物語が終わって、歴史が始まったって事かもしれませんが。
ええ、マイケル・ジャクソンの話です。

マイケル・ジャクソンってのは、ポップとかロックとか…そういうカテゴリーにハマらない、唯一無二の存在だったですよね。マイケル・ジャクソンというのが一つのカテゴリーだったと言ってもいいと思います。
直撃された世代である自分は、もちろん中学高校…そして大人になってからもマイケル・ジャクソンは好きでした。嫌いになる理由が無い。
マイケルで一番好きな曲と言われたら『スムース・クリミナル』かな、あれは強烈に燃える。教室の後ろで一番真似したのは『バッド』w。アホな高校生でしたから。
んで、マイケル・ジャクソンという存在を最初に刷り込まれたのは…言わずと知れた『スリラー』です。

中学生の頃、友達同士数人で連れ立って、隣町までチャリで遊びに行った時のこと(片道10kmくらいあるんだけど、まあ田舎の子だからw)。
お約束のように…本屋、レコード屋、おもちゃ屋、グッズ屋などを…たいした物を買うでもなくwぶらついて、それからベスト電器へ(九州ではメジャーな電器屋チェーン)。
白物家電など目もくれず、向かう先はオーディオ、ビジュアル、パソコンあたりのエリア。もちろんここでも何を買うということもなく、単純に「見てるだけ~」。まあ、これが欲しいアレが欲しいと言うだけならタダですしw。あの頃に一番欲しかったのがパソコン、次いでビデオデッキ、あとはステレオ、新しいラジカセ、ウォークマンあたりでしたかね。人生とは物欲ですよw。
そうやってワイワイガヤガヤとウインドーショッピングを楽しんでいた時、売場のTVの画面でやっていたのが『スリラー』のプロモビデオ。
我ら一同、もう完全に釘付けです。「おお!スゴかあ!」「スゴかね!」ワイワイガヤガヤ。
なんかもうね、スゴいもんを見たあ!って感想しか出てこなくて、ベスト電器を後にしても、しばらく『スリラー』の話ばっかりしていた事は言うまでもありません。
そして、影響されて学校で踊ったりする訳です。こういうとこには極めて貪欲でしたから。学業?知るか。


『スリラー』オリジナルPV by ニコニコ動画

やっぱ今見てもスゴいよね~。
プロモビデオ(PV)というメディアが飛躍的に発展する契機となった作品だけあって、見せ方も楽しませ方も極上。まだ演出にキレがあった頃のジョン・ランディス監督ですからねえ。
出だしから4分ほど経過してようやくイントロが始まる訳ですが、この入り方が素晴らしいし、その後マイケルが歩きながら彼女に話しかける(歌いかける)様が結構好きでしてね。ダンスは真似できませんが、この話しかける部分の真似は友達相手によくやってましたわ。
ゾンビに囲まれた二人、彼女がマイケルを見ると…マイケルがゾンビと化している…。
ここからの…まさに世界一有名なダンスシーンは圧巻。今見ても圧巻なんですから、当時中学生だった自分には本当に衝撃でした。
キレッキレで踊り出すマイケルとゾンビ達。相撲の四股や摺り足のような独特の動き。一糸乱れぬ動きの中で際だつマイケル。四体のゾンビがリズムで振り向くカッコいい演出。
んで、かの有名なサビへ突入する訳ですけど、ここのマイケルはスーパースター過ぎてシビれます。自分ごときが語れる領域じゃあないですよ。
とにかくインパクト抜群で、曲の出来の良さも相まって…見てるこっちが歌いたい踊りたい。これぞプロモーションビデオ。MTVが白人優先主義をやめるキッカケになったというのもうなずけます。
それと、ゾンビといえば手を掲げて左右に切り返しながら踊るイメージが出来ましたねw。当時の漫画でもたくさんパロられてましたわ。
おっさんになった今でも、聴くとうっかりゾンビのように踊ってみたくなる麻薬のような超名曲です。

この曲でアイマス動画といえば、とにかくこれです。
ともかく見てください。長い動画ですが、見る必要があるのは2分ちょっとです。


アイマス動画 春香のスリラー by ニコニコ動画

数あるアイマス動画の中でも、春香がここまでカッコいい動画は無いんじゃないですかね。
動きのキレ、表情の多彩さ、くさったしたいとの連携、そして神曲。30万近い再生数も当然です。まさに閣下。
それと、これだけ動けば当然パンツが見えるわけで、そのパンチラ、パンモロまでがカッコいいんですよね。動けていた頃のセイントフォーというか、変に鉄壁なのより躍動感溢れて素晴らしいと思います。
ラストも、本家PVのオチを上手くアレンジしていていいですねえ。
ちなみに、2分ちょっとの本編が終わった後は…すぐ止めて構いませんw。職人さんの照れからくる遊びなんで、本編を堪能させてもらえればOK。

あと、同様のコンセプトで…艦これバージョンもあります。


艦これ動画 局長と駆逐艦のスリラー by ニコニコ動画

滑らかさでは一歩譲るものの、これも出来はいいですよね。
思わず「あの、叢雲さんナニやってはるんですか?」と言いたくなる駆逐艦達の踊りっぷりがたまりません。
金剛型姉妹などの小ネタが妙に面白いのもいいですね。

前々からマイケル・ジャクソンの事は書きたいと思ってたんですが、どっから手をつけたもんか…と悩んでいたもんで、思い切って超メジャーから書きました。
この曲は、あの頃生きてた人間にはマストアイテムの一つで、ホント身体に染み着いているんですよ。
これをモノにしただけでも一生モノなのに、マイケルにとっては一つ段階を上げただけだったというのが今でも驚きです。
やはり彼は、キングオブポップと呼ばれるべきなのでしょう。
2015/07/13 Mon. 04:25 | trackback: 0 | comment: 0edit

ベン・E・キングの訃報 

もう10年は前の話ですが、一世を風靡した80年代の洋画音楽だけを集めたCDを編集したんです。『映画音楽は80年代が最高!』というタイトルまでつけてw。
巷で売ってるオムニバスCDは…どうも何かが欠けているラインナップばかりだったので、自分にとっての決定版を作るべく、所持してるCDだけでなくレンタルまで動員して腰を据えての編集でした。
『ストリート・オブ・ファイヤー』『セントエルモス・ファイヤー』『フラッシュダンス』『ゴーストバスターズ』『ホワイトナイツ』『ブルース・ブラザーズ』『グーニーズ』『フットルース』『トップガン』『カクテル』『ロッキー4』…といった、いかにもな選曲で嬉々としてCD編集していたんですが、最後まで迷ったのがCDのラストナンバー。どの曲を最後に持ってくれば、いい余韻で終われるか。(どんなテーマのCD編集でも、必ず真剣に悩みます)
自分としては『オーバー・ザ・トップ』のエンディングである「In this country」にするつもりでした。元々エンディング曲で、しかも名曲。90年代前半のF1中継でもエンディングに使われて実に印象的でした。CDを締めるには申し分ない曲ですわ。
しかし………結局悩んだ末に『オーバー・ザ・トップ』はラス前に配置とし、実際にラストナンバーに起用したのは、この曲でした。


『STAND BY ME』オリジナルPV by ニコニコ動画

まあ…我ながらセンチメンタルな選曲ですが、80年代に生きた映画好きとしては、そして年齢を重ねてしまった身としては、この曲は心に滲みるのです。
上に貼ったPV、随分と久しぶりに今回見たんですが、途中であの4人が出てくるだけで涙腺が崩壊しました。ちきしょう元気そうじゃねえか、リバー・フェニックス…。
この映画のために作られた曲ではありませんが、これはもう…まごう事無き主題歌であります。1962年に大ヒットし、ジョン・レノン始めいろんなシンガーがカバーするほどのスタンダードナンバーで、そして1986年のこの映画でリバイバルヒットした。あとはもう…語るまでもない。ベン・E・キングの代表曲であり、未来永劫廃れないであろう名曲中の名曲。
編集したCDは、今でもたまに職場への行き帰りに聴きますが、締めを『スタンド・バイ・ミー』にして良かったと思ってますよ。

ベン・E・キングが4月30日に76才で亡くなったというニュースを聞いて、意外とお若かったんだなあ…と思いました。もう半ば伝説の人ですから、80代か90代くらいのイメージがあったんですけど。
してみると、ドゥワップの名シンガーとして名を馳せたのは20代も前半なんですね。若くして売れていたんだなあ。
お若い方は『スタンド・バイ・ミー』の一発屋みたいなイメージがあるかもしれませんが、この方は…かの"ドリフターズ"のボーカルだったんですから(日本のザ・ドリフターズではないw。グループ名のネタ元ではあるだろうけど)
ベン・E・キングがボーカルだった時代のドリフターズの曲で、一番好きなのはコレです。


『ラストダンスは私に』(ドリフターズ) by ニコニコ動画

これもまた名曲ですよねえ。なんて素敵な曲なんでしょうか。
洋の東西を問わず、数多くカバーされたことでも有名ですね。日本では越路吹雪が一番有名ですけど、他にもかなりいるはずです。映画『Shall We ダンス?』でもドリフターズ版がエンディングでかかっていたと記憶。
こういう素晴らしい歌い手が天に召されるのは切ないことですが、遺してくれた歌声を時々楽しませてもらえるんですから、それで良し…としなければ…ね。

心に残る歌声と名曲を遺した、ベン・E・キング。
こんな全世界レベルのスタンダードナンバーを歌う人は、もう現れないかもしれませんね。

2015/05/02 Sat. 04:39 | trackback: 0 | comment: 0edit

『Go West』(ビレッジ・ピープル)(ペットショップボーイズ) 

最近、職場の行き帰りによく…ビレッジ・ピープルのベスト盤を聴きながら歩いてます。寝起きの頭をシャキッとさせ、疲れた体を癒すにはもってこいなんですよね。
ビレッジ・ピープルについては、2012年の3月のこのブログで『In the NAVY』について触れてますが、なんやかんやで廃れない名曲の多いグループだと常々感嘆してます。徹底して単純かつ楽しい音楽というのは強い。
で、今日触れたい曲は…これも名曲『Go West』です。

そもそも「Go West」というフレーズは、19世紀だったかのアメリカの政治家が、東海岸で建国以来急速に発展し手狭になりつつあったアメリカに危機感を抱き、若者達に西部開拓へ乗り出させるために発した有名なスローガン。歴史的にも大きく意義のあるフレーズで、現在でも事あるごとに引用されてます。
で…、このビレッジ・ピープルの『Go West』は、この有名なフレーズにもう一つの意味を持たせてあります。ビレッジ・ピープルといえば【ゲイ】ですが、ゲイの世界においてアメリカ西海岸というのは…天地なんだそうですw。自分は行った事がないので知りませんがね。
つまり、西へ行こう!→ゲイの世界へおいでという内容を、爽やかに高らかに歌い上げている、一大ゲイソングな訳です。
しかしこの曲、そんなことはさておいて、楽しくていい曲なんですなあ。
こういう曲なんですがね。

『Go West』(ビレッジ・ピープル) by ニコニコ動画

いやもう、実に楽しそうw。見てるこっちが幸せになる映像ですよ。
ボーカルのビクター・ウィリスの野太くてソウルフルな歌いっぷりもさる事ながら、バックで愉快に踊る5人(インディアン、警官、海兵、水道工事、カウボーイ)の雰囲気がたまらんね。インディアンの動きのキレも堪能。
この映像を見ながら、ボーカルはノンケで、後ろの6人は全員ガチホモという事実を思うと…笑えますw。
歌詞の意味も、表面上は真面目な啓発ソングなんですけど、ゲイへの勧誘だと思うと強烈ですねえ。「そこでは平和な人生を送る事が出来る」「解放感に溢れているんだ」「新しい人生を始めるために」とか、いやいやwスゴい歌詞ですよ。
ノンケな自分も、思わず西に行きたくなってしまうくらい素晴らしい曲です。(行きませんけど)


この曲が世に出てから13年ほど経った1993年。ペットショップボーイズがこの曲をカバーします。
ペットショップボーイズといえば、これまた【ゲイ】で有名ですが、ビレッジ・ピープルに対して並々ならぬ敬意を抱いている事もよく知られています。ゲイソングを次々と世界中で大ヒットさせた偉大な先達ですからね。
しかし、ペットショップボーイズの『Go West』は、ビレッジ・ピープルの持つ明るさではなく、なんというか…「ああ、イギリス人だねえw」という大いなる皮肉が満遍なく振りかけられています。嬉しかったんだろうなあ…。
どういう事かは、PVを見ると一目瞭然です。

『Go West』(ペットショップボーイズ) by ニコニコ動画

もうね、ソ連国家を巧みに織り込んだイントロからしてやってくれます。
赤い星が飛んでいった先には、ニューヨークっぽい都会と自由の女神(赤い)。赤い人達は次々と誘導されていく。「西へ」
そう、敬愛するビレッジ・ピープルの『Go West』に、ソ連崩壊の喜びを皮肉たっぷりに上塗りしたのが、このペットショップボーイズの『Go West』なのです。「ざまあみろ!東側の連中め。西へ来いや!」という事ですね。いやあ、イギリスのゲイはやっぱ違うわw。
このPVの妙な下品さもたまりませんね。自由の女神に扮してるのは何故か黒人の姉ちゃんだし、オレンジ色だし、ペットショップボーイズのお二人は相変わらず謎の格好をしてるし、極めつけはクレムリンの映像w。
ソ連崩壊はスゴく嬉しいんだけど、アメリカに対しても多少当て擦ってる感が、いかにもイギリスです。
ちなみにこの曲、アメリカではそうでもありませんでしたが、イギリスやドイツでは馬鹿売れしたんですよ。要は欧州的な発想なんでしょうかね。

で、そういう背景とか気にしない日本人は、これを単なるキャッチーな曲として捉え、巨人の清水のテーマ曲になってたりしましたね。巨人戦で清水が出てくるのを見ながら「清水はソ連崩壊が嬉しいタイプかな? それともゲイの都サンフランシスコに行きたいタイプかな?」と意地悪く考えていたものです。
ま、洗練された曲ですし、キャッチーさを優先するのも構いませんけどね。

ビレッジ・ピープルの果てしなく明るいゲイ賛歌の『Go West』も、ペットショップボーイズのソ連崩壊を皮肉たっぷりに揶揄した『Go West』も、どっちも名曲です。
まあ、どっちに転んでもゲイなんですがw、そういう背景を知っておくと一段と面白い曲であります。
行きたい方は、ぜひ"西"へどうぞ。
2014/10/17 Fri. 05:34 | trackback: 0 | comment: 2edit