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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

遊佐未森・2015・10・29金沢公演レポ・後編 

さあて、こちとらさっきドリンク剤でドーピングしてるから、2時間くらいなら問題無いよ~と待ちかまえていたら、照明の落ちたステージに誰か現れる。一部観客はもう拍手してんだけど、…どう見ても未森さんではないので自分は様子見。
ほどなく未森さん登場。緑系のドレスになんか羽織ってる感じ。拍手しながら自分は、「おお!未森さんもおばちゃんになったねえ!」と、ちょっ笑っておりました(失礼な話だ)。
前回拝見してから16年(10回目)。大きな声では言えませんが、未森さんは自分の姉とほぼ同じ年令のはず。という事は…(以下略)。そりゃあ観客の方々と同様、人生のキャリアを積まれてますからね。30年近く未森さんを追っかけている身としては、こういうのはとても幸せな空間なのですよ。

今回の公演は、演奏とコーラスを務めるサポートメンバーが西海孝さんという方だけ。ギター一本渡り鳥、巧みにギターを弾き、コーラスしたりハモったり合いの手入れたりしてくれます。
さっきググってみましたが、ソロアルバムを1枚出されていますが、いろんなアーティストのサポートをされる事が多い方のようです。確かなプロフェッショナルですね。
未森さんが紹介された時に「歌声が素敵なんですけど、あとで歌ったりしてもらいます」と言われたので、(あ、今日はアレを歌うんだなw)と予測出来ましたw。
この西海さんのギターと、曲によって未森さんのピアノが競演するという、二人だけの構成。これはなかなか乙なもんです。

◎1曲目は『バースデー』(11thアルバム「ECOH」)。
「あら、えらくシブいとこから入ってきたなあ」という感想。これは…誰かのバースデーとかに引っ掛けてあんのかな?と思うも、特にそうではなかったよう。
未森さん自身のエンジンと、ホールをまずあっためる意味合いもあるんでしょうが、上品な佳曲での滑り出しです。
16年ぶりに聴く生歌は、しとやかな印象になってます。

◎2曲目『山行きバス』(3rdアルバム『ハルモニオデオン』)。
イントロ入った瞬間「うわあ!これ来たかあ!」と笑って、大喜びしてしまいました。第1期遊佐未森には欠かせない名曲であり、こういうコンサートでは定番でした。オールドファン大満足。
ノリもいいし愉快な気分になるし、「ああ、遊佐未森のコンサートに来たんだなあ」という気分に浸りつつ、隣りの方に聞こえない程度に口ずさんでおりました。

確かここでMC入ったかな。御挨拶、西海さんの紹介があって、振替になってしまった夏の公演の事など。
自分はその状況はほとんど知らなかったんですが、なんでも当日突然声が出なくなったそうで、来られたお客さんには西海さんが何曲か歌い、未森さんが画用紙に字を書いてやり取りしたという話をされてました。
こうして改めて公演出来る状況であるからこその笑い話ですが、御本人は大変だったんだろうなあ…と思いながら聞いてました。

◎3曲目『地図をください』(2ndアルバム『空耳の丘』)。
何この選曲、オールドファンを殺しに来てんの?w。いやいやいや、トバしてますよ。
♪雲のない青空は~(高く) 風のないこんな日は~(ひとり)
昔とはまた違う、現在の遊佐未森の感触で歌われる『地図をください』も、とてもいいものです。聴きながら、いろいろと当時の事が脳内を走馬灯しておりました。
歌い終わって、未森さんから『地図をください』が自分にとって大事な曲であるというお話があって、「シュワルツェネッガーさんが赤い車を担いで歩いてたCMを当時見てた方は?」と客席に振ってきたので、自分はもちろん諸手を挙げて反応したんですが、客席には見てないという方もわりとおられて、「ああ、ファン層も少しずつ入れ替わってるんだなあ…」と思った次第。まあ当然だわね。

◎4曲目『太陽とアイスクリーム』(8thアルバム『アルヒハレノヒ』)
この曲は副題だからね、歌わなかったらビックリですw。

◎5曲目『海』(8thアルバム『アルヒハレノヒ』)
このコンサートの副題から推測して、『アルヒハレノヒ』から選曲あるだろうなと思っていた通り、ここで来ました。
ここの2曲は、もちろん真夏のコンサートを意識した曲ですが、今はもう自分ですら長袖を着ている季節ですから、なんか…夏を偲ぶような感じになりました。

◎6曲目『poetry days』(18thアルバム『淡雪』)
現時点での最新アルバムからの選曲。ここ数年のアルバムは正直聴き込めてないので、一瞬「これ何の曲だっけ?」と分からなくなりましたw。
未森さんの曲には多そうで案外少ない可愛いノリの曲で、フリまでつけて歌ってらっしゃいます。歌の後のMCによれば、コンサートで自然発生的に出来たフリだとか。
このフリに対して、前から4列目くらいの中央にいるお客さんの反応、返しのノリがすこぶる良い。というか周囲に比べて良すぎる。
「ああ、あの一角はプロの遊佐未森ファンだな」と察知しました。常に見守っている、遠方の公演にも行かれる方でしょう。まあ金沢も新幹線で来れるようになったしな。
昔はああいう感じのお客さんがたくさんいたなあ…と思いつつ、自分はのんびりと聴いておりました。

◎7曲目『安里屋ユンタ』(カバー)
沖縄にコンサートで行かれたとのことで、お客さんにも合いの手を入れてもらおう的な選曲。
なにぶん北陸のお客さんは…沖縄に比べたらシャイだろうなあ…と思いながら合いの手を入れてました。自分は九州長崎県出身ですが、それでも沖縄は異世界だから。

◎8曲目『花は咲く』(カバー)
NHKの東日本大震災復興支援曲で、本来は『We are The Would』ばりに多数のアーティストが一小節ずつ歌ってるものですね。特に好きな曲ではないですけど、NHK-AMを常に聴いている自分にはおなじみの曲。
仙台出身の未森さんも参加されてるんですが、この曲を遊佐未森のフルコーラスで聴けたのは眼福…ではなく耳福でした。初めてこの曲をしみじみと聴きましたよ。響きました。
大勢で1曲を少しずつ廻して歌うより、一人に歌ってもらう方が歌の波動が伝わってきますよね。ましてや未森さんだし。CDにしてくれんかなあ…。

◎9曲目『クロ』(16thアルバム『休暇小屋』)
「うわあ…これを生で聴いたら泣いてまうやろ」…と、嬉しさ9割、危惧1割。猫好き、猫の記憶がある人間にはいろいろとたまらん曲。
現に、1番が終わる頃には自分涙目でしたw。鼻まではすすらなかったけどね。
MCでは、『みんなのうた』に多数のリクエストがあって『クロ』が夏に再放送された話や(日頃TVを見ないので知りませんでした…)、12月に『クロ』などを収録したCDが出ること、そして12月の『みんなのうた』の1曲は遊佐未森が担当する旨の報告がありました(めでたい!)。
すごくいい曲だというアピールだったんですが、歌うと各方面から怒られちゃうんでまだ歌えないという話でしたw。まあ、解禁を待つとしましょう。

◎10曲目『なんでもあらいぐま』(おかあさんといっしょ?)
これもNHKだそうですが、TV見てないので知りませんでした。これも12月のCDに収録されるんだったかな?

◎11曲目『Silent Bells』(シングル)
来ました、アレですw。西海さんに歌ってもらう曲。
オリジナルは遊佐未森&古賀森男のデュエットソングなんですが、コンサートでは何度か…その都度違う男性ボーカルの方(サポートメンバー)と歌われています。
まあ、とにもかくにも綺麗な曲なんで、クリスマスソングとしてもデュエットソングとしても長く支持されてますね。
今までのコンサートでは、男性ボーカルを担当される方は大概…古賀森男的な歌い方だったんですけど、今回の西海さんは実に西海さんの歌い廻しで、それが実に良かったです。ちょっと新鮮な『Silent Bells』になってました。
しかし、この選曲は…本来の夏の公演では予定にあったんだろうか?

◎12曲目『空色の帽子』(3rdアルバム『ハルモニオデオン』)
イントロ聴いた瞬間、悶絶大ダメージを喰らいました。まさかこの曲をやるとは!
ハッキリとは覚えてないけど、『ハルモニオデオン』メインのコンサート以外では、あまり歌ってないんじゃないかなあ。御本人もMCで「すごい久しぶりですね」とおっしゃってたし。
歌っておられる未森さんを眺めながら、ちょっと口を動かしつつ、脳内はあの当時(25年くらい前)にトリップしてました。歌は文化の極み。

◎13曲目『彼方』(15thアルバム『ブーゲンビリア』)。
これ、曲名言ってくれたから助かったw。このアルバムも聴き込みが足りないなあ。そんなだから、3期の細分化が出来てないんだよ。
あと、この近辺は記憶が混乱してて、曲順が前後してるかもしれません。

◎14曲目『オレンジ』(14thアルバム『honoka』)。
この曲も正直「何だっけ?」と考えながら聴いてました。こうやってコンサートに来ると、最近の不勉強を痛感します。

◎15曲目『風の自転車』(18thアルバム『淡雪』)。
これはわりとすぐ分かりました。『風の走る道』は無かったか、残念。
「この曲が最後になります」と言われたんですが、「それは無いな」と思ってましたw。締めには締めらしい曲があるはず。

(アンコール)
◎16曲目『暮れてゆく空は』(3rdアルバム『ハルモニオデオン』)。
『ハルモニオデオン』から3曲目! ちょっとこれは予想外でしたね。『暮れてゆく空は』自体は最後を飾るには申し分ない曲だけども。振替公演という事でサービスしてくれたのかしら。
未森さんもMCで"暮れ空"と略してたくらい、非常に支持されている名曲。自分が今まで行ったコンサートでも、ほぼ歌っていると思います。
「うん、やっぱこれだね」と思いつつ、名曲を堪能。

で、これにて終了…と思っていたら、照明がつかないんですよw。
「照明がついて場内アナウンスが終了を告げない限りはアンコールが続く」…というお約束に乗っ取って手拍子してましたら、お二人再々登場。
未森さんがおっしゃるには「さっきので本当に最後だったんですけど、手拍子やまなくて…」とのことw。まあ、照明つかないとねえ…。

(再アンコール)
◎『青空』(カバー)
何を演ろうか…とお二人が急遽決められたのが、このカバー。いわゆる昭和歌謡であり、かなり古い曲。
♪狭いながらも楽しい我が家~ という、あまりにも有名な歌詞があるやつです。自分はエノケンさんのバージョンで知ってます(CMソングにも使われてた)。
まあ、お客さんの年令層も高いことだしw、これはこれでいいんじゃないかな…というのと、こっちとしてはハプニングにしちゃって申し訳ないのとで、微妙な感じではあったものの、名曲は時代を越える。それなりにつつがなく終了。
お二人がステージから消えたら、今度はさすがに照明がついてw、場内アナウンスも入ったのでスマートに退散。

ロビーに出た時、真っ先に探したのは…今日のコンサートのセットリストでした。
コンサートが始まってから「あ、曲順メモる紙もペンも無いorz」と気づいて、まさかスマホを広げる訳にもいかず、必死に覚えられる限りで覚えてはいたんですが、やっぱり公式発表があれば助かるじゃないですか。
でも、…セットリストは特に発表されてませんでしたorz。まあ、そういう義務は無いけどね。
とりあえずその場をあとにし、そそくさと高速バスが止まる停留所へ。停留所着いて10分もしないうちにバス到着、結構危なかったな。♪バスは富山へと向かって走るよ~
バスの座席で、少し眠いのを我慢してスマホのメールフォームにセットリスト再現開始。
「あれはああで、この曲の前にMCがあって、ここで歌ってた曲は何だっけ?」と考えてましたが、どうしても埋まらんとこがあるなあ…。ブログは分かるとこだけ書いちゃおうか。
…翌日、ツイッターにお手製のセットリストをあげてくれていた方、本当に有難うございます。参考にさせて頂きました。特に曲名、助かりました。
公式サイドには、減るもんじゃないんで出来ればセットリストは公開してもらえると嬉しいですねえ。昔のコンサートのセットリストは未森さんの本の巻末に載ってますけど、コンサート終了後に会場でセットリスト見られるといいんですが。


とまあ、16年ぶり10回目となった遊佐未森コンサートの感想と顛末でした。
16年も経つと、未森さんもお客さんもしっとりと落ち着いた雰囲気ですね。自分もそこに溶け込んでいたんだろうかw。
長年のファンを自認しているとはいえ、こういう機会が無いと聴き返しやおさらいは出来ないですし、「遊佐未森ファンとしての自分」の再確認も出来ました。
未森さんは金沢がお好きですから、またいずれ来られると思うんでその時も…とは思うんですが、今回は平日だったんで休日申請しやすかったのもありますんで、次回も必ず…とはならないかもしれません。接客業は人が休んでる時に働く商売なんで。
コンサート会場で買ってきたピアノ曲集もまだ聴けてない有様ですが、落ち着いたらじっくり聴いて、またメテオ流遊佐未森論を構築していきたいと思います。
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2015/11/01 Sun. 03:31 | trackback: 0 | comment: 0edit

遊佐未森・2015・10・29金沢公演レポ・前編 

結局、そんなには寝てません。目覚ましは昼1時にセットしたのに朝9時過ぎには起きてましたw。子供か。
仕方ないので、多少の読書したり、早押し学園への作問をやったりしてるうちに目覚ましが鳴りましてw、「どれ、準備に入ろうか…」と起動。
着ていく服はこんなもん、CDウォークマンで聴くのはこのCD、どうせパンフとか物販で買うからトートバックは必需だけど、行きはセカンドバックに畳んでいれとこう………あれやこれや。
で、整ったので「ゲーセンで麻雀やってから、高速バス乗るか」と玄関を出たとこで…「あ、スマホの乾電池充電器忘れた…」と部屋に戻って…。そこで「ハッ!」と自分が気付いた事とは!

「…コンサートチケット持っとらんやないかい!!」

アホです。いい年して舞い上がってます。とにかく助かったorz…と思いながら、チケットをウエストバッグにガッチリ収納。有難う、スマホの乾電池充電器、君がいなかったらとんでもないことになっていたよ。

金沢行きの高速バスは1時間に1本、ゲーセン前の停留所に止まってくれます。所要時間もほぼ1時間。
開場6時半、開演7時で、ちょっと香林坊散策もしたいから…昼3時台のに乗ればちょうどいいくらいかな。
麻雀はSリーグ東風戦、3局くらいは出来るかと思ったら、ロースコア、流局、親の連チャンの牛歩展開で3位と途中終了4位。フラストレーション溜まったままバス上の人となります。
バス内では、まず会場となる金沢21世紀美術館シアター21の下調べ。ほう、150人程度の会場か、これは近くで見れそう。グーグルマップで地図上の位置も確認。
で、おもむろにCDウォークマンを取り出して、とっときの遊佐未森CDで自分自身の最終点検へ。
この自作CDは10年近く前に、「全てのアルバムから、自分がそのアルバムで代表的だと思う1曲ずつを抜き出してベスト盤を作る」というコンセプトで作ったもので、一部を除いてセレクトがベタ過ぎて商品にはしにくいだろう構成なんですw。
14枚目のアルバムまでの14曲なんですが、曲目だけ書いていくと…
『Happy Shoes』『地図をください』『暮れてゆく空は』『夢をみた』『シリウス』『一粒の予感』『緑の絵』『Froria』『風が走る道』『ロカ』『エデン』『ポプラ』『ココア』『I'll Remember』の14曲。
作りながら「『瞳水晶』や『レモンの木』を抜いていいんか?」と自問自答しながら、そこはちょっと変化球を通しましたw。
1曲ずつとはいえ、アルバムを順番に脳内で辿れるようになってますから、こういう時には重宝するCDです。
そして……実は各アルバムからNo.2を選んでのCDも作るはずだったんですが、作業は…頓挫したまま完全放棄w。『ふたりの記憶』vs『0の丘∞の空』vs『山行きバス』みたいな抗争を脳内でやるのは不毛過ぎます。『Forest Notes』vs『夏草の線路』、『虹を見ること』vs『たしかな偶然』なんてのも決められる訳ねーだろ。どれも好き過ぎるわ。
………んで、このCDを聴きながら、高速道から見える風景を見つつ…「車窓と遊佐未森は合うよねえ」と思ってました。霧雨と日差しが目まぐるしく変わる天候もあって、空には光芒(天使の梯子)が出まくってましたし。いいね、気分が盛り上がる。
♪バスは金沢へと向かって走るよ~

金沢、香林坊到着。時計は4時半前、あと2時間は猶予があります。
「とりあえず、紀伊國屋書店行って、次に109地下の書店行ってから、その流れで…うつのみや書店本店に行こう」
この思考に、自分が何故独身なのかが凝縮されている気がしますw。
残念ながら109地下の書店は無くなっていたので、うつのみや書店本店からアニメイト金沢店へ流れて(何やっとんねん)、なんだかんだで時間もいい具合に消化してきたので、ローソンで軽く食べ物買って、喰いながら移動。この食事に時間をかけないところも、永遠の独身者たる所以です。『孤独のグルメ』とは真逆の人生。
入り組んだ細い道ばかりの裏路地を、脳内マップだけで美術館そばに出てこれたので、非常に満足しながら入館。

日頃、美術館なんてとこには全く行かないんで、その…あまりにも静かな館内にちょっと気圧されつつ、会場となるシアター21前へ。広い空間にお洒落な椅子があって待合いみたいな造り。椅子には何十人かが三々五々座ってます。
通常、コンサート開場前の待合いはそれなりにザワザワしてるもんですが、なにせ美術館で無音、白くて無機質な雰囲気、そしてちょっと高めの年齢層の客(笑)という条件が揃って、誰も喋らないし物音もほとんどしないという。病院の待合いだっても少しザワザワしてるわ。
仕方ないんで、日頃ほとんどやらない実況ツイートなんかしながら20分ほど。6時半、ようやく開場。
チケットをもぎってもらって、物販台の前に来ると……数人が(買いたいものはあるんだけど、一番ノリに買う踏ん切りがつかない…)という、よくある膠着状態に陥ってるw。あまりにも静か過ぎるし気持ちはよく分かるけど、俺も欲しいものあんのよね。
という事で、自分が物販台につかつか歩みよって…最新アルバムと2年前のツアーブックを一番ノリで買い、買ってなかった2年前のベスト盤も買ってたら、ようやく後続が買い物し始めたw。やっぱ誰かが動くと続くわな。見ようによっちゃサクラみたいな役割だ。
さて、おもむろに中へ入ります。

入っていくと一旦ステージ側に出て、そこから座席傾斜を上がっていくスタイルの造り。結構傾斜角度があるので、収容人数の割に高さがあって、後ろの方は見下ろしになります。
自分の座席はF列の13番………あった、一番右じゃんw。そういや下調べで見た情報に、12列×13座席って書いてあったな。でも座ってみると、小規模ホールなんで一番右といってもそう不利益は無く、角度があるおかげでステージも見やすい。
チケット発売日の朝10時過ぎにLoppiから購入してF列ってのは、たぶんこの公演が振替だからだろうね。前のチケットそのまま使ってる人が多いんでしょう。それか払い戻ししてなくて空席になってるかだな。
客層は…年令がみな高いぞw。若い層がほとんどいない。平日だから仕方ない面もあるけど、現在は遊佐未森に限らず、若い層自体が音楽に入るキッカケが少ないし、コンサートに足を運ぶ文化自体がちょっと衰退してるんじゃないかな。おっさんおばさんは、音楽には金をかける文化(別名・贅沢)を熟知してるからね。
あと、御夫婦で来られてる方が結構いらっしゃるので、女性比率が割と高い。3割は越えてると思う。
そうやってお客さんの人間観察と、しょうもない実況ツイートをしていたら、お、あと2分で7時だ。スマホ片づけて、バッグと買った物販を足元に置いて、そして諸注意の館内放送が入った。照明がスッと暗くなる。
さて! 遊佐未森・ソングトラベル~太陽とアイスクリーム編~(振替公演)の開幕です。
16年ぶりの遊佐未森であります。以下次号。
2015/10/30 Fri. 02:58 | trackback: 0 | comment: 0edit

『風が走る道』(遊佐未森) 

『ロカ』の時も触れましたが、自分の中の遊佐未森論は現在3期に分かれています。(3期もそろそろきちんと分類しなきゃいけないんですがね)
特に第1期と第2期は、思い入れの強い曲が綺羅星の如く揃っております。
第1期は『瞳水晶』『空耳の丘』『ハルモニオデオン』『HOPE』『モザイク』という5枚のアルバム。
第2期は『モモイズム』『水色』『アルヒハレノヒ』『アカシア』『roka』という5枚のアルバム。
ほとんどの遊佐未森ファンは、この10枚のアルバムを語らせたら止まらなくなるんじゃないでしょうか。
今日語りたい『風が走る道』は、第2期の屈指の名盤『アカシア』の冒頭を飾る、遊佐未森ファンしか知らない名曲であります。

この『アカシア』というアルバムが発売されたのは、1996年1月21日。前のアルバムの発売から1年半開いたのは、遊佐未森史上最長の空白期間でした。
この頃は金沢に転勤してきて…1年数ヶ月くらいかな。前の職場でなんやかんや悪戦苦闘していた時期で、おまけに『新世紀エヴァンゲリオン』にドハマりして盛り上がっていた時期でもありw、正直…このアルバムは買ったものの、腰を据えて聴き込める状態ではありませんでした。
暖かくなった頃からちょっと落ち着いてきたので、『アルヒハレノヒ』と『アカシア』の2枚のアルバムをカセットにダビングして、営業車のカセットデッキにぶち込んでじっくり聴きだしたのです。
そういうシチュエーションが良かったのかもしれませんが、この2枚のアルバムは実に気持ちよく聴くことが出来ました。特に『アカシア』の出来の良さはスゴい。第1期の集大成ともいえる名盤『HOPE』のような一本屋台骨が通った構成とは違う、方向性の模索と実験を繰り返しながら自己主張の強い曲を上手く収めた感がたまらん。
その第2期屈指の名盤『アカシア』の冒頭、一気に遊佐未森世界へ引きずり込む役割を果たしているのが『風が走る道』。こういう曲です。


『風が走る道』(遊佐未森) by ニコニコ動画


いろいろ探してみたんですが、ニコ動のコレしか見あたらないんですorz。以前はYouTubeにもあったようなんですが、削除されちゃったんでしょうね。
あんまりデカい事を言える立場ではありませんが、多少音質悪くてもいいんで、やっぱYouTubeにも置いてほしいなあ。特にこの曲はシングル曲ではないんで。
閑話休題、この曲は部屋で聴くよりも、草原でも田園風景でもいいんでスカッと開けた場所を、出来れば夕方に車で走りながら聴くのがたまらんのです。タイトルの通り、風が感じられるような…。
歌詞の内容は決して草原ぽいものではなく、街の中の男女の恋を女性視点で歌ったものですが、要所の言葉のチョイスが実に"風"なんですね。気持ちがいい。もちろん歌詞の恋も気持ちよい内容なんですがね。
そしてもちろん、第1期から遊佐未森を知り尽くしたプロデューサーである外間隆史さんの作曲がね、絶妙としか言いようがない。要所の歌詞がキチンと印象に残るようになってるし、リズミカルかつ静かに始まった曲が、2番の盛り上がりで最高潮に達するのがたまらん。そしてリズミカルかつ綺麗に終わっていく。編曲もスケールでかいし、コーラスの重ねが気持ちいい。
「これは名曲だ、間違いない。『ハルモニオデオン』の『暮れてゆく空は』を凌駕し、『モザイク』の『シリウス』とタメを張れるアルバム冒頭曲だわ」などと、しょうもない事を考えながら、次の仕事先へ向かっていたものです。(なんてお気楽な仕事ぶりでしょう)

こうして『アカシア』というアルバムを真剣に聴きだしてからほどなく、遊佐未森金沢公演のチケットを買うようになります。
遊佐未森のコンサートは福岡時代に4回、そしてこの金沢時代に5回行ってますね。御本人が金沢が大好きという事で、マメに来てもらえるのが幸運でした。
もちろんこの『風が走る道』も生で聴かせて頂きました。なんというかもう…言葉に出来ん。(ブログの役割を放棄した発言) すいません、泣いていいですか…くらいの心境でした。
独特のイントロといい、始まったらドキドキするくらい好きな曲です。
♪夕暮れ飛行機 アスファルトの道を 駆け抜ける
♪光のビーズを キラキラまきながら 空へゆく…


そして、今日から3日後、2015年10月29日。
富山に来てから行くチャンスが無く、おそらく16年ぶりになると思うんですが、遊佐未森金沢公演行ってきます。

【遊佐未森・ソングトラベル~太陽とアイスクリーム編~】(振替公演)、金沢21世紀美術館シアター21、19時開演。

近年の公演は全く追ってなかったんですが、なんでも体調を崩されて延期された公演の振替だそうで、ふとツイッターで遊佐未森情報を見たのがこの公演の販売間近だったんですね。
「これだ! 絶対行かなきゃいけない!」
8月末のチケット発売日、朝10時を見計らってローソンに突入。店員さんがLoppiの感熱レシートを取り替えてるのを目と態度で急かしてどかしw、無事確保しました。
F列というのが、言葉通り前から6列目だと嬉しいんですが、まあ後ろの方でも会えれば、歌を聴ければいいんです。(福岡時代に発売日プレイガイド特攻して最前列を確保したりしていた人間の発言です)
職場にも手を廻して休み確保しましたし、なんやかんやであと3日まで来ました。16年ぶり、そろそろ緊張してきました。
緊張を紛らわす為に、過去のアルバムを軒並み聴いてたりする訳ですが(余計緊張するわ)、やっぱ『アカシア』はいいアルバムだわ。
そして、今これを書いてる間…延々とリピートさせている『風が走る道』は、名曲過ぎて泣ける。第1期までで遊佐未森から離脱した人は、この曲を知らないんだろうなあ(優越感)。
今回、第3期ではなく第2期のこの曲を選んだのは、目前に迫った金沢公演へ向けてテンションを上げるのと、出来れば…この曲を歌ってくれますように…という願いを込めております。

いやまあ、未森さんが元気で歌ってる姿を拝見出来ればそれでいいんですけど。
では、行ってきます。

♪瞳をそらさずに ずっとずっと あなたと見てたい
2015/10/26 Mon. 05:52 | trackback: 0 | comment: 0edit

『ロカ』(遊佐未森) 

いよいよ遊佐未森に触れていきます!………と宣言して『夏草の線路』について書いたのが、2014年8月27日。
…一年間、な~んにも書いてないやないかいorz。いろいろあったのは間違いないけど、ちょっとほったらかし過ぎです。
という事で、遊佐未森の2回目をやりたいんですけど、ここで困ったのが選曲。

「YMOを書く時に後期中期前期からセレクトして書いてるように、遊佐未森も1期2期3期…と書いた方がいいのではないか?」

…ええと、あくまで個人的にですが、遊佐未森については…1stアルバム『瞳水晶』から5thアルバム『モザイク』までを1期、6thアルバム『桃と耳』から10thアルバム『roka』までを2期、それ以降は3期………と区分しています。…あくまで"個人的"にです。(たぶん他の遊佐未森ファンからは「甘い!」とか言われると思う)
だもんで、どっから選ぼうと正直構わないんですけど、自分のブログなんで納得いくように書きたいので、今回は2期から。
で、そこからさらに悩んだ結果、今回のお題に決めたのは『ロカ』。
10thアルバム『roka』の表題曲で、シングルカットもされ、ダイハツのアルトのCM曲でもあったんですが、ファン以外の知名度はありません。

この曲が気に入っているのは…透明感ですかね。
そもそも『roka』というのは、ロカ、濾過の事に他なりません。水を濾してキレイにする行程ですね。
日常の中で汚れて(けがれて)いく自分を、"ロカ"する。説教臭いレベルまではいきませんが、時に人は自浄することで活力を得る…という感じで捉えている曲です。

♪赤いジャムのなかで 泳ぐ夢を見てた
♪鳴らない目覚ましを 抱いたままの私
♪体のなか 透明にする
♪水が必要ね こんな日は

♪世界のニュースから 悲しみがあふれて
♪小さな虫さえも 道に迷っている
♪汚れて(けがれて)いく この日常を
♪強く抱きしめて とかしたい

第1期の頃は"木"あるいは"森"、第2期に入ってからは"海"や"風"といったところに主眼が置かれていた遊佐未森の世界が、その中枢ともいえる"水"に向かい合ったところに、この曲の価値はあると思うのですよ(個人的ね)。
ここまで突き詰めたところで、このアルバムを最後に遊佐未森はEPICソニーを離れて、東芝EMIへ移籍していく(自分がここまでを第2期としている理由でもあります)。

ここらで、どんな曲なのか貼っておきたいとこなんですが、………YouTubeにあるライブ映像以外、どっこにも無いんですよこの曲orz。
ニコニコ動画のアイマスPVも遊佐未森結構あるのに、誰も『ロカ』で作ってない。(いやまあ…理由はなんとなく分かるけども…)
いやいやいや、全国のソラミミストはどうしたのよ。そりゃまあ、他に好きな曲も多々あるやろうけど、『ロカ』のCD音源くらいYouTubeに上げてもいいんじゃないかなあ。
という事で、YouTubeのライブ映像を貼りますけど、この映像…未森さんがえらくはっちゃけていて、透明感溢れるCD音源とはちょっと曲のイメージが違うんよねw。


『ロカ』ライブ映像 by YouTube

アルバム『roka』はケルト音楽をふんだんに取り入れており、レコーディングもアイルランドで行ったんですよね。この映像で未森さんが楽しげに振り回している楽器は、ブズーキというケルト楽器なんです。
自分が行ったコンサートでも『ロカ』歌う時はこのブズーキ抱えてましたけど、ここまではっちゃけてたかなあw。まあ盛り上げ曲ですから観客総立ちになってもおかしくないんです………けど!
この動画に合わせて手拍子してみるとよく分かると思うんですが、この曲は…5/4拍子という特異なリズムを刻むもんで、まともに手拍子する事が出来ません。これだけの盛り上げ曲なのに、観客としてはノリが難しい曲なんです。
そして、それこそがこの曲の特異な印象に直結してるんですね。実に綺麗でノリが良いのに、他に類の無いリズム進行でイマイチメジャーではない。
そして自分は、この曲が大好きなんですよ。テーマもリズムも歌唱もケルティックなコーラスも。汚れた(けがれた)おっさんがちょっとキレイに"ロカ"される気がするのです。
作詞作曲とも遊佐未森、ぜひCDなりダウンロードなりで聴いてみてほしい曲ですね。

この文章を書く為に、アルバム『roka』を引っ張り出して、ヘッドホンで冒頭の『ロカ』を延々とリプレイしているんですけどね。
いろいろ思い出しちゃって、ちょっと感傷的になりつつ…多少若返った気分w。アルバムの帯を見ると、1997年2月1日発売なのかあ……。じゃあ未森さんが金沢でのコンサートで『ロカ』を歌ったのが18年前っすか…。
んじゃあ、何十回もリプレイしてる自分も、キレイになって18年若返るはずだw。この曲にはそういう効果がある(断言)。
2015/08/15 Sat. 06:36 | trackback: 0 | comment: 0edit

『夏草の線路』(遊佐未森) 

さて、遊佐未森です。
いつ触れようか、どうしようかと迷っていた遊佐未森です。こういう、非常に思い入れのあるアーティストをお題にするのは難しいですからね…。
YMOについては、自分が音楽というものを自分の金で積極的に取り込みだしたキッカケになった"神"ですから、いろいろ書きようもある訳ですが、さて…どうしたもんか…。

自分は、遊佐未森のコンサートには都合9回行ってます。近年は全く行けてないのが残念ですけど。
アルバムはとりあえず全部(SONY時代のベスト版は買ってない)、シングルも大半は持っています。シングルB面の曲はアルバム未収録の事が多いし。
ムック本も揃えてますし、プロモ収録のLDだの、DVDだのは持ってます。一時はヘビーローテで見てました。
一応、自分なりの遊佐未森論も持っておりますがw、そんなものをここでダラダラ書いても仕方ないので、さっさと曲に行ってしまいましょう。

『夏草の線路』は、一般人でも知っている人がそこそこいる、遊佐未森の一般向け代表曲の一つですね。確か、先にシングルとしてリリースされ、後に4thアルバム『HOPE』に収録されました。
『HOPE』というアルバムは、遊佐未森第1期(1st~5thアルバムの期間をメテオ的にこう呼ぶw。世間では呼ばない)の中核を成すアルバムで、完成度が高くて捨て曲が全く無い"完全アルバム"。
旅行に出かける時は必ず持参するほど大好きなアルバムで、特急で景色を眺めながらCDウォークマンでこれを聴くのがたまらなく好きなんです。何年か前にリマスタリング盤が出た時に真っ先に買ったくらい、人生の中でも重要な位置を占めるアルバムですね。
その中で、この『夏草の線路』は先行シングルとは思えないくらい、アルバムの雰囲気や流れにピタッとハマっているのです。

まずねえ、イントロがたまらん。このイントロが流れ出すと「来たっ!」とザワザワするんです。
工藤順子さんの歌詞は、相変わらず掴めそうなのに抽象的で、十八番とも言える"僕"と"君"の世界。その最たる曲がこれじゃないかなあ。とにかく情景が見えてくるんですよ。
恋なのか友情なのか、おそらく若干のすれ違いがある二人が旅に出たんだろうけど、やはり離れてしまう。でも心は繋がっているんだ…。そんな解釈でいいのかなあw。まあ、肝は線路なんですよね。
作曲兼プロデューサーの外間隆史さんは、おそらく満を持してこの曲を先行シングルに持ってきたんだろうなあ…と思います。曲も編曲もキレキレに仕上がってます。
このシングルを買ってきてじっくり聴いた時の至福感は忘れませんね。これは名曲になると思いました。
コンサートでも、この曲は大概後半のいいとこに配されてますね。イントロで鳥肌が立つ連中が客席に一杯いるからw。

ここでアイマス動画を先に。

『夏草の線路』アイマスPV by ニコニコ動画

これは力作ですよね。職人さん自らロケして集めた北海道の鉄道映像に、味のある真と雪歩がうまく重ねてある。
歌詞の意味を考えての映像素材収集は素直にスゴいと思います。自分はちょっとトラウマがあって鉄オタの方は基本苦手なんですが、こういう行動力は賞賛したいですね。
アイマス的にも安定の"ゆきまこ"動画です。

もう一つの動画は、遊佐未森本人映像。

『夏草の線路』 遊佐未森、夜ヒットでの歌唱 by ニコニコ動画

もう四半世紀もファンをやってますので、ハッキリ言ってしまうと…遊佐未森という方はTV向きではないです。
下手という訳ではなく(国立音大声楽科です)、声が安定しないんですよね。コンサートでキレキレの生歌を聴いた同じ曲でも、TVでは今一つというのは何度も体験してます。そういう線の細いところがまたいいんですが…。
この映像も、不思議な踊りはともかくw、全体的にあまりキレてない印象です。後半のファルセットは流石の一言ですが。
コンサートよりもTVの方がいろいろ緊張するのかもしれませんね。

一年のいつ聴いても、日射しと草原と線路が浮かぶ曲ですが、夏に聴くのはまた格別な名曲です。
ここ数年、特急で旅に出ることもありませんが、なんとか暇を(金も)見つけて、ちょっと遠出したいですねえ。
もちろん、アルバム『HOPE』をお供に、『夏草の線路』を聴きながら。
2014/08/27 Wed. 02:50 | trackback: 0 | comment: 0edit