09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

直球なアニメ主題歌を望む 

ちょっと軽いおっさんの愚痴を。
今、ラジオ深夜便を聴いてまして(またかい)、午前3時台の特集が「懐かしのアニメソング特集」だったんですけど、選曲が今時珍しい真っ向勝負、変化球が一つも無かったんですよ。

アトム、鉄人、スーパージェッター、リボンの騎士、サリー、アッコちゃん、オバQ(1期)、怪物くん(1期)、ハッチ、ムーミン、アタックNO.1、巨人の星、鬼太郎…。

いわゆるアニメ創生期から数年の間に放送されたものばっかりで、自分が小学生くらいの頃に"懐かしのアニメ特集"みたいな番組が放送されると必ず入っていたメンツ。しかも全て主題歌。
自分もおっさんですが、さすがにリアルタイムで見たものは一つもありませんw。ハッチ以降は…たぶん再放送で幼少期に見てますが(ハッチを見ながらマジ泣きしていた子でした)、あの頃は何が本放送で何が遅れネットだったとか分かんないから、とにかく洪水のようにアニメ特撮を見てましたね。
もう少し時間が経つと、マジンガーやらハニーやらガッチャマンやらが出てきて…自分らの時代の始まりとなるんですが、今日のラジオ深夜便のラインナップは、「ああ、昔やってたアニメ特集番組だ」と懐かしい気分で聴いていました。

で、こういう主題歌を立て続けに聴いていると、歌詞がスゴいなあと感嘆するんですね。
とにかく分かりやすく、歌いやすく、共有しやすい歌詞。
アトムの歌詞は綺麗、鉄人の歌詞は擬音、スーパージェッターは台詞(僕はジェッター、流星号応答せよ)…といった特徴もありますが、聴いただけで番組の内容が把握出来る歌詞というのは絶対的に強い。
これらのアニメが放送されていた頃は、見れる子はほとんどみんなと同じアニメを見ていたはずなんで、ラジオ深夜便でもこういう企画が出来るんですけど、それにしても…主題歌の力が今では考えられないくらい強い。
今、地上波アニメでこういう絶対的強さを持つのって、『サザエさん』だけでしょうね。『ちびまる子ちゃん』『アンパンマン』は歌詞が直球ではないので今回は敢えて外します。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』は現在の主題歌がよく分からん(富山はテレ朝が映らない)。
深夜アニメはともかく、地上波で子供が主に見るアニメであれば、「共有しやすく歌いやすい主題歌」を付けてほしいと切に思うんです。そういう意味ではコナンは失格もいいとこ、主題曲があるのはいいですけどね。
ある世代から、万人が共通して歌えるアニメ主題歌というのは絶えているんじゃないでしょうか。

まあ、こんな事を思うだけで既におっさんなんですけどねw。
カラオケでアニソンを入れると、オタクの集まりでもないのに皆で合唱出来る楽しさ、存続してほしいもんですけどね。
スポンサーサイト
2016/06/12 Sun. 04:44 | trackback: 0 | comment: 4edit

『地球を護る者 CHALLENGE OF THE PSIONICS FIGHTERS』(幻魔大戦BGM) 

キース・エマーソンが亡くなりました。71才だったそう。
今年は洋楽方面からの訃報が自分を直撃しているんですが、このニュースも…ショック大きかったですね。
キース・エマーソンといえば、プログレッシブロックにキーボードを融合させた事でロック史上に燦然と輝く方であり、「エマーソン・レイク&パーマー」(ELP)の活躍は自分が書くまでもありません。おそらく…自分より一世代上の方がよく知っておられるはずです。
ミュージシャンとして素晴らしいだけでなく、楽器を壊しながら弾いたりするパフォーマンスでも有名ですね。やり過ぎて出禁になった会場もあるとか。
自分が洋楽に本腰入ったのは中学生の時ですから、「エマーソン・レイク&パーマー」は既に解散していました。だから聴いたのは後追いですね。
そんな自分に、まず最初に直撃したキース・エマーソンといえば、このブログに定期的に出てくるタイトルである『幻魔大戦』です。

映画『幻魔大戦』の主題歌については、今から5年前のこのブログで書いています。


『幻魔大戦~光の天使~』(2011.02.01の当ブログ)

この記事ももう5年前かあ…。当時はURLの貼り方も知らなかったんで文章だけですけど、『幻魔大戦』と主題歌について思いのたけを書いております。
だもんで、ここでは…「『幻魔大戦』といえば、やっぱこの音楽だよね!」と言うべき、サントラで一番好きな曲を。
クライマックスの火竜との決戦の場面で流れまくる、アナログシンセサイザーの音色がとんでもなくカッコいい曲、『地球を護る者 CHALLENGE OF THE PSIONICS FIGHTERS』です。


『地球を護る者 CHALLENGE OF THE PSIONICS FIGHTERS』 by ニコニコ動画

♪ぱあ~ん ぱあ~ん ぱっぱ~ん
♪ちゃかちゃんちゃん ちゃかちゃか ちゃかちゃかちゃん
…という出だしが印象的な超盛り上げ曲。最終決戦にこういう曲調と音色というのは、当時としたら画期的なことです(というか、この曲が草分けなんじゃないか?)。
当時もサントラをカセットにダビングしてもらって、猿のように聴きまくったんですが、いい大人になってからも復刻版サントラCDで繰り返し聴きました。
とにかくなんというか…気持ちよく希望に溢れた曲なんですよね。アナログシンセサイザーのほわんほわんした音色も実に効果的。アニメ映画の劇伴とは思えねー。
映画の『幻魔大戦』は原作の宗教臭さとは別物なんですが、黙示録とかハルマゲドンといったキリスト教要素が微妙に絡む事もあって、こういう曲調のクライマックスが合うんでしょう。おそらくキース・エマーソンもそこは意識してたんじゃないかな。
んで、動画を見ればお分かりだと思いますが、この曲をバックに展開する映像が…もう強烈にカッコいい。映画としては間延びしてグダグダなんだけど、映像としては最高というね。
キース・エマーソンの音楽、大友克洋のキャラクター、金田伊巧の動画、充実の声優陣、客演陣も美輪明宏、江守徹、穂積隆信と芸達者、金を出すのは角川春樹…、考え得る最高の布陣ですよ。りんたろうがもう少しテンポ良くしてくれたらなあ。
まあとにかく、この曲については…これからも要所要所で聴いて、テンションを上げていくと思います。

それと、5年前に貼れなかった主題歌の画像も貼っておきます。


『幻魔大戦~光の天使~』夜ヒットでの歌唱 by ニコニコ動画

この『夜ヒット』は覚えてますわ。ローズマリー・バトラーが出るっていうんで張り切って見た記憶。
外国人アーティストは口パクも多いんだけど、これちゃんと歌ってるよね。謎の振り付けはアレだけどw。
この方は、有名ミュージシャンのバックコーラスを主にされてるんで、歌唱力は折り紙付きなんよね。歌手としては大成しなかったけど、こと日本においては『汚れた英雄』と『幻魔大戦』で、おっさんの脳裏に残っているのです。
さっき確認のため、アメリカのローズマリー・バトラーのサイトを見てみたんですが、…今でも現役だというのは分かりましたw。アルバムもリリースしてますが、やはりバックコーラスが中心みたいですね。

キース・エマーソンはその後もキーボーディストとして活躍したんですが、実は『ゴジラFINAL WARS』のサントラも手がけてるんですよね。
大変な日本贔屓で(内縁の奥さんが日本人だとか)、ゴジラの音楽をやれる事を大変喜んでいたとか。ええ話や。東日本大震災にあたっては、鎮魂の曲を作ったりしています。
で、実はこの4月に来日して公演するはずだったのですが…。帰らぬ人になりました。
かつてのように弾けなくなったことをはかなんでの、拳銃自殺という話らしいですが、公式には死因非公表。詮索しても仕方ないです。
自分が中学生の時に貪り読んだ『幻魔大戦』。
漫画版を描いた石ノ森章太郎、映画の名シーンの原画を担当した金田伊巧、小説を書いた平井和正、小説の表紙絵を描いた生頼範義…と亡くなられ、そして映画音楽を担当したキース・エマーソンもこの世を去りました。
そりゃまあ33年前の映画だし、それだけ自分がおっさんになったんだという事なんですけどね…。
サントラ聴きながら寝ます。夢の中でサイオニクス戦士になるとしよう。
2016/03/14 Mon. 05:23 | trackback: 0 | comment: 0edit

『マクロス』(超時空要塞マクロスOP) 

昨日からの続きw。一気にやってしまいましょう。今日のお題はOPの『マクロス』。
歌ってるのは同じく藤原誠さんですが、藤原さん特有の格調高い歌いっぷりが奏功している曲だと思います。(オタキングこと80股恋愛の岡田斗司夫が、藤原さんを「何でもオペラみたいに歌う」と評していたなあ…)
重々しいイントロ、シンクロする映像、おもむろに入ってくる「♪マクロの空を貫いて~」という歌声。実に素晴らしい。
テイクオフするバルキリーの映像と「♪目覚めてくれと放たれた~」が重なって疾走感溢れ出し、バルキリーがファイターからガウォーク、そしてバトロイドと瞬時に変形しながらリガードを仕留める映像に、毎回心奪われていたものです。なんてカッコいいんだ!


『超時空要塞マクロス』OP・ED TVサイズ by ニコニコ動画


『超時空要塞マクロス』OP・ED フルサイズ by ニコニコ動画


曲の格調高さとたまらない映像の調和、80年代でも出色のOPだと思います。
まあ、友達の家で数人で見てますから、「♪目覚めてくれと鼻垂れた~」とジェスチャー付きでギャグをかましたりするのも定番でしたけどねw。中学生だからな。
このOP、実はたいらいさおさんが歌う予定で(代表曲『伝説巨神イデオン』の『復活のイデオン』)、レコーディングも済ませてあったらしいんですが、"諸事情"で藤原誠さんになったという逸話があります。たいらさんVerも味があったでしょうねえ。
ただ、結果的には藤原さんの格調高さがピタッとハマったと言えます。

これほど正統派のOPなのに、『超時空要塞マクロス』という話は…いろんな意味で"掟破り"な作品でした。こうなるだろうという、その当時の感覚を破壊したというか。
一条輝という主人公からして、地球を守るとか正義とかいう発想が無く、ミンメイを振り向かせたいという若者らしい煩悩の塊でしたし、ミンメイはミンメイでどうしたいんだかよく分からん、まさにその辺の若い女そのものでした。ちゃんと悩んでるのがグローバル艦長だけというね。
そのグローバル艦長にしたって、ブリッジに女ばかりはべらせてw、ピンポイントバリアーまでも女に操らせる有様。自分ら中学生から「好色艦長」呼ばわりされておりました。沖田艦長の剛健さ、ブライト艦長の苦労など、そういう流れからは完全に離れたポジションでしたね。
監察軍という死に設定、ゼントラーディーとメルトランディーの関係性、アームド01、アームド02という失われる為の設定、デストロイドという軍としてのリアリティを増す為の設定など、今までのアニメには無い怒濤の設定を構築し、そしてマクロス艦内に街があり、ミスマクロスコンテストまでやってしまうという能天気な設定で、見ている自分らの許容範囲を破壊してしまったのですよ。ピンポイントバリアーも面白い設定だったわ。
終盤(27話『愛は流れる』を最終話とした場合ね)、マックスとミリアの件、ゼントラーディーのブリタイ艦隊との和平、エキセドル参謀の『私の彼はパイロット』などで見てるこっちの脳を破壊しながら、ロイ・フォッカーとパインサラダ、輝のスカルリーダー着任など盛り上げておいて、『愛は流れる』の超絶作画最終決戦に至るという…あれはスゴかったわ。デストロイド・モンスターが歩いた時の、見てるこっちの歓声ですよ。
…ま、ミンメイだけが、最後の最後で「輝とはお友達だと思ってたのに~」という、中学生の自分らが見てても最低の発言をかまして株価暴落し、「いいぞ輝、早瀬を選んで正解だ!」と思わせてくれましたがね。ミンメイ=真性のアホ説の完成。
劇場版でのミンメイが、かなり性格を修正されてたのは…製作側もヒロインとしてヤバいと思ったんでしょう。80年代の女っぽいとも言えるけどね。

『ガンダム』や『エヴァ』のムーブメントとは趣が違うかもしれないけど(女性をそれほど巻き込んでないし)、『超時空要塞マクロス』は常識破壊型で、新しい潮流を作り出したムーブメントだったと思います。いわゆる"メカと美少女"時代の幕開けね。
そういうアニメの主題歌が、当時流行ってきていたシンセ音ビジバシの、アニソン畑以外の歌手起用ではなく(タイアップは80年代末から)、羽田健太郎作曲による番組名連呼の格調高い名曲だったというのも、不思議なミスマッチでこっちの心に焼き付いているんです。
この主題歌も含めて、自分にとって『超時空要塞マクロス』は特別なアニメなのであります。

♪WILL LOVE ME TOMORROW
2015/10/05 Mon. 12:47 | trackback: 0 | comment: 0edit

『ランナー』(超時空要塞マクロスED) 

自分が前の職場で働いていた頃、中学生の時に友達が持っていて憧れていた『三段変形バルキリー』が復刻販売されました。
買いましたとも。VF-1J(バルカン2本、一条輝カラーリング)、VF-1S(バルカン4本、ロイ・フォッカーカラーリング)、VF-1A(バルカン1本、マクシミリアン・ジーナスカラーリング)の3機を。いっぺんに全部買った訳ではなく、1機ずつ。特にマックスカラーリングは、後に大阪の"まんだらけ"で見つけたんだけど。
だから、部屋には3機のバルキリーがあるのです。あたしゃ満足だよ。…まあ、アーマードパーツ装備型バルキリーを買い損ねているのは残念だけどさ。
こういう馬鹿な大人買いをさせるほど、自分にとって『超時空要塞マクロス』というアニメは重要なんです。

その『超時空要塞マクロス』の放映が始まったのが、1982年10月3日。そう、今からちょうど33年前の話。
しかし、自分はこの初回放送(第1話、第2話一挙放送)は見逃してます。アニメ誌は読んでたはずなんですが、なにせ日曜日の午後2時という摩訶不思議な放映時間ですから、そんなアニメがあるという意識が無かったのでしょう。
だから、最初に見たのは第4話(放映3週目)の『リン・ミンメイ』の回でした。数人で友達の家に遊びに行ってて、外が雨だったもんで家の中で遊んでたんだけど、友達から「このアニメ、すごい面白いよ!」みたいな感じで見た記憶があります。
この回は、マクロス艦内で遭難してさまよってる輝とミンメイが、宇宙空間に漂うマグロを確保しようとしたりする回。なぜ二人がさまよっているのか…など友達の解説を聞きながら、徐々にストーリーの概要を掴んでいました。
そして、ミンメイのシャワーシーンには解説など必要ありませんでした。中学生だしな。
もう助からない…と諦めた二人が、結婚式の真似事をしている最中にトランスフォーメーションが解除されて、助かった途端にムード吹っ飛ばして談笑してるミンメイに、輝が女の怖さを痛感するという締めだったと思います。
この、33年前の『超時空要塞マクロス』初見の記憶は何故かいまだに鮮明で、いろいろとインパクトがあったんだと思います。シャワーシーンとか。中学生だしな。
マグロを確保しようとする輝を見ながら、誰かが「マグロす!」とか言って大笑いした記憶もあったりする。自分が言ったかもしれないw。
戦闘も無いし、バルキリーもろくに出てこない回だったんだけど、だからこそ「こんなアニメ今まで無かったぞ!」と思ったんでしょうね。
友達の解説でいろいろ補完して、ここから毎週欠かさず見るようになります。

日曜日午後2時という放映時間の為、ほとんどの回を友達の家で見ました。
だから、展開やら場面やらに対して、笑ったりツッコミ入れたりするのが常でした。たまに自分の家で見てると、妙に寂しかったものです。
そういう、2ちゃんの実況板みたいな見方をしていたからこそ、いろいろと印象に残っているのでしょう。
その最たるモノがOPとEDですね。今回は、EDの『ランナー』に触れたいと思います。


『超時空要塞マクロス』OP・ED TVサイズ by ニコニコ動画


『超時空要塞マクロス』OP・ED フルサイズ by ニコニコ動画


TV映像とフルサイズ、どっちの動画もOPとEDが繋がってますんで、どっちにも触れたいんですけどねw。散漫になるんで今回はEDだけ。
上の動画は、TVで実際に放映された映像ですが、なんといっても鮮烈だったのが、この…実写でアルバムをめくっていく演出ですよ。これがアニメ処理ならそこまでインパクトは無かったと思うんだけど、実写のアルバムにミンメイの写真があるというのが、今見てもスゴいと思うんです。単なるミンメイの写真ではなく、輝とのツーショットは実際にストーリーの中で撮られるものだしね。
この映像に被さるのが、名曲と言っていい『ランナー』。
歌っている藤原誠さんは上手いし、曲は安定のハネケンさんこと羽田健太郎さん(お二人とも故人ですなあ…)。静かだけど力強い曲調が、本編を楽しんだ自分らを余韻に浸らせてくれました。
歌詞もねえ、おっさんになった現在改めて聴くと滲みますわ。

♪僕はもう追いかけはしない 君の走る影の跡
♪人は誰も走り続ける ゴールはまだ見えない

まあ、当時の自分らは、
♪今日の次に 何がある~ 「明日!」
♪明日の先に 何がある~ 「明後日!」
…とツッコミを入れてケタケタ笑ってたんですけどね。中学生だしな。
そうやってみんなでツッコミを入れながら、次回予告を待つというのが視聴スタイルでした。このEDに思い入れがあるのは、そういう楽しい記憶があるからだろうなあ。

この名曲『ランナー』、確か最終回だけ藤原誠さんではなく飯島真理が歌うバージョンが流れました。
これはこれで良いモノでしたが、あくまで最終回ですからね。聴くとちょっと寂しい気分が甦ったりします。おっさんだけでしょうけど。
だもんで、動画は貼りません。YouTubeでもニコ動でも簡単に見つかるんで、興味のある方は聴いてみてください。

♪遙か彼方の 光に向けて
♪僕は今も 走り続ける

日曜日午後の気怠い感じが甦ってくる、名曲であります。
さて、…OPにはいつ触れようかw。
2015/10/04 Sun. 05:13 | trackback: 0 | comment: 0edit

『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』(ダーティペアOP) 

【1985年】というのは、自分にとって本当に大事な…思い出深い年でしてね。
阪神が優勝して日本一になった事もそうだし、高校生活満喫もそうだし、自分のパソコンを入手したのもそうだし、伝説の"ライブエイド"を必死に見た事もそうだし、つくば科学万博に行った事もそうだし、なんかもう…ものすごく中身が詰まった回転焼きみたいな年なんですよ。アウシタンだった自分が『ファンロード』を初めて読んだのもこの年だったな。
『Romanticが止まらない』『翼の折れたエンジェル』『天使のウインク』『恋におちて』『ミ・アモーレ』『なんてったってアイドル』といった、今でも大好きな珠玉のヒット曲が軒並み出てきたのもこの年。歌謡曲マニアとしてもたまらんなあ。
強い象徴だった北の湖が引退し、ゴルバチョフとおニャン子クラブという"破壊者"が出てきたのもこの年なんだよね。混沌とした面白い年だったわ。もちろんバブルだったし。
そんで、『ダーティペア』という小説、及びアニメに衝撃を受け、脳みそを焼かれた年でもあります。

今となっては、この作品の知識をどういう順番で仕入れていったのか定かではありません。
おそらく、月刊OUTなりアニメージュなりのアニメ雑誌で『ダーティペア』というアニメが始まるよん…という情報を得たのが最初だろうと思います。
で、高千穂遥の小説単行本『ダーティペアの大逆転』を読んだのか、TVアニメ『ダーティペア』の第1話を見たのか、どっちが先だったかが自信が無いw。『ダーティペアの大逆転』を隣町の本屋で買った記憶はあるんですが、ウィキペディアを見ると…1985年7月発売になってるんだよね。「ああ、これが今度始まるアニメの小説か。読んでみよう」的に買ったはずだと思うんで、発売まもない単行本を買ったことになるなあ。
で、小説が…もう本当に面白くて、何度も読み返しつつ…それで期待を極限まで増幅してTVアニメの第1話を見た…という感じだったかな(書きながら記憶探索中w)。たぶんそれで合っていると思います。
小説としては…こういうSFに開眼した作品ですし、TVアニメとしては…"女性主人公が大活躍"とか"百合的な何か"とか"島津冴子"とか………今に繋がるいろんなリビドーを呼び覚ましてくれた作品ですよ。どうしてくれるんだ(笑)。

ケイの…赤毛にパーマにハチマキで少しボーイッシュな外観と性格、ユリの深青髪にロングで女の子っぽいけど油断ならない性格というコンビネーションは、アニメ史上でも特筆すべき偉大な基本設定でしてね。当時の"アニメマニア"(アニオタなんて言葉はまだ無かった)の男共は狂喜したもんですよ。

自分は先に小説を読んでいたもんで、「ああ、TVアニメの方は大人しいんだな」とは思っていたものの、ケイとユリの衣装とかスタイルの良さとか性格とか、そんじょそこらの男より遥かに強いとこは大好きでしたね。
何話か忘れたけど、ケイが敵の構成員を倒す時に…衣装の上着をガバッと開いて(何もつけてない)、男の目を釘付けにしてからブン殴って倒すシーンがあってですねえ(カメラアングルはケイの背中しか見せてないんだけど)。この、自分が女である事すら最大限に活かす人物描写が大好きなんですよ。こういうのが大人ってもんだよね。
ケイとユリ、どっちが好きと聞かれたら「どっちかと言えば…ケイかな」と答えていたのはこのシーンのせいです、はい。
90年代以降は…こういう当たり前に大人で、自然な肉付きのバトルヒロインというのを生み出せてないよね。
『ふたりはプリキュア』はもちろん若過ぎるし(20才くらいになった二人は見たいけど)、『キディグレイド』は大してエロくない。『ナジカ電撃作戦』『クイーンズブレイド』みたいなネタ系か、『KITE』みたいなアダルト系くらいだわ。

ウチの母親はアニメや漫画に厳しいもんで『ダーティペア』を見るのはいつも苦戦でしたが、7月15日に放送された第1話『コンピューターの殺し方教えます』は、母親が運良く家庭菜園に出払っててガッツリ見れました。
シティのランドマークタワーの制御コンピューターが暴走して手の施しようが無くなり、WWWAの腕利きトラコン(トラブルコンサルタント)である"ラブリーエンジェル"の二人が解決の為に現れる。タワーの関係者は「ダーティペア!…」と、この世の終わりみたいな顔をしてたけどw。
コンピューターの暴走を止めようと奮闘する二人と、それを防ごうとするコンピューターの攻防。台詞が極端に少なく、設定説明もほぼ無いという実に"不親切"な初回なんだけど、自分は小説をあらかじめ読んでいたこともあって躍動する二人にもう夢中w。
二人がついにコンピューターを止めるまでを延々描ききり、止めてどうなった的な締めすらほぼ無い完全躍動回。TVアニメシリーズ全24話では、いまだにこの第1話が一番好きですね。この当時のアニメスタッフは、新しいことやりたくてウズウズしてる人たちばっかりでしたわ。

忘れちゃいけないのが、どっからどう見ても「カッコいい…」としか言い様の無いオープニング。


『ダーティペア OP&ED映像』 by ニコニコ動画

なんと言ったらいいんだろうねえ…。
小説の『ダーティペア』をアニメ化する時に、推測ですが"キューティーハニー"が二人いるような感覚はあったんじゃないかと思うんです。あくまで自分の推測ですよw。
『キューティーハニー』のオープニングのスタイリッシュさは、いわゆる王道のオープニングからはちょっと外れていると思うんですが、そういう異端なスタイリッシュさを80年代の感性で突き詰めたような映像だと思うんです。当時はこれを見て衝撃を受けたし、今改めて見直してもスゴい。
現在40代の(つまり、現役でコレを見た世代の)アニメスタッフの方は、ほとんどこのオープニングのスタイリッシュな洗礼を受けたはずです。
街角のモニターに映り、時に飛び出す二人と、手前を歩く人の群れという対比が問答無用に素晴らしいですよね。

曲とのシンクロという観点からも実によく出来てるオープニングですが、この曲がまた…80年代じゃないと現れなかった曲なんですよね。
80年代のアニメタイアップというのは、ちゃんとした歌手が歌う割に…世界観などアニソンとしても申し分ない曲になっているのが魅力なんですが(『愛をとりもどせ』『キャッツアイ』『タッチ』『真夏のランナー』『想い出がいっぱい』などなどなど)、この曲もその例に漏れません。
『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』中原めいこ。

中原めいこは、この曲の2年くらい前に『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね』というインパクト抜群なタイトルの曲で一世を風靡した歌手。歌は上手いし結構な実力派なんですが、この人もまた正統派のシンガーソングライターとはちょっと外れた感じでしたね。言語感覚が過去に無いタイプで、それを曲に載せるのが巧み。
その中原めいこが、どこまで『ダーティペア』という作品世界を押さえていたのかは分かりませんが、そのオープニングとエンディングを作詞作曲するにあたって…世界観をかなり取り込んでくれた事は確かです。

♪今夜秘密のカジノにおいでよ
♪たまにゃ無謀な遊びに酔いしれ
♪落ちてゆくよな気分は慣れたらこわいよ
♪クセになりそなエクスタシー

この部分は、今でもパチンコ打ちに行く時に脳内でよく流れてますがねw。カッコいい歌詞ですわ。
♪私危険なロシアン・ルーレット…なんてのは、ダーティペアの二人がいかに副作用のドデカい劇薬かをよく表していますよね。
そして、この曲のフルサイズも貼っておきます。


『ダーティペア OP&ED フルサイズ』 by ニコニコ動画

いつだったか…『ときめきトゥナイト』のオープニングの事を書いた時に(4年は前だなw)、放映バージョンとレコードでは違う曲というのに触れましたが、この『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』もそうなんですよね。
1分30秒のオープニングで歌われている歌詞は、実は1番と2番の合成で出来ているので、カラオケで歌おうとするとちょっと違和感があります(歌うなw)。そもそもフルサイズは、歌いだしからして ♪賭けの無い恋などつまらない ですからね。
でもフルサイズの、♪鈍く光ったマグナム抱きしめ 細いラインに電気が走るわ というのはセクシャルな表現でいいよなあ。(だからいじった可能性もある)
中原めいこは、この2年後に…『鏡の中のアクトレス』(気まぐれオレンジロードOP)も生み出すことになります。いい仕事しますわ。

このアイマスPVは、この日の為にずっとマイリスしてあったものですw。実におっさん殺し。


『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』アイマスPV by ニコニコ動画

いやいや、よく作ってありますわあ。見るたびに幸せになる動画ですよ。前を横切る人の群れが全てアイマスキャラクターなのもニヤリと出来ます。
あずさ&貴音のダーティペアはボディーライン的には最適解ですね。どっちがケイでどっちがユリなのかちょっと微妙ですけどw。どっちもボケだからなあ。
まあ、史上最悪の結果を招く二人としては案外いいかもしれません。ダーティペアってのは大人だからいいんですよ。

1985年7月15日、第1回を見た自分は「おおお!これはイイじゃないか!」と浮かれていました。翌日高校で、見た人間同士の感想戦を繰り広げたのは言うまでもありません。
それから一週間後には、修学旅行で東京京都大阪に出発。
つくばから東京へのバス移動の途中、長い車道トンネルを走っている時に「おお!ダーティペアのエンディングみてえ!」と浮かれていたのは自分ですw。田舎の子なんです、すいません。
京都の宿の近くにあった本屋で、ファンロードという雑誌を初めて買ったのも、表紙イラストが『ダーティペア』だったからです(シュミ特がダーティペアだった)。
あの年、1985年というのは『ダーティペア』と密接に関わっている年なんですよ。
高千穂遥、安彦良和、滝沢敏文、土器手司、中原めいこ。
もしタイムマシンが実現するのなら、アナログ放送用ハードディスクレコーダーと、貴重な書籍を詰め込むための段ボール持って、張り切って行ってみたいですね、1985年。

『ダーティペア』放映開始30周年、おめでとうございます。
2015/07/16 Thu. 05:42 | trackback: 0 | comment: 2edit

『Lはラブリー』(The・かぼちゃワイン) 

80年代前半頃の、とある中学校の休み時間。

自分「エルゥ!」
友達「エル!」
自分「エルはラブのエルゥ!」
友達「エル!エルエルエルエル…」
自分「エルゥ!」
友達「エル!」
自分「エルはリップのエルゥ!」
友達「エル!エルエルエルエル…」
自分「こっのおおお唇にいい!燃える愛をのせええてえええ!」
二人「エルはあなたを見っつっめてっるううう!」(ハモリ)

普通、中学にもなったら、こんなアホな事やって遊ぶなんてやらないもんですがw、そういう中学生が実在したんだから仕方がない。
それくらい、この曲にはインパクトがあったんですよね(言い訳)。あの年のアニソンは強烈に粒揃いだったけど、その中核を担う名曲ですよ。

あの頃の少年漫画雑誌といえば、ジャンプがグングン伸びているんだけど、マガジンやサンデーも強力で、チャンピオンもまだ一大勢力だったという時期。まあ幸せな時代でした。ビッグコミックもあったな…『みゆき』のためだけに…。
親戚や友達の家に行けば、何らかの漫画雑誌が転がっていて、そこをきっかけに興味を持った作品は数知れず。友達の家に数人集まったのに、遊びに来た全員が漫画読み出して、友達怒るみたいな事もよくありましたw。
で、この頃のマガジンといえば…『釣りキチ三平』『1・2の三四郎』『胸さわぎの放課後』『あいつとララバイ』『ガクラン八年組』『コンポラ先生』といったラインナップに、『あした天気になあれ』『コータローまかりとおる』が加わってくる感じ。『巨人の星』『あしたのジョー』同時連載という黄金期が終わっての過渡期ですが、80年代の盛り上がりへの準備着々といったところです。
その80年代へ切り込む役割を果たしたのが、1981年連載開始の…三浦みつるの『The・かぼちゃワイン』。単なる人気漫画に止まらず、ラブコメ漫画史においても、漫画女性キャラクター史においても、非常に重要な作品です。
大柄でぽっちゃりした女の子の魅力を存分に引き出したのですから。

サンシャイン学園中等部の2年に転校してきた、バンカラで硬派を志す男・青葉春助。
転校初日、一番乗りで誰もいない学園に登校して、満足げにおにぎりを頬張る春助に、明るくあいさつしながら絡んでくる同級生の女の子・朝丘夏美(エル)。
実は開校記念日で休校だと知ってガッカリする春助に、飼育小屋の世話に来たエルが学校案内を買ってでる。立ち上がったエルを見た春助は「で、で、で、でけ~。ほんとに中学2年かよ!?」とおののくのであった。
…という導入で始まる『The・かぼちゃワイン』。自分にとってのバイブルの一つであるこの漫画、マガジンKC全18巻+番外編2巻(月刊マガジン連載)、全て部屋の書棚に収まっております。押し入れにしまい込んだりしてません!
この漫画の魅力は、エルの中学生離れしたグラマラス体型と、一途な性格と包容力ですけれども、忘れちゃいけないのが青葉春助の意地っ張りな性格と、内心はエルに惹かれているギャップの部分であります。これがあるからこの漫画は、微笑ましい雰囲気を逸脱せずに多くの支持を集めたのです。
以前ニコ動のコメントで、「そうか、この時代は男がツンデレなんだ」というのがあって、なるほど…そういう見方もあるんだなあwと感心したんですけどね。そういう古いバンカラ感覚の主人公に、巨大な母性をぶつけて心を開かせる過程の面白さ。その当時は新感覚な漫画でしたね。
ヒロインのエルの入浴や着替えも適度に入っていて、時折乳首券も発行されるという大らかさも、もちろん高評価のポイントでしたw。昨今なかなか中学生ヒロインは脱がないからね。
また、絵柄の安定というのも評価したいです。1巻の時点で既にエルも春助もほぼ出来上がっており、その後に絵柄の大きな変化が無いというのは地味にスゴいことです。
それで週刊マガジン全18巻、月刊マガジン全2巻の同時連載までやっているんですからねえ。改めて人気を痛感。

それだけの人気作ですから、当然アニメ化されます。
アニメ化は1982年で、『一休さん』終了の後番組という期待のされよう。そしてほぼ2年間、100話近く続いたんですから、そりゃもう大成功ですよ。
主人公の青葉春助の声は古川登志夫が担当。同時期に『うる星やつら』の諸星あたるもやっていたんですが、全く違う性格なのに…それぞれエルとラムへの対処の仕方は似てるというのが面白いですね。(マガジンとサンデーの人気作の主人公を同時にやっていたんだなあ…スゴい話だ)
エルの声は横沢啓子。おっさん世代にはヒロイン級のスター声優ですよね。花村紅緒(はいからさん)、ソフィア(ウラシマン)、佐倉魔美(エスパー魔美)、シータ(ラピュタ)など、文句のつけようも無い経歴であります。
そして、この主題歌が掛け値無しの名曲だったりするわけで。


『The・かぼちゃワイン』OP映像 by ニコニコ動画

このOPを初めて見た時のワクワク感は忘れませんね。「おお、エルが動いてるよ!」というのと、「なんか覚えやすい、いい歌だ」というのもありました。
映像的には、もうバッサリと二人の世界に絞っているのが「よく分かっている」というか、そういう漫画ですもんね。後半サビ突入時の、エルが春助に覆い被さっている図はなかなか刺激的で、毎回ちょっとドキドキしておりましたw。エルは天然のようでいて、存外押しが強いからな。

歌っているのは、かおりくみこという方で、TVやアニメの主題歌・挿入歌、童謡などをたくさん歌われていますが、代表作はこの『Lはラブリー』でしょうね。世界観にピタッとハマる、キレが良いのに甘い歌声です。
伊藤アキラの作詞はもう、さすが大作詞家としか言い様が無い仕事っぷり。
"エル"というのは、大きいとかLサイズとかから由来するニックネームなのに、それを「LOVEのL」「LIPのL」と女の子アピールに使い、そして♪この唇に~と歌詞を繋げていくのはスゴい。さすがはヒロイン心理アニソンの超名曲である『ラムのラブソング』の歌詞を書かれただけのことはあります。(ここでも『うる星やつら』と縁があるのな)
そして、キャッチーな曲を書かせたら日本でも指折りの大作曲家、馬飼野康二による"耳に残る曲"ですよ。代表作?ここに書いたら容量オーバーです。
大作詞家と大作詞家、それぞれのいい仕事による生まれるべくして生まれた名曲といえます。

アイマス動画も貼っときます。

『Lはラブリー』アイマスPV by ニコニコ動画

エルに一番近い体格をしているのは、やはり四条貴音でしょう(169cm)。
動画としては踊っているだけですが、歌の力で楽しく見れるものになっています。
まあ、貴音がエルなら文句無しですよ。

そもそも原作が面白かったのに、良い主題歌付きでアニメ化されたんですから、実に幸せな事です。
おかげで、おっさんになった今でもエルは憧れの存在でありますw。
今でも(LIVE)長く(LONG)好きで(LIKE)見つめて(LOOK)生きているので(LIFE)独り者ですが(LONELY)いろいろと教えてくれた(LISTEN)失いたくない(LOST)幸運の(LUCKY)女性(LADY)です。愛してます。
…ああ、拙い英語力だことorz。
2015/04/05 Sun. 11:46 | trackback: 0 | comment: 2edit

『進め正太郎』or『正太郎マーチ』(鉄人28号) 

健さんの訃報で脱力している時に、追い討ちのようなこの方の訃報も随分堪えました。
知る人ぞ知る大物作曲家が逝ってしまわれました…。

(ここから転載)

越部信義さん(こしべ・のぶよし=作曲・編曲家)が今月21日、脳梗塞(こうそく)と肺炎の合併症で死去していたことが分かった。
81歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻和子さん。

東京芸術大学作曲科卒業。演劇やTV番組の劇伴音楽、主題歌に多く作品を残した。『おもちゃのチャチャチャ』では日本レコード大賞童謡賞を受賞している。
『パーマン』『マッハGoGoGo』『昆虫物語みなしごハッチ』『ジェッターマルス』などの主題歌を作曲した。
また、『おかあさんといっしょ』や『サザエさん』といったアニメ子供番組、『上海バンスキング』『もっと泣いてよフラッパー』『パンを踏んだ娘』といった演劇や人形劇の劇伴音楽も手がけた。

(転載ここまで)


日本のアニメ界における、最初期のヒットメーカーですよね。楽しく高揚感のある主題歌を作らせたらピカイチでした。特に『みなしごハッチ』については、あのトラウマものの内容を感じさせないカッコいいメロディーラインが素晴らしいと常々思っています。
『サザエさん』の劇伴も、基本的に明るくテンポの良い曲ばっかりですし、そういう曲調が好きだったんでしょうね。

この方の曲で自分の一番のお気に入りといえば、何をさて置いても…これです。

2004年版『鉄人28号』ED by ニコニコ動画

横山光輝の傑作『鉄人28号』の中の劇伴であり挿入歌でもあるこの曲。正式なタイトルは『進め正太郎』なんですが、『正太郎マーチ』という言い方の方がメジャーかもしれません。テンポといいノリといい汎用性の高さといい、名曲の極みだと思います。
この動画は、2004年版の『鉄人28号』のEDバージョンですね。2004年版は、OPもEDもオリジナルを大事にしていて好きです(2003年版『鉄腕アトム』のOPはその点最低でしたね)。

スカパー!で、自分が生まれる前の…白黒の『鉄人28号』もちょくちょく見てたんですが、番組内でこの曲にノって長い粗筋紹介をやっていて、「ああ、本当にこの曲で粗筋を紹介するんだなあw」としみじみ思ってました。
「カレカノの"これまでのあらすじ"は、これのオマージュなんだよね」

『彼氏彼女の事情』版の正太郎マーチ by ニコニコ動画

カレカノこと『彼氏彼女の事情』の本編冒頭は、この曲にノって"これまでのあらすじ"から始まるのが常でした。この、カレカノ版正太郎マーチのアレンジも好きですねえ。月野と花野の掛け合いマシンガントークが聞こえてきそう。この曲の為にサントラは買ったんだ。
なまじっかLDで全話揃えてしまったので、今となっては見返す機会が無いカレカノですが、久々に通して見たいですねえ。…ただし19話までだがな(根に持ってるw)。

最近仕事が忙し過ぎて気分が萎えそうですが、とにかくいつも心に『正太郎マーチ』。あのメロディーにノって、気分を奮い立たせていきたいと思います。
偉大なる作曲家に…感謝。
2014/11/30 Sun. 04:32 | trackback: 0 | comment: 0edit

『クックロビン音頭』(パタリロ! ED2) 

鬱陶しい天気、痛い身体、慢性疲労、寝不足、職場のあれこれなど、溜め息の出るような事ばっかりでありますが、夏ですから! ここは一つ………音頭で!
アニソン音頭史上に空前と輝く名作中の名作『クックロビン音頭』です!

☆☆☆「さあみなさん!お手を拝借ぅ!」(パパンがパン! あそーれ!)☆☆☆

小6から読み出した『パタリロ!』がアニメになったのは中学の頃。
好きな漫画がアニメになるんですから、そりゃあもう楽しみだった訳ですけど、中でも興味津々だったのが…劇中ギャグのクックロビン音頭がどうなるか。
そもそもクックロビン音頭は、マザーグースの「だれがコマドリ殺したの」をモチーフに描かれた萩尾望都の漫画を元ネタに、間を持たせたり気分転換をするためのシュールギャグ。そもそも『パタリロ!』には萩尾望都ネタが多く、自分あまり萩尾望都は読んでないのに、それなりの知識を『パタリロ!』で得ましたw。(まあ萩尾望都がいかにスゴい存在だったか分かりますね)
ギャグとしての発想や振り付けのヒントになったのは、ミーちゃん(魔夜峰央)のアシが当時、所属していた劇団でやったコントだと読んだ事があります。

☆☆☆♪誰が殺したクックロビン! 誰が殺したクックロビン!(あ、そーれ!)☆☆☆

『パタリロ!』のアニメは、まず木曜夜7時でスタートします。
その時のEDは、これでした。

『美しさは罪』(フルコーラス) by ニコニコ動画

すげーな、この動画…。タグも何もつけてない作成主の意を汲んで、これ以上何も言いません。
この曲については、もう4年以上前の2010年5月22日にこのブログで触れました。→ 『美しさは罪』(2010.5.22の当ブログ)
当時は動画のURLの貼り方とか知らなかったんで文章だけですけど、書きたい事は書いたかな(だから今回あえて動画を貼ったんですが、ちと刺激がw)。
この世にも耽美な美しい男性同士を描いたEDから一転、土曜夜7時半へ移動し、『ぼくパタリロ!』というタイトルになって、そしてEDが変わりました。

『クックロビン音頭』(フルコーラス) by ニコニコ動画

いやもうね、これを最初に聴いた時の衝撃と歓喜は今でも忘れませんよ。
そもそも"誰が殺したクックロビン!"というだけのネタですからメロディーすら無く、アニメでも序盤は節回しがありませんでした。
途中からようやくあの節回しが出来てギャグとしても定着はしてたんですが、そこからさらに発展して…まさかの音頭フルコーラス化。アニメ化最大の恩恵と言っても過言ではありません。

☆☆☆♪花は爛漫咲き乱れ のどか和やか常春の☆☆☆

歌詞はとても秀逸。原作漫画の言い回しや用語を巧みに織り込みつつ、実に豪華で、かつ音頭として機能してる。そして何より、際限無く楽しそうなんですよねw。
歌っているのは、当時存在した声優バンド、スラップスティック。野島昭生、古川登志生、三ツ矢雄二、曽我部和恭、古谷徹らが在籍していました。曽我部さんはバンコラン役で、他の方は全員タマネギ部隊として番組に関わってました(豪華!)。これにパタリロ殿下役の白石冬美さんがゲスト参戦。
リードボーカルをとる古川さんの軽妙な歌声に、「あ、よいよいよいよいよい!」と素晴らしくノリノリの合いの手を入れる白石さん、「あらよっと!」「こりゃまった!」と縁の下の合いの手を一人で入れまくる三ツ矢さん。芸達者ここに極まれり。

☆☆☆マリネラ一の美少年(あ、よいよいよいよいよい!)☆☆☆

こんな楽しい曲が、ゴールデンタイムのTVから流れ出したらどうなるか?
教室で、部活で、アニメ好きから一般生徒まで踊る踊る踊る。「パパンがパン!」 しまいには授業中の教師まで「誰が殺したクックロビン!」言い出す始末(実話)。
まさか『パタリロ!』がこんなキャッチーな流行ギャグを生み出す事になろうとは、お釈迦様でも気がつかない事態ですよ。
ついには町の盆踊り会場にまで、『ドラえもん音頭』や『アラレちゃん音頭』に混じって堂々と流れ出す始末w。これが流れ出すと違う振り付けやりだすお調子者続出ですよ。
『パタリロ!』が一般層への知名度を得た、最大の要因がこの『クックロビン音頭』でしょう。

☆☆☆それがパタリロ天才奇才 何を仰るウサギさん(こりゃまった!)☆☆☆

ここで楽しい動画を。

『ローゼンメイデンのクックロビン音頭』本家との比較動画 by ニコニコ動画

これはスゴい! 『ローゼンメイデン』のオールキャストによる『クックロビン音頭』の完全再現。始めに真紅が出てきた時点ですでに笑えます。銀コラン、薔薇イヒもいいですね。
再現度を実感してもらうため、あえて単体ではなく比較動画の方を貼りました。力作だしキャラクターの割り振りが完璧ですよ。
また、左側のオリジナルの30年以上前とは思えないかっとんだセンスを見ていただくにもいいと思います。声優さんが豪華過ぎる。

ついでにもう一つ。

『チャージマン研のクックロビン音頭』 by ニコニコ動画

よくもこんなキチガイ動画を!でおなじみの『チャージマン研』動画。これもオールキャスト完全再現です。
♪花は爛漫 咲き乱れ~でジュラル星人が大挙踊り出した瞬間に腹筋崩壊しましたw。いろいろと酷い(褒め)。"キチ"www。
アイマス動画もマイリスしてあるんですが、こういう完全再現動画には一歩譲るので今回はパス。

☆☆☆あの顔 姿 どう見ても(あ、そーれ!)☆☆☆

アニメ終了後、しばらくは漫画でも時々『クックロビン音頭』ネタはあったんですが、次第にフェードアウトしていきました。警察長官やプラズマ一家と同じようにね。
そもそも『パタリロ!』は強い一発ギャグを生み出すタイプの漫画ではないんですが、アニメ化で『クックロビン音頭』が想定外のブレイクをし、一般層にも強い印象を残したのは…まあ良かったんでしょう。
ただ、ミーちゃんはそういうのに拘るタイプではないので、あの知的で洒落の効いた作品世界を作っていき、我々読者も黙々とそれについていったのです。だからこそ長く続いているのでしょうが。

☆☆☆つぶれあんまん(どーしたどーしたぁぇぇ!) まっしらけ~(パパンがパン!)☆☆☆

漫画が生んだ知的シュールギャグを、アニメスタッフが渾身のフルコーラスにした合体技。
今のアニメのEDが、妙にふざけたり遊んだりする事が多いのは、これを見て育った世代がアニメ作ってるからだろうなと推測してます。『美しさは罪』と『クックロビン音頭』は罪深いEDですよ。
あ、これ見て育った世代はこの曲でキチンと身体が動きますんで、お近くの方で試してみてくださいなw。

☆☆☆誰が殺したクックロビン!(あ、そーれ!) 誰が殺したクックロビン!(あ、そーれぇぇぇ!)☆☆☆
2014/08/18 Mon. 14:24 | trackback: 0 | comment: 2edit

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。