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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『美女と野獣』(字幕版)見てきました 

世の中は連休だったそうですが、そんな戯言が無関係な接客業の皆様は激務お疲れ様でした。自分が厚生労働省の役人なら、入れ替わりで接客業の人全員に5月8日から9連休取らすけどね。経済はメチャクチャだろうけどw。
自分も通常の休日はありましたが、連休何それおいしいの?くらいな感じで仕事をしておりました。その休日も、あえて混まない映画を見に行ったくらいで(後日書くよ)、あとは身体を休めておりました。
で、連休中は絶対混んでるから避けていた映画『美女と野獣』、満を持して5月8日に行って参りました。

『ララランド』『モアナと伝説の海』の時も書いたように、1991年のディズニーアニメ『美女と野獣』は映画館に見に行きました。
『リトルマーメイド』あたりから始まったディズニーアニメの快進撃を決定的にした名作。モチーフとなったジャン・コクトー版の『美女と野獣』を完全に過去の物にし、『美女と野獣』といえばコレという評価を得て、当時長編アニメーション賞が無かったアカデミー賞の作品部門で優秀賞5作品に入った、歴史的な映画であります。
自分も大変気に入って、サントラも買ってよく聴いてましたし、LDもDVDも買って家で鑑賞もしてました。コレと『アラジン』を抜きに90年代は語れないです。
故に、今回の実写版はどうしても"字幕版"で見たかったのですよ。繰り返し見て、サントラで聴きまくったフレーズを、いきなり日本語にされても萎えるので。
富山市三大シネコンで、『美女と野獣』の字幕版を上映するのはファボーレ東宝のみ。『シング』もそうだったけど、なぜ字幕版を見たい客層を無視するんかね? 腹立つわ。
で、『美女と野獣』の上映が始まってから、ファボーレ東宝のタイムスケジュールをちょくちょくチェックしていたんですが、意外なことになってましてね。
上映開始当初は"吹替版"の方が回数が多く、時間が上手く合わなかったので、4月27日は『攻殻機動隊』を見に行き、5月4日は混雑を避けて…ある映画を見に行きました。
で、5月8日に備えてタイムスケジュール確認したら…"字幕版"の方が回数多くなっているんです…。
調べてみると、全国あちこちで「吹替版より字幕版の方が客が入っている」という現象になっているようなんですね。天下のディズニーですから、吹替版の出来が悪いということは無いのですが…。
推測ですが、1991年版『美女と野獣』を字幕版で見た人は多く(当時は吹替版を並行上映とか無かったし)、その後のソフトでもバカ売れしたVHSやLDは字幕版が主で(吹替版もあったけど)、DVD版で初めて吹替版音声が同時収録でしょうから、あの主題歌や劇中歌の数々は英語じゃないとイヤだという人は結構いるんじゃないでしょうか。
全くの新作なら、『モアナ』みたいに田舎は吹替版だけ見とけ!みたいなノリでも不満は小さいでしょうが、ただでさえ見た人が多い『美女と野獣』では、今までとは違う傾向になったのでしょう。今まで吹替版オンリーだったイオン系シネコンも、急遽字幕版をやり始めたそうです。
となると、数年内にディズニーが予定している『ムーラン』や『アラジン』などの過去作実写化についても、字幕版の要望が高くなるのではないでしょうか。
ま、おかげで見やすい時間帯に字幕版が見れた訳ですけどね。

ファボーレ東宝到着、券売機で前から3列目真ん中を確保。
1日6回上映の字幕版ですが、自分が見る回だけ少し小さめの小箱になってます。平日昼間だしまあ仕方ない。
パンフレット買って、時間待ちのうえ入ります。観客は10人、男は3人。


(ここからネタバレですが、ストーリーは1991年アニメ版そのままです)

ディズニーおなじみのシンデレラ城アイコンを映したまま、画面がスッと手前に引いていくとバラが現れて、あの…アニメ版の開始時と全く同じBGMが流れ出すんです。ここで鳥肌立ちました。もちろんナレーションも入ります。
ある城の傲慢イケメン王子が豪奢な舞踏会を開いているところへ、老婆が現れて「寒さをしのがせてくれたら、一輪のバラを差し上げます」と願うが、王子は笑って拒絶。
老婆は実は魔女で、城と王子と使用人らに呪いをかける。バラの花びらが全て散る前に、誰かから愛されなくてはならない。さもなくば王子は永遠に野獣のままとなる…。
とにかくね、この冒頭の舞踏会からして金かかってますよ。キャストもセットも補完するCGも。画面に圧倒されます。邦画の漫画実写化が恥ずかしくて溜息が出るレベル。
また、この舞踏会は2回目以降のリピーターには違う面白さがあるでしょうね。誰がどこにいるのか確認するのが楽しそう。
んで、場面転換してのベル登場。ベルや村の人が歌い継いでベルの人となりを歌い上げていく、アニメ版でも屈指の名シーン。
これもねえ、セットといいキャストといいスゴい出来です。アニメ版の…図書館でハシゴに乗ったベルが滑らかに移動するシーンはありませんでしたが(そもそも本が少なかったw)。
ベル役のエマ・ワトソンは、確かに聡明だけど美人過ぎないかと思ってましたが、歌も頑張ってるし、外見しか見ないガストンが惹かれるんだから美人でもいいかと。
そして! そのガストンが今回の映画の白眉!
アニメ版でも存分に脳筋で姑息なアゴ割れっぷりでしたが、ルーク・エヴァンス演じる実写版ガストンは惚れ惚れするイケメンなんですよ。恐ろしいまでにカッコいい。
その…アクが強いを通り越した外見で、俺様っぷりを見せつけてくれるガストンは、アニメ版から抜け出してきたというか、アニメ版以上にガストン。とにかく人の話を聞いてないw。
野獣のいる城に乗り込むべく、民衆を煽動するガストンもカッコよく、スピンオフを一本作ってもいいくらいでした。
そのガストンの傍らにいつもいて話し相手になるル・フウも、ほのかな同性愛者でガストンに惚れている設定が加わったことで、コメディリリーフとガストンの理解者を兼ね、要所で楽しい演技を見せてくれます。
この二人が強烈過ぎて、ベルの父親とかその他の村の人が印象薄いですけどw。

さて、野獣の方は…さしてケモナーでもない自分が普通に見れるレベルの実写キャラクターになってます。この辺はさじ加減難しいだろうねえ。恐い時と愛嬌ある時も表現しなきゃいけないし。
次第にベルと打ち解けて親密になっていく表現はよく伝わってきましたし、アニメ版での小ネタも(スープ皿に顔突っ込んで汚れるとか)しっかり入ってました。
二人だけの舞踏会のシーンは、アニメ版に比べると少しあっさりしてる印象でしたが、それで評価を下げるものでもありません。
野獣が王子に戻るシーンも、野獣が宙に浮いて光に包まれていくという…アニメ版の演出をしっかり踏襲していて、思わず「おおっ」と嬉しくなってしまいました。
直後に来る、この映画最大の苦笑いポイント…"王子よりも野獣の方が良かった気がする"というアレも、アニメ版に比べたら落差は小さくなっています。王子はイケメンで、改心した様子が伝わってきますしね。
野獣に仕える使用人の方々はもちろんCGで、時計、燭台、ポットなど、アニメ版と同じ役回りをこなします。
この使用人達が奮戦して乗り込んできた村人を撃退し、その直後に……最後のバラの花びらが落ち、動かない家具になっていくシーンは、オチを知っているのにちょっと泣きそうになりました。
呪いが解けて人間の姿に戻った使用人達も、なかなかよくキャスティングしてあったと思います。
しかし、CGなどのテクノロジーの進化はスゴいねえ。

アニメ版と比べて改変してあったとこに少し触れると。
まず、村と城の位置関係が近くなっているようです。アニメ版はやたら遠そうでしたが、今回の映画ではそんなに遠くない、本来は城下町だったという感じで描かれています。
あとは魔女ですね。群衆に紛れて城に入り込んだ魔女が、クライマックスで大きく関わります。違和感はありませんが、ずっとそこにおったんかい!というツッコミはしたくなります…。
魔女は何のために傲慢な王子の城に行き、王子を呪いにかけたのか。そこは全く語られませんが、魔女の思惑が気になるところです。
細かいとこだとベルの母親のエピソードだとか、父親のキャラクターが細かくなっただとか、実写化に際して補強されてるとこはあります。ル・フウもそうですね。

物語は古典ですが、それを細部までこだわって実写化し圧倒的に迫ってくる。横綱相撲です。
アニメ版に思い入れがあれば、その再現っぷりに感嘆すればいいし、聴き慣れた曲の数々を堪能すればいい。
全くの初見でも、豪華な演出と王道のラブロマンスを楽しめば良い。序盤中盤終盤、隙が無い。
自分は字幕版しか見ませんが、吹替版のキャストも話題作りとか一切無い実力派揃いで、そっちを見ても大丈夫。
ここまで真ん中の王道なのは、近年珍しい気がしますね。そりゃあ興収快調だわ(現在70億突破)。

おそらく6月から7月も上映されていると思いますから、モノは試し、御覧になってみてはいかがでしょうか? 自分はあと1回見ておこうと思ってます。

♪Tale as old as time
♪Song as old as rhyme
♪Beauty and the Beast
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2017/05/10 Wed. 09:11 | trackback: 0 | comment: 0edit

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