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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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追い込み馬、サクラチトセオーの思い出 

数日前ですが、いぶし銀の競走馬だったサクラチトセオーが亡くなりました。享年24。
個性派で好みの馬でもあったんですが、何より自分の馬券購入史上でも一、二を争う会心の読みが出来たレースの勝ち馬として印象に残っています。

名種牡馬トニービンの初期の代表馬の1頭であるサクラチトセオーは、能力は非凡なものを秘めていたんですが、性質、体質、そして主戦騎手である小島太のなんともいえない豪腕もあって(遠回しな表現)、クラシックには全く縁が無いまま古馬となります。
古馬になってからは、先行すると脚が保たない体質を考慮して追い込み専門となります。これが当たって重賞も制し、G1に顔を出す存在となりますが、そうそうG1は勝てるものではありません。安田記念でハートレイク相手に怒濤の追い込みを見せたもののハナ差の2着に敗れた時など…、(敗因は小島太じゃねえの?)と密かに思ったものですw。
この時の印象が、後の予想に繋がります。

1995年、秋の天皇賞。
当時はもう金沢に住んでましたんで馬券は買えないはずだったんですが、会社の同僚が実家の名古屋に行く用事があるんで馬券買うとの朗報w。もちろん委託して買ってもらうべく、本気モード予想を練ります。
この秋天の最大の話題は、故障の癒えたナリタブライアンの復帰戦という事でした。3歳時に三冠+有馬を制し、休養明けの阪神大賞典も圧勝した怪物。そのまま春の天皇賞も圧勝するはずが、まさかの故障(股関節炎)。
ナリタブライアン大好き(今でも好き)の自分としては、ぜひとも良い復帰戦を飾ってほしかったのですが、本気の予想となると話は別。『ナリタブライアンをどうするか?』が大テーマになります。
もちろんブライアンが完調なら、迷う事無くブライアン軸のヒモ探しになるんですが、疑問だったのはブライアンの故障が"股関節炎"だったことです。これが骨折なら繋がれば元通りになり、トウカイテイオーのように勝利と骨折を繰り返す馬もいたりします。しかし炎症ってのは、完治というのが分かりにくい、走れるようになっても本調子に戻すのが難しいものなんじゃないかな…と思案。
それとオカルトですが、秋の天皇賞は1番人気の馬が沈むというジンクスがありました(近年はそうでもない)。シンボリルドルフ、オグリキャップ、メジロマックイーン(降着)、トウカイテイオー、ビワハヤヒデなど、綺羅星のごとき名馬が何故か勝てなかったレース(サイレンススズカもね…)。そのジンクスは今回も生きるのではないか。
「よっしゃ! ナリタブライアンは来ない。それを前提に予想しよう」

ブライアンを切って、発表された枠順を凝視しながら、東京競馬場2000mのシミュレーションを考えます。
内枠は有利、馬場は広い、直線が長い、どの馬が先行に来て、どの馬が後方待機するか、そもそも距離は大丈夫か、左回りはこなせるのか、天気はどうか、馬場はどうなるか、騎手の特性は馬に合うか………。結果、一つの仮説にたどり着きます。
まず、1枠2番にいるジェニュインが内枠有利の定説通りにスタートから先行する。ジェニュインは皐月賞馬なんで距離的に一番合っているのが2000m前後だろうし、そのまま前残りする実力はある。ダービーも好走したジェニュインが菊花賞に行かずに秋天を選んだのは、陣営が中距離に自信を持ってるからだろう。そして騎手は岡部、先行させたら崩れないはず。
で、ジェニュインの相手になる馬を考えていくと、1枠1番のサクラチトセオーが気になる。しかし、追い込みのチトセオーにとって1枠1番の最内枠は逆に不利。で、一旦は消したものの、安田記念ハナ差2着の事を思い出しまして。
「そういやあれも東京競馬場か。馬自体の力はあるんだから、長い直線は有利な材料やね。馬場も広いから小島太の荒っぽい騎乗でも、すんなり追い込めるかもしれんねえ…」
まあ、ブライアンが勝たない時点で荒れる秋天になる訳だし、こういう決着は大いにあるだろう…と腹を括って、同僚に馬連1-2を委託。ジェニュインとサクラチトセオー、どっちが勝者になるかまでは考えてませんでしたが、追い込みが決まればチトセオーかな…とは思ってました。

結果、まさに会心の読み。1着サクラチトセオー、ハナ差で2着ジェニュイン。
いつもこんな読みが出来るのなら苦労はしないんですがw、これはブライアンが復帰戦として秋天を選んだ故に起こった奇跡だと思います。ブライアンのファン故に取捨選択を正しく出来ましたし。やはり炎症は骨折とは違った。
そして、脳内シミュレーション通りにきっちり動いてくれたサクラチトセオーとジェニュインには感謝感謝でしたw。

結果的に、この秋天がサクラチトセオー唯一のG1という事になりました。小島太がほどなく騎手から引退した事と合わせ、よく出来たドラマのような印象でしたね。
ドラマチックな実力派追い込み馬、サクラチトセオー。自分の会心の読みを実現してくれて有難う。お疲れさまでした。
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2014/02/05 Wed. 05:44 | trackback: 0 | comment: 0edit

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