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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『世迷い言』(日吉ミミ) 

子供の頃には、時々『回文遊び』をやってました。ええ、昭和の子供ですw。
よく、学年誌のページや付録なんかに回文が載ってて、それをアンチョコにしながら友達同士で、時には先生も巻き込んで遊んでました。
当時スタンダードだった回文で長めのヤツと言えば…「軽い機敏な子猫何匹いるか」「宇津井健氏は神経痛」ですかね。自分は…せんだみつおが言っていた「ヘアリキッド、ケツにつけドッキリアヘ!」というのが好きでしたね。
その後は、麻雀やってる時の、河の捨て牌での「トマト」や「新聞紙」で自虐的に遊んでるくらいでw、回文なんか滅多に触れない大人になりました。
でも、大人じゃないと意味が分からない回文というのもあるんですよね…。

かつて、日吉ミミさんという歌手がいました。
とは言っても、自分くらいの年令だと…御本人を見る機会はあまり無くて、歌番組にもそれほど出てこない印象でした。
じゃあ何で知ってるかというと、この方の歌声が非常に独特で、モノマネ番組の定番ネタの一つだったんですよね。森進一、菅原都々子、日吉ミミは必ずモノマネされていたもんです。
『男と女のお話』という、日吉ミミさん最大のヒット曲の歌い出しですね。独特の高音で投げやりに、♪恋人に ふられたの よくある話じゃないかあ~………と歌うのがデフォでした。
ただ、モノマネにされるほどインパクトが強すぎたのが良くなかったのか、自分が歌番組を見る頃にはヒットには恵まれていなかったようです。

そんな日吉ミミさんが、『ムー一族』という怪ドラマに登場します。
『ムー一族』といえば、久世光彦プロデューサーの伝説の大仕事。郷ひろみ、樹木希林、左とん平、由利徹、細川俊之、たこ八郎…といったアクの強いキャスト。型破りな演出。最終回が生放送ドラマだった事も忘れてはいけません。
その劇中曲として、酒場で日吉ミミさんが毎回歌うのが『世迷い言』。

正直な話、この当時はほとんど気にしてませんでした。なんせまだ小学生でしたからw。もちろん『林檎殺人事件』を待ちかまえてましたよ。
ただ、この『世迷い言』は親類など周囲の大人のウケが良かった。よく口ずさんだり、印象的なフレーズを引用してましたね。
時は流れて、小学生だった自分が何故かおっさんになってしまったんですがw、そうすると…この『世迷い言』がメチャクチャ沁みるんですね。
「ああ、道理でみんな口ずさんでいたんだなあ…」と納得して、自分も口ずさむのです。
♪世の中馬鹿なのよ~

この曲は、かの中島みゆき作品ではあるんですが、大変珍しい事に作詞は別の人が担当しています。その作詞家は、巨星・阿久悠。「この組み合わせがあったのか!」と、大人になってから知った衝撃の事実です。
詞の内容としては、ダメな男を突き放しているようで実は待っている女が、そんな自分を自嘲しながら呟く一言が「世の中馬鹿なのよ」。
雰囲気があってちょっと哀しい佳曲なんですが、サビで強調される…

♪上から読んでも 下から読んでも ヨノナカバカナノヨ

…という歌詞が絶妙。「世の中馬鹿なのよ」という回文が際だつようになっています。だから、この曲を聴くとこの部分がバッチリ頭に残ります。
回文としてよく出来ている「世の中馬鹿なのよ」は、ちょっと疲れた大人が自嘲しながら呟く一言としても最強なんですよね。これは子供には分からない。
それにしても阿久悠の仕事は凄過ぎる。

ここで、画像なり曲なり貼ろうと思って、YouTubeとニコニコ動画を探してみたんですが、…無いんですよ。
いや、素人が"歌ってみた"とかの動画はたくさんあるんですが、肝心の日吉ミミ歌唱の『世迷い言』、あるいは中島みゆき歌唱の『世迷い言』(セルフカバーしてる)が全く無いんですね。
唯一、ニコニコ動画の昭和歌謡ばかりのBGM動画の中に日吉ミミVerを発見はしたものの、70分以上の動画の中の1曲ですから…さすがにねえ…。
アップロードする人が足りないのか、すぐ削除されるのかは分かりませんが、この名曲が上がってないのは悲しいです。
それでも、とりあえず歌は聴いてもらいたいので、この方にお出まし願います。

『世迷い言』(初音ミク) by ニコニコ動画

下手な素人よりは、初音ミク先生の方が頼りになります。歌い方もよく調整されていて、なかなか味わいのある動画です。
昭和歌謡の典型的な"待つ女"ですが、やはり最後の「世の中馬鹿なのよ」が絶妙なんですよ。
しかし、動画の再生数からすると、やはりマイナーなんかなあ…。

日吉ミミさんは2年ほど前に、60代の若さでお亡くなりになられました。昭和がまた消えたなあ…と思ったものです。
もう、モノマネ番組で日吉ミミの真似をする人もいないでしょうし、この曲を聴いてしみじみしているのも…おっさんばかりでしょう。
しかし、このよく出来た回文「世の中馬鹿なのよ」というのは、いつの時代になっても真理だと思いますよ。いろんな場面で呟いてみてください、きっとしっくりハマります。

♪上から読んでも 下から読んでも ヨノナカバカナノヨ
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2014/02/23 Sun. 04:36 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

「宇津井健氏は神経痛」「ヘアリキッドケツに付けドッキリアへ」
この回文を思い出して検索してこちらを見つけました。
これは番組改編期にありがちな、新番組紹介のスペシャル番組で
伊東四朗が言っていた記憶があります。
元祖はせんだみつお大先生だったんですね!

林檎殺人事件、遠足のバスの中で歌いましたよ^^

昭和の少年 #- | URL | 2014/05/04 02:51 * edit *

>>昭和の少年様
遅くなりましてすいません。コメント有難うございます。
自分も、せんだみつおがTVで言っていた記憶はあるんですが、元祖かどうかは自信ありませんw。伊東さんもいかにも言いそうですねえ。

あの頃の子供は、TVが楽しくて仕方なかったですからね。バスの中でも流行歌ばかりでした。
「昔は良かった」と言うのは、自分らの役目ですねw。

メテオ #- | URL | 2014/05/05 11:10 * edit *

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