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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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歴史に脚色はつきもの 

歴史は果てしなく面白い実録ドラマであります。どんな脚本家でも書けません。
ただ、当事者や後世の語り部が"脚色"する事はよくありまして、どこまでが真実かを線引きするのは難儀な話であります。
また何故か、"脚色"された部分はよく知られているんですよねえ。それで印象深くなり、ドラマ性が高まる事が多いからでしょうけど、言い出しっぺは鼻高々でしょうね。

(ここから転載)

Q.真相・真実を知ってがっかりした日本史の逸話・エピソードを教えてください(複数回答)。

1位 沖田総司は実はヒラメ顔で、決して美形ではなかった 28.0%
2位 上野の西郷隆盛像は、本人がモデルではない 24.1%
3位 板垣退助は刺された時に「板垣死すとも自由は死せず!」なんて全く言っていない 14.6%
4位 上杉謙信が武田信玄に塩を送っていたのは、従来からの商取引というだけ 12.9%
5位 福沢諭吉「学問のすゝめ」の「天は人の上に…」で始まる冒頭文は、平等主義を訴えたものではない 11.9%

(転載ここまで)


がっかりする必要は無いんじゃないか…と思う事柄ばっかりなんですが、やはりそこにシビれる憧れる人が多いって事なんでしょうね。
特に、1位になってる新撰組関連は虚構が多く、90%は司馬遼太郎と子母沢寛が作り上げたイメージです。そこにまた多くの作家、あるいは漫画家がイメージを重ね塗りしていって、現在愛される新撰組像が出来上がった。日本史の中でも出色のイメージ優先団体だと思います。自分は戊辰戦争の会津は好きですが、新撰組は割とどうでもいいというスタンスなんでw。新撰組で好きな隊士も皆無だし。
これに匹敵するのは、かのドラキュラ伯爵と、水滸伝の梁山泊の百八人くらいかな。ドラキュラ伯爵も梁山泊もモデルはいても基本は小説ですからいいんですが、実在団体の新撰組の神格化は異様ですよね。

赤穂四十七士も虚々実々が折衷されてはいますけど、きっかけと事件そのものは不動の記録がありますからね。浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけて切腹、赤穂浅野藩は改易、そして討ち入り、浪士切腹。この事実の隙間を埋めるのが脚色と創作で、ウケたらそれが引き継がれていって、どんどんエピソードが増える。
『忠臣蔵』がいつの世も愛されるのは、事実と脚色のバランスが絶妙なんでしょうねえ。そこがキアヌ・リーブスには分かってなかったんだわw。

歴史に接する以上、「ああ、これはウソだわw」とかいうのも楽しむのが一番いいと思います。学者さんは真実を求めるでしょうけど、ほとんどの人は"楽しくなければ歴史じゃない!"くらいが丁度いいかと。
上記の3位なんか、昔、中学生相手の夏期講習とかで社会の授業をした時によくネタとして使ってました。「刺された時にこんな事叫ぶやつはいないよねw」とかいう感じで。
承久の乱で鎌倉方が動員した兵力20万、北畠顕家が奥州鎮守府から尊氏討伐に動員した兵力20万など、まともに考えたら兵站が破綻するような数字も、まあそれはそれでw。そう記録させるインパクトはあったんでしょうし。
『古事記』や『日本書紀』みたいに、ある方面に都合良く書かれた歴史書なんかは、得をしている人を推察する楽しみもあります。まあ、執筆時に集められたであろうそれまでの歴史記録が、長野五輪の裏帳簿のように焼却されたんだろうなあ…と惜しむ気持ちの方が強いですがw。
完璧超人すぎる坂上田村麻呂、世界三大美人に祭り上げられている小野小町、逆襲の天神様こと菅原道真、人間湯沸かし器こと平清盛…みたいなアレな伝承も、自分は好きですけどね。
ただ、嘘八百の著書を書いて自分をプロデュースしたエセ剣豪の宮本武蔵は大嫌いです(個人の感想です)。ありゃあ詐欺師だ。宮本武蔵の真相を暴露すると武蔵信者が出版社に怒鳴り込んでくるという話もありますし、現代に至るまで胡散臭い存在ですね。

語り継ぐのも記録するのも人間ですから、脚色は絶対に入ります。
沖田総司は美形で凄腕で結核持ちじゃないとサマにならないし、上杉謙信は清廉で不犯で毘沙門天の化身じゃないともう納得してもらえないんです。(謙信には女性説もあるけどね)
記録がしっかりしてる昭和以降ですら、白洲次郎とか三島由紀夫など脚色が入り始めてますし、こういうのは避けられないんでしょう。
出来れば、見抜ける目を持ったうえで脚色を楽しみたいなあ…と思います。鵜呑みにはしない心がけで。
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2014/03/06 Thu. 05:16 | trackback: 0 | comment: 0edit

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