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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『大戦略FM』(FM-77ディスク版) 

今回は、ちょっと長い前置きから書きますね。
80年代の8ビットPCの時代は、意外とシミュレーションゲーム(SLG)が幅を利かせてました。ヒット作も多数出ましたねえ。
なにせ、CPUの処理速度もアレだったし、RAMも16KBあれば御の字、グラフィックなんて呼ぶのもおこがましい…ただの色付き線画という時代ですから。
あの頃のパソコン(あるいはマイコン。中にはパーコンという呼び方にこだわってる方もいましたw)なんてのは、素人がBASICなんぞでプログラムが出来る代わりに、価格に比べてのポテンシャル(演算にしろ、表示にしろ)は無い。よってアクションゲームを作るのは一苦労、そっちに特化したファミコンの足許にも及ばないものでした。それでもマシン語を使いこなせば割とグリグリ動くのですが、そんな人はあの当時でもそんなにいなかったです。直接脳内逆アセンブルをやる人なんか都市伝説レベルですよw。
反面、静止画だと素人でもそれなりの絵が描けたりするので(640×200以上の話だけどね)、それを活かして発展したのがアドベンチャーゲーム(AVG)とSLG。

AVGは楽しい反面、コマンド入力方式で四苦八苦させられていました。もう"言葉探し"をするゲーム。
友達の家でMSXの『黄金の墓』をやっていた時、占い師の老婆の前に置いてある小さな刃物を取りたいのに…、「カタナ トル」でダメ、「ナイフ トル」でダメ、「ソード」「コガタナ」「タチ」「コダチ」「レイピア」「ハモノ」「カッター」「ワキザシ」など、その場にいる数人が刃物系の言葉をひねり出すもダメ。数十分悩んだ挙げ句に、ようやく…「ツルギ トル」と入力したら、一気にグラフィックが描き変わって占い老婆が刺されまして。もう全員嬉しいけど疲労困憊w。そんなゲームでした。
それが、かの『ポートピア連続殺人事件』で示された画期的なコマンド選択方式によって飛躍的に遊びやすくなり、『J.B.ハロルドシリーズ』などで繁栄を迎えたものの、画期的故にそれ以上の発展が無くなり、最終的には総当たりでエンディングにたどり着くという見方をされるようになって、急速に新作リリースが減り、衰退しました。
ただ、このコマンド選択で画像を見せていく形は18禁ゲームの基本として受け継がれ、『天使達の午後』からエルフからリーフから、幾多の名作を産み出す事になりました。エロゲ万歳w。

SLGがパソコン草創期からよく作られていたのは、もちろんしょぼいグラフィックでも分かり易いのがデカいんでしょうけど、ボードシミュレーションゲームや軍人将棋などを一人で遊びたい欲求というのも大きかったんだろうと思います。パソコンはそういうのに向いている訳だし。
あと、パソコンゲーム製作者がそういう趣味だったという要素は絶対にあるでしょうねw。パソコンゲームが市販されだした1982年頃から、『川中島の合戦』(光栄)、『珊瑚海海戦』(システムソフト)、『ノルマンディー上陸作戦』(光栄)なんてソフトがすでに作られてましたんで。
その後、『空母機動部隊』(木屋通商)、『激戦!南太平洋』(エニックス)、『ミッドウェー海戦』(PONYCA)、『連合艦隊の栄光』(CSK)…など、コンスタントにWW2戦略戦術系SLGが発売されてます。おそらくは、こういうソフトは売れ行きが堅調だったんでしょう。木屋通商というソフト会社は、これ系を何本も出してましたね。
そんで1985年。システムソフトから発売されたのが『現代大戦略』。1983年の『信長の野望』(光栄)と並ぶ、今に至るSLGの大看板です。
(余談ですが、現在この手のウォーシミュレーションゲームがほとんど発売されなくなった渇望と反動が、『艦これ』のブームになったのではないかと思っています)

『現代大戦略』は、それまでに発売されたウォーSLGとは一線を画していました。戦術に特化(生産の要素はあるけどね)し、ヘックス上の部隊を動かして勝利を目指す。
ヘックスを使ったゲームフィールドは、まさしくボードシミュレーションゲームの画面内再現。一人なのに四ヶ国での対戦が出来るという画期的ゲーム。
ゲームのシステム原型は、かの森田和郎氏の『森田のバトルフィールド』に影響を受けたのでしょうが、整ったグラフィックと分かり易いシステム、そして何度も遊べる中毒性で一躍ヒット作に。全国に司令官や師団長が大量発生します。
自分としては、「面白そうなゲームやのう」とは思いつつ、PC98用という事で「アレは98という別世界のゲーム!」と自分に言い聞かせて過ごしていました。しかし、『大戦略88』『大戦略X1』と内容を一部簡略化した8ビット用も順次発売されていきます…。ちきしょう…。
ついには、進化を遂げた『大戦略2』が発売され、パソコン雑誌のページを賑わす始末。遠距離攻撃ユニットだあ? なんだこの北海道樺太マップは? 楽しそうじゃねえかorz。
大戦略には縁が無いかもなあ…と思っていた1987年末、ついに、ようやく、やっとこさ『大戦略FM』が発売。もちろんお年玉投入で即買いましたよ。『大戦略2』が話題を席巻する中の8ビット用発売ですが、世の中にはそれを待ちわびていた人間がいるんだ!

他の8ビット用大戦略と同じで、16種類のユニット、16のマップ(違ったかもしれん)、二ヶ国戦、そしてマップエディット機能。
戦闘アニメは表示するとかったるいんですが、表示しないと味気ない。裏技として、アニメ中にキーボードの任意のキーを押しっぱなしにすると、何故かアニメが早くなってテンポが上がるという謎仕様になってましたw。これはFMシリーズ独特のキーアーキテクチャが関係してるのかも。
COMの思考はまずまず速くてストレスは無いものの、時々アホなのはいかんともし難いw。まあ、現在でもウォーシミュレーションでCOMに隙が無いというのはあまり無いだろうし。
かなりやり込んだんで基本COMには圧勝してましたが、それはそれで気分が良かったものです。
あとは、アホなマップを作ってはCOMと遊ぶのも楽しかった。COMに花を持たせられるマップというのは難しいもんですよ。
今考えてもコストパフォーマンスの高い、しゃぶりつくせる優良ソフトでしたねえ。

その後、98入手後に『大戦略Ⅲ』をやって酷い事になる訳ですが(完全リアルタイムは恐ろしいw)、それはまたいずれ。
『大戦略FM』…かなり遊び込んだのに、これという面白エピソードに欠けるのでなかなか書けませんでしたが、前置きを長くする事でどうにか乗り切りましたw。
初めてのパソコン、FM-77D2で書きたいネタも次あたりで最後かな。2台目のパソコンは…FM-77AV40EXなので、まだまだFMシリーズの悲哀ネタは続きますが…。
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2014/07/20 Sun. 05:11 | trackback: 0 | comment: 0edit

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