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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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あの夏、人生で最大の台風がやって来た 

生まれ育ったところが、沖縄ほどではないにしろ結構な台風銀座だったので、学生の頃にはいろんな台風の記憶があるんですが。
一番鮮明なのは、高校3年だったかの8月30日にやってきた、風速55メートル、最大瞬間62.5メートルという恐ろしいヤツでして。

あの日は、夜中に台風が通過するという事を踏まえ、台風に備えてやっておくべき準備を済ませ(各種補強とか収納)、まあ大丈夫だろという感じで夜突入。
ウチの実家は田んぼの中の一軒家なもんで、普段からどの方向の風でもまともに受けるように出来ているんですが、なにせ今回のヤツは巨大で数値がスゴい。夜浅いウチから家が揺れるような強風が吹き荒れます。
しかもそんな勢力の台風が、一番マズい進路(進行ルートの少し右手、最も風が強いゾーンにウチの町がある)を着々と接近してくるんで、心中平静ではいられません。その日はウチにいたのが母親と自分だけでしたし、いざとなったら動ける心構えはしとかんと。
とりあえず自分の部屋に引き上げ、家が揺れる中…小説『ダーティーペアの大乱戦』(高千穂遙)なんぞを読んでいたら、母親が「雨漏りが始まった!」と駆け込んで来てスペクタクルの開始。
雨漏りへの対処を済ませているうちに、お約束の停電( ̄0 ̄)。懐中電灯2コと、自分が何故か通販で買ってあったペンライトを要所に配備したら、今度は2階の自分の部屋に結構な雨漏りが発生…orz。
「だから部屋片づけろって言うたろうが!」という母親の怒りを聞き流しつつ、ベッドのマットどかして雨漏り対処。外の風雨は最高潮に達しつつありました。
自分も母親もあまり口には出しませんでしたが、これだけ雨漏りが頻発するという事は…おそらく屋根瓦がかなりやられてるんだな…とは思ってました。

クライマックスがやって来たのは雨漏り対処が一段落してから。
座敷の縁側のサッシ(4枚戸)が、暴風に煽られてなんと窓枠ごとグラグラ動いているのが発見されましてね…。もう母親はパニック寸前ですよ。築13年くらいでしたが、当時高校生の自分が見ても「うわあ…これはなんという安普請…」と思う手抜き具合でした。
もし窓枠がもぎ取られて、家の中に暴風が吹き込んだら…この家が一瞬で崩壊する事は自明の理。すわ押さえろ!という事で、窓枠が動くたびに中から引っ張って押さえるという作業が始まります。
ラジオで台風情報を聞きつつ、二人で風が吹くたんびに中から引っ張る。まあ、持って行かれたら最後なんでね(もう雨戸は持って行かれてる)。母親は引っ張りながら泣いとるし、自分はドラマみたいに励ましの台詞を言うでもなく黙々と引っ張っているという、長い時間帯でしたねえ。
そうこうしてたら、庭の小屋(頑丈)に避難してたはずのウチの猫が窓の外に現れて「ニャー(入れろ)」。二人で失笑しつつ、風の合間を見て猫を入れる。猫は手伝ってくれる訳ではないですが、まあ精神的に助かりました。
長い夜もようやく明け始め、台風も接近から通過、そしてようやく通り過ぎていったのです。…助かった。

風も収まって、いわゆる台風一過の朝。ようやく一段落して外に出てウチを見ると、………まあなんというか、凄い惨状でした。
雨戸がほぼ持って行かれてるのもそうですが、屋根瓦が…かなり無い。だいたい400枚くらい剥がれてて、それが雨漏りに直結してた訳です。で、その瓦が家の周囲のあちこちに割れて散乱してるというね。
母親が大事に育ててたビワの木も、もう少しで実がなりそうなとこまで育ってたんですが、ポッキリとやられてました。補強してたんですがね…。
その他、ウチが被った被害は過去最大のものでしたが、周囲に目をやると…これがまたスペクタクルな風景でしてね。(゜Д゜)
視界に入る家という家が、屋根瓦が無かったり、どっか破損してたり、これが巨大台風だという爪痕をまざまざと残していたのです。台風銀座に住んでいて、こんな光景は初めてでした。そういう土地柄だから、家という家は『台風を考慮した仕様』になっているんですが…。
戦慄したのは、家から数十メートルのとこにあったはずの、どっかの農家が使っていた作業小屋(小屋といっても、転勤者が一軒家と間違えて訪ねていくくらいwの大きさ)が、跡形も無く消えていた事ですね。一歩間違えばウチがそうなっていたのか…と背筋が寒くなりました。
そんな風景を見ながら、自分と母親がノロノロと後片付けをやっていると、知り合いの女性宅に外泊に行っていたウチの姉が御帰宅(本当に女性宅だったのか疑わしい)。その呑気な言動に母親と自分が同時にキレていたというw。こちとら一睡もせんと窓枠押さえてたんじゃ!
…そんな惨状の中で『24時間テレビ』が放送されていたんですが、もちろん白々しく思えた事は言うまでもありません。あの番組の偽善性に気づいた夏休み最後の日。

翌日、始業式で高校に行ったら、当然台風の話題だらけ。多かれ少なかれ被害に遭った連中ばかり。
高校もあちこちに被害が出ていて、第2体育館御自慢の…硬球が当たっても割れない強化ガラスが全部バリバリに割れていた光景は凄まじいものでした。硬球が当たるのと風圧を受けるのとは全く違うんだろうけど。
まあ、致命的な被害を被った人がいなくて良かったです。

その後、町のあちこちで家の修理・改修が始まりました。土建屋関連ウハウハだったんだろうなw。ウチも屋根瓦の張り替えと、全てのサッシ関連を改修。
その後の人生で、あんな強烈な台風は来てないですね。風速55メートル、最大瞬間62.5メートルだけならまだしも、一番マズい進路(進行方向の少し右手にウチの町)を、時速20km/h程度のゆっくりとした速度で通っていくという、嫌な条件を満たした台風でしたんでねえ。
これを経験したおかげで、台風の情報を見るたびに「大したこと無いな」と冷静に判断出来ていますw。近年のやたら史上最強クラスとか銘打たれる台風も、アレに比べたら全然ですよ。
もちろん、しっかりとした準備をした上での話ですがね。ここ富山は台風がほとんど来ない分、家の作りが台風を考慮してないし、住んでる人が皆「台風って大したこと無いよね」と思いこんでますので、数年に一度…それこそ大したこと無い台風が来ただけで結構被害出してますから。
さて、今回の台風は列島縦断型ですか。速度が速いから風は長続きはしないんだけど、ともかく出来る準備はしっかりやってください。
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2014/10/13 Mon. 08:51 | trackback: 0 | comment: 0edit

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