07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

月刊OUTのR2さんの訃報に接して 

自分は、"アウシタン"でした。

分かる人にしか分からない用語ですが、70年代から90年代に存在したサブカル的アニメ雑誌、【月刊OUT】の読者の名称です。
中1から…どれくらいまで読んだかなあ…。高校卒業してもまだ読んでいたはずですから8年とか9年とか読んでいたと思います。
非常に特殊な雑誌で、硬派であり軟派でありアグレッシブであり内輪ウケという内容でしたね。アニメージュみたいな正統派アニメ雑誌とは対極にいる、企画と読者投稿で一世を風靡した雑誌でした。
同様の雑誌に【ファンロード】がありますが、ファンロードがキッチリ決まったフォーマットで、ネタだけを入れ替えながら00年代まで生き長らえたのに比べると、月刊OUTはあまりにも時代のノリに合わせ過ぎ、また内輪ウケと常連投稿の品評会となって外部から入りにくいサークルみたいな感じになり、90年代初頭にはもう雑誌としての魅力は無くなってました。自分が購読をやめたのもその辺りだったはずです。ファンロードは、高1から…現時点での最終号まで目を通してましたが(正式に休刊はしてない)。
ちなみに、どっちにもネタを送った事はありませんw。自分はラジオに投稿してたんで。…でもねえ、人生の中で忘れられん雑誌ですわ。

その月刊OUTには、大徳哲雄という名物編集長と、CさんやEさんといったアルファベット表記の編集部員がいました。こういう編集サイドの人間がやたらと目立つのも特色でしたね。ファンロードの方は編集長は有名だけど(イニシャルビスケットのKさん)、他の編集部員は黒子だったし。
その編集部員の…Eさんだったか忘れましたが、近日公開映画の紹介コーナーで…スターウォーズの有り得ないネタバレ(ダースベイダーは○ークの親父だ!)を平然と書くという暴挙がありましたw。抗議をうけると「そんな事より、SFX(特撮)の場面が予告などで流されるのが大問題だと思わないか!」と、頭のおかしいダメなSF映画マニアみたいな事を言っていたのが今でも印象的ですねえ。
そういうアクの強い編集部員が牛耳っていた雑誌でした。

そんな編集部員の中にR2さんという方がおられまして。
この方も他の編集部員同様、雑誌上で出番の多い人だったんですが、オレがオレがと出しゃばらないけど何かと博識で、雑誌の深みを支えていた人でしたね。当時の自分は「ああ、R2さんは頭のいい人なんだろうなあ」と思っていました。今考えると、おそらくオタク第一世代(岡田・唐沢など)の方だったんでしょう。
いつの頃かは忘れましたが、R2さんが編集部員を辞められてから…月刊OUTの色はサブカルから内輪ウケになっていった気がします。

昨日寝る前に、ツイッターでフォローしている方のツイートを見ていたら、ゲームライターの多根清史さんがこんなツイートをされていて、衝撃で固まってしまいました…。

OUTのR2氏が…合掌 / “兄(R2)が死去いたしました。:雑家屋・鷹見商店  鷹見一幸【榎野英彦】の日記:So-netブログ” http://t.co/0lVDhjhUbs
https://twitter.com/bigburn/status/540908659195121664

榎野英彦さんといえばR2さんの弟さんで、月刊OUTでもコーナーを担当されていた方です(当時は榎野彦と名乗っていた)。そうか、多根さんもアウシタンだったのか…。
急いで当該ブログのページに飛び、その内容にいろいろ驚かされました。

榎野英彦(鷹見一幸)さんのブログ 当該ページ

自分、榎野英彦さんは知っていたんですが、その方が鷹見一幸というラノベ作家になっていたという事実は全く知りませんでした。
そして、『でたまか』というタイトルのラノベを書かれていたというのに二度驚かされました。
以前、書店の文庫コーナーで『でたまか』という書名を見た時、「おいおい『でたまか』ってw、『ゆう坊のでたとこまかせ』じゃあるまいし」と思ったんですよね。
『ゆう坊のでたとこまかせ』というのは月刊OUTの人気コーナーで、当時売り出し中の作家だった堀井雄二さんが担当されてました。堀井さんはその後『東京ナンパストリート』や『ポートピア連続殺人事件』などを手掛けることになります。
その『ゆう坊のでたとこまかせ』の略称が"でたまか"。てっきり偶然の一致だと思っていたんですが、月刊OUTの重要関係者である榎野英彦さんが書かれたラノベということは…。
で、ウィキペディアをあたってみたら………、国の名前はアウトニア王国、主人公の名前がマイド(月刊OUTのマスコットキャラクターは…まいど君)。登場人物はマリリン・コイズミ(木野聖子名義にて投稿常連だった小泉まり)、ダイテツⅦ・ディア(大徳哲雄編集長)、トーダ(投稿常連の戸田けいすけ)………など、ざっと見ただけでも頭痛くなるくらいの月刊OUT関係者もじり。アウシタンならピンとくるはずです。
そうかあ、そういう話だったのか…知らんかった。

で、榎野英彦さんのブログに書かれている、お兄さん(R2さん)が徐々に身体の機能不全に蝕まれていく様がね…、慄然としか言いようが無いんです。小説を書ける才能があり、編集部員時代は非常に博識だった方が、こういう形で何も出来なくなっていくのかと…。
人は不老不死にはなり得ないので、いずれ老いて死ぬものだとは理解してるんですが、榎野英彦さんの淡々としていて情感の籠もった文を読むと、なんとも切ない気持ちになります。
中学生の頃、「ああ、この人は物知りだなあ」と思っていただけで、その後の御活躍は全く知らなかったのですが、こうしてR2さんの訃報に接することが出来たのは、自分がアウシタンだったからだろうな…と思います。
月刊OUTの名編集部員、R2さんの御冥福をお祈り致します。

そして、榎野英彦さんこと、鷹見一幸氏の今後の御活躍を期待しております。『でたまか』も機会があれば読んでみたい。
自分も、このブログで温存しているネタ、書ける時に書かないと悔いを残すかもしれないことを、肝に銘じていきます。
関連記事
スポンサーサイト
2014/12/07 Sun. 02:39 | trackback: 0 | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/1654-b550c745
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。