06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

トップ棋士でも二歩をやらかす 

職場でツイッターのトレンドを見たら…"二歩"とありましてね。
「すわっ! 誰かNHK杯でやらかしたのか!」と詳細を見たら、ハッシーでした…。相手は行方、八段同士の好カード、しかも準決勝。ああ、目覚まし止めてゴロゴロしてた頃の出来事だなあ。見たかった。
ツイッターや2ちゃんを一通り眺めて、それからニコ動の動画をマイリスして…おもむろに拝見したんですけどね。

3月8日NHK杯準決勝 行方八段vs橋本八段での二歩 by ニコニコ動画

なるほど、中盤で時間使い切っての1分将棋か。時間の割に局面が煮詰まってないのは、お互いかなり慎重に指し回してるようです。
行方八段の放った6四金がなかなかの妙手で、この対応に橋本八段が苦慮している流れ。ここから本格的な殴り合いに発展するであろう、口火を切る一手です。
結果を分かってるからですけど、左上の駒台にある一枚の歩が…スゴい存在感を発揮しててですねw。必死に考慮しているハッシーがいつ駒台の歩を掴むか、気が気じゃありません。
それに加えて、6筋の駒配置が渋滞してて6七にある歩の存在が薄いんですよね。ハッシーはおそらく6四金に対する対処のみをフル回転で考えてるんだろうし…。
そして使い切った考慮時間、秒読み、ハッシーが取った策は合い駒、6三歩打。
一瞬の間を置いて、二歩に気づく行方八段、半瞬遅れて気づくハッシー、同時に頭を抱えるw、そして無言、溜め息…。この事態にも表面上動揺せずに役目を遂行する記録係と読み上げの二人が、空気を一層カオスにしています。
行方八段は勝ったんですけど「いや、こういう勝ちは望んでないんよ…」という困った感ありありだし、橋本八段は「何やってんだ俺…」と自分にガッカリするも、負けた方なんでサバサバもしている感じですね。真ん中の二人は所在無さげで気の毒w。
全国ネットのNHK杯、しかも準決勝での珍事ですから、そりゃあツイッターのトレンドにもなるでしょう。

将棋の反則負けの中では、最も多いのが二歩です。
今回の二歩もそうですが、読みに熱中し過ぎて、ちょっと離れたとこにある歩の存在が消えてしまう事は充分あると思います。
最近の二歩負けで一番強烈だったのは、何年か前のJT将棋日本シリーズでの郷田九段のヤツですね。
JT将棋日本シリーズというのは全16人参加のトーナメントで、地方の会館やホールでお客さんを入れて生対局するというものです。
その石川県七尾市での公開対局で、数百人のお客さんの前で郷田九段が二歩負けしたというw伝説の大ポカ。さぞ凍り付いたことでしょう。
公開対局やTV中継は珍しいとしても、感覚としては二年から数年に一人は必ず二歩していると思って間違いですね。

二歩が反則と規定されたのは江戸時代だそうで。
その理由はハッキリとは規定されてないんですが、二歩が許されると歩という駒の価値が上がり過ぎるというのはあるでしょうね。
攻める方は飛車筋に歩を連打するだけで強力な矛になるし、受ける方も同じく歩を重ねるだけで分厚い防壁になる。ゲームの質が変わってしまうんです。あと、先手がかなり有利になるとも言われてますね。
二歩即負けというのは厳しいようですが、打ち直しを認めると時間稼ぎになってしまうので負けにせざるを得ないんです。シビアにいかないとね。
NHK杯準決勝で無念の二歩負けしたハッシーには悪いですが、こういう珍事が起きるのは業界的には悪いことではないでしょう。話題になるだけでなく、将棋のルールの浸透という意味でもね。
あれだけ頭脳明晰な棋士、しかも早指しで準決勝まで勝ち上がれる方でもやらかしてしまうんですから、錯覚というのは恐いもんです。
自分など人生そのものが錯覚ですから、逆に恐いものは無いですがw(そんなオチかよ)。
関連記事
スポンサーサイト
2015/03/09 Mon. 11:37 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

自分も見たかったです(^^;

その前の週の準決勝で森内さんの華麗すぎる逆転勝ちを見て、(あぁ…多分来週は今日ほど面白いことはないんだろうな)と思っていたら、まさか二歩とはΣ(-∀-;)
まあ昨日の試合は、仕事で見られませんでしたがf(^^;
決勝は鈴木さんの解説辺りでどうかお願いしたいものです。

日曜日は夜勤明け、よくNHK杯を見ています。もっとも見ているのは将棋の方で、昔は囲碁も見てましたが最近はさっぱりです。
一時期ヒカルの碁を監修していた梅沢由香里さんのおかげで物凄く囲碁に興味があった時期もありましたが…f(^^;

える #- | URL | 2015/03/09 15:04 * edit *

>>える様
将棋の時間は、出勤前に見るとうっかり二度寝しちゃうので最近はあまり見てませんw。今年は羽生四冠が早々に敗退した事もあって、勝敗のみ追ってた感じです。
決勝は森内vs行方という実に楽しそうな大一番となりましたが、勝敗は読めませんねえ。格では森内ですが、NHK杯は時間がシビアなので、苦し紛れの一手もよく見かけますから。

囲碁の井山六冠(今は五冠かな?)は『ヒカルの碁』世代だそうで、ああいう裾野を広げる作品はすごく大事だと分かります。
お父さんやお兄さんは、梅沢由香里先生に引きつけられるもんですがw、それも大事なことですよ。

メテオ #- | URL | 2015/03/10 02:46 * edit *

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/1751-0315f5fa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。