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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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ノアはもう、風前の灯火 

現在のプロレス界は新日本プロレスの1強状態。
他は、全日本(秋山)にしろ、W-1(武藤)にしろ、細々ながらまあなんとか維持してますといった感じ。インディーズ系は根強く活動してるようですけど、あくまでインディーズなんでね。
そして、かつて隆盛を誇ったノアは………こんな有様で。

(ここから転載)

新日本プロレスの鈴木軍に全てのベルトを奪われたノアが16日、都内の事務所で懺悔会見を開き、団体一丸となってのベルト奪還を誓った。

午後5時から行われた会見には、田上明社長を始め、所属、レギュラー参戦の22人がそろいのジャージーを来て登場。
田上社長が「ノアとしては、選手一同一致団結して、ベルトを取り返します」と発言。その後、全選手が決意を述べた。

丸藤は「まずは、応援してくれたファンの皆様に申し訳なく思っています。歴代のGHCチャンピオンが素晴らしい試合を重ねて今がある。田上社長や、小橋さんの前であのような最悪のGHCタイトル戦にしてしまったことは申し訳なかった」と頭を下げた。
杉浦は「ベルトを持っていかれたのは、ボクらみんなの責任。でも、ファイティングスピリットを失ったわけじゃない。絶対にこのノアが沈むことはありません」と声を絞り出した。
森嶋は「タイトル全部を奪われたことは、オレはノアの人間だから腹立たしい。今後、オレが絡んだら鈴木軍はただじゃすまない。ノアは絶対沈まないので、かかってきなさい」と闘志をむき出しにした。

午前中に会見した鈴木みのるの「丸藤にもう1度チャンスをやる」との発言を受け、5月10日の横浜文化体育館大会で、王者鈴木-丸藤のGHCヘビー級選手権もリマッチも決定した。
4月11日の新潟大会では、GHCジュニアヘビー級選手権王者となったタイチに石森の挑戦、さらに同大会でGHCジュニアタッグ選手権も行われ、TAKAみちのく・デスペラードの王者組に、拳王・大原組が挑む。

(転載ここまで)


「かかってきなさい」じゃねーだろw。
団体同士の抗争といえば、かつて"新日本vsUWFインター"の団体対抗戦というのがありましたけど、あれは新日本も本隊を出して迎撃する形を取ってましたから、Uインターもまあ面目が立った訳です。もちろんその後、急速にUインターは傾いていきましたけどね。
ところが今回のノアは、新日本でも外様の一部隊に過ぎない鈴木軍にいいようにしてやられているという。しかもジュニアヘビーのベルトを奪ったタイチは、かつて全日本からノア組が大量離脱した…その後の出涸らし状態の全日本に入門したレスラー。ノアの面目丸潰れ、昔日の栄光はどこへ。
今回の事態は、ノアがもう団体として機能しなくなっている事を示しています。

ノアが2000年の旗揚げ以来、大きな勢力を築けてきたのは、この団体が"完成品"からスタートしたからに他なりません。全日本の中枢であった看板レスラーと中堅がゴソッと抜けて旗揚げしたんですから。いいとこ取りです。
『美味しんぼ』の初期の話で山岡がフレンチのシェフと勝負した時に、いい肉牛を焼いて充分に火を通し、その外側を削ぎ落として中身の肉だけをステーキとして出すみたいなのが出てきたと思うんですけどね。あれに近いです。この場合の"削ぎ落とされた外側"は…川田ですけどw。
旗揚げから安定した興行が出来る、脂の乗ったプロレス団体。しかも天龍のSWSみたいにあちこちからレスラーを抜いてきたのではなく、気心の知れた内輪だけで構成されている。そりゃあ当然いろいろとやりやすいでしょうよ。明るく熱のこもったプロレス。
それに拍車をかけたのが、一部のプロレスマニアが合い言葉のように言いまくった…「ノアだけはガチ!」という噴飯モノの馬鹿キャッチフレーズでしょうね。自分はノア自体はそう嫌いじゃなかったけど、便乗していい気になってるノアオタ共は大嫌いでした。
………しかし、旗揚げから15年も経過した現在、ノアの抱えていた問題点が次々と浮き彫りになって、もう誰一人として「ノアだけはガチ!」という妄言を言わなくなってしまいました。ノアオタって何だったんでしょうねえ(笑)。

衰退の要因としてまず大きいのが、若手の育成をほっぽっていた事です。ほっぽっていたというか、出る杭は全て叩いて自分達の安定を図っていたというか…。
漫画家のゆでたまごの片方の息子もノアに入門してたんですが、しばらく前に退団してましたね。素質的に育たなかったのかもしれませんが、せっかくの話題性のある人材だったのに。
看板レスラーに関しては、三沢の殉職と小橋の病気、頼みの秋山のパニック障害と次々不幸が起こったのは事実ですけど、なぜか丸藤ではなく力皇を全面に押し出したりチグハグだった事も否めません。小橋が力皇に負けた時の違和感はスゴかった。あれでは秋山の立場無えじゃん。
その力皇も今はおらず、丸藤や森嶋はそれなりにいいレスラーなんだけど、もう弾ける機会も無いし、体型からして節制してもいない。せめて小橋越えをやらせておけば格も上がったんだろうけど…。
それと、ノアって爽やかで熱いプロレスをみんなでやってた反動で、団体内の軍団抗争とか話題作りが超下手くそなんですよね(だから小橋が、幸せな"青春の握り拳"でいられた)。三沢や小橋は元気にプロレスしてればみんな納得させられるんだけど、丸藤や森嶋では客は満足しない。
秋山が少し危機感を持って動いていたくらいで、新日本が蝶野を白から黒へ一気に変貌させたような劇的な手を打つセンスが無い。要はアングル作れずにブックがヌルいんです。若手もいないし。
あとは、…三沢存命時から囁かれていた資金繰りの問題でしょうね。社長の三沢の体型がどんどん崩れていくくらい、いろいろ忙殺されていたようですし。
三沢亡き後は、ノアと裏社会との関係が発覚して、三沢の盟友だった仲田龍が責任を取って降格。
資金難と対立のため、旗揚げ時からのベテランである菊池毅、本田多聞などを次々解雇(形式上は契約満了)。ついには小橋も秋山も手放す有様。小橋は病気引退とはいえ、ノアからサッと距離を取るあたり…分かってるんでしょう。
そして1年前…仲田龍の急死。もうこの時点でノアはほぼ詰んでいたようです。

仲田龍の葬儀に、新日本の木谷オーナーと菅原会長が弔問に訪れた際、仲田龍の息子さんから「もうノアを畳もうと思います」と言われ、それを二人が懸命に説得したというのは割と知られた話。
で、新日本がノアの株式を一部買い取って新日本の持分法適用会社とし、新日本からレスラーを派遣するという形になっている訳です。この辺の動きの早さはさすが木谷オーナー。
ただ、これは単なる美談ではなく、シビアな打算の方が大きいはずです。
まず、プロレス界のためにも団体はある程度あった方がいいのは当然。新日本は好調とはいえ、新日本だけになってしまっては先が無いですからね。
それと今の新日本は陣容が厚いので、定期的に外へレスラーを貸し出す事で雇用面と話題面の両方を満たすことが出来る。鈴木軍はそもそも外様なんで、派遣するにはもってこいでしょう。
これでノアの維持は当面出来る訳ですが、新日本が主でノアが従という関係は明確。だからブックは全て新日本側が書くのです。
話によると、今回のノアでのブックは全て邪道さんが書いているとの事。そりゃあ海千山千の邪道さんなら、今までの仲良しノアでは到底書けないブックになるでしょうね。しかも自らマスクマン(キャプテンノア)になって乗り込み、ノア側をビシビシ厳しく管理しているようですw。
賭けてもいいけど、そんな厳しい体制は今までのノアには皆無だったでしょう。超ぬるま湯体質だったんだから。そんな団体を"ガチ"と持ち上げていたノアオタ共は、そろそろ目が覚めたんでしょうか。

そんな訳で今回、全てのベルトが新日本の一部隊である鈴木軍に強奪されたのです。実に屈辱的。邪道さんがキャプテンノアと名乗ってるのもスゴい皮肉だよw。
奪われたベルトをいかに奪回するかがノア側の今後のメインテーマになるんですが、丸藤からベルトを奪った鈴木みのるに対して、他のレスラーが「俺が行く!」と名乗りを上げるでもなく、丸藤がすぐにリターンマッチを挑むという時点で…ノアの人材不足は深刻なんです。何の盛り上がりもタメもありゃしない。Uインターの場合は高田だったから即リターンマッチでも良かったけど…。
今は新日本が助け舟を出した格好ですが、このままノアが腐った内部を改善しないようなら…ノアはいずれ消滅し新日本に吸収されるでしょう。ちなみに仲田龍の息子さんは、現在は新日本のリングスタッフとして働いているそうです。
「ノアだけはガチ!」と調子に乗っていたノアオタの皆さん、元気ですか? 残念ながらノアはガチでも何でもなかったんだけど、今一番ノアを応援しなきゃいけないのはアンタ達だと思うんですけどね、冗談抜きで。
新日本がユークスからブシロードに買われた時、さんざんこき下ろしたのはノアオタだろ? その新日本の飼い犬になってしまったけど、ちゃんと今まで通りノアに愛情注げよ。
しらばっくれずに、持ち上げた責任をちゃんと取って、最期を看取れ。
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2015/03/30 Mon. 02:40 | trackback: 0 | comment: 0edit

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