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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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奥村遊技の自己破産に思う 

パチンコもジリ貧でしてね。
市場規模は今でも18兆円と言われていて、他の分野に比べたら結構デカいんですけど、パチンコ屋の数が徐々に減り、パチンコ人口も最盛期に比べたら半減しました。
その昔、のどかに羽根物を打って、数千円も利益が出たらホクホクして帰っていた時代とは違い、今のパチンコは勝つためにかかる資金が大きく、しかもパチンコ台が確率的に"事故"を起こさないと勝てません。
ちょっと暇だし、軽く遊んで帰るかみたいなノリは無くなり、打ち始めたら「さて、どこで現金投資は止まるだろう…」とか思いながら、ひたすら当たりを待つのです。当たったら当たったで、単発、潜伏確変電サポ無し投資続行、STスルー、出玉が少ない方の当たりばかり続く、突然確変→突然時短の出玉無し地獄コンボ…など、避けなければならない困難が多いんですけどね。
そりゃあ、遊技人口も減るでしょうよ。

パチンコ屋が減り、遊技人口が減るという状況では、一時は潰れないとされていたパチンコメーカーも苦しくなります。業界再編も絶えず行われています。吸収されたり、子会社になったり。
先月、マルホンというパチンコメーカーが民事再生法の適用を表明しました。民事再生による再建を目指すということで、メーカーそのものはまだあるんですけど、「ああ、ついに弱小のパチンコメーカーは踏ん張れなくなったか」と思ったものです。
マルホンといえば、最近はシャカラッシュのイメージ。坂本冬美の台も出してた気が。売れ筋と呼べる台は持ってないので、まあ…やむを得ないかな…という感じでした。
しかし、昨日のニュースは衝撃的でした。中堅パチンコメーカー奥村遊技の自己破産申請。
「ええ! 奥村クラスでもダメなんか!」と驚き、かつ…他にも続くとこがあるんじゃないかと不安になりました。

現在のパチンコメーカーで、ホールの主役格である大手といえば、SANKYO(資金豊富)、三洋(海シリーズ)、サンセイR&D(牙狼)、サミー(北斗)、京楽(AKB、冬ソナ)。
こういうとこは超売れ筋のコンテンツをガッチリ持っていて、それを武器にホールの一定面積を占めています。超売れ筋をダシに、他の台をホールに買ってもらったりする事も可能。強者の論理ですね。
上記のメーカーに続く位置にいるのが、平和(ルパン、乙女)、藤商事(リング、暴将)、ニューギン(慶次)、大一(明菜など歌パチ)あたり。
このセカンドグループは、大手に対抗出来るコンテンツを持っていて、時にはホールの主役格に躍り出ることが可能なメーカー。長続きはしないけどねw。
そして、サードグループと言えるのが、高尾(カイジ)、豊丸(コマコマ倶楽部)、西陣(花満開)、エース電研(有閑倶楽部)、そして奥村(うる星やつら)。
サードグループの特色は、ヒット作には恵まれないもののマニア的支持があることですね。癖のある台の高尾マニアとか、外人女性の豊丸とか、スロット演出の奥村とかです。
大手と違ってホールに台が島単位でとか、島の半分導入されたりする事はほとんどありませんがw、バラエティーコーナーや甘デジコーナーには必ずあって、マニアがひたすら打っているというイメージですね。
奥村とは、そういうメーカーだった訳です。
(なお、ビスティ(エヴァシリーズ)はSANKYOの子会社、タイヨーエレック(ブラックラグーン)はサミーの子会社、あとエキサイト、オッケー、サンスリーは、それぞれSANKYO、京楽、三洋のセカンドブランドなので割愛しました)

自分が一昨年の個人的パチンコ第1位に推したのが、奥村の『CR遊砲RUSH』でした。
トガッたスペックを分かり易いシンプルな演出にまとめ、しかも世界観がなんとも言えず素敵だった野心作。今でも実機が欲しいくらい気に入ってます。
他にも、『黄金ハンター』、『マジカルハンター』、そして…萌え版権なのに長くおっさん達が打っていた『宇宙をかける少女』など、変に面白い台を作るのが上手いメーカーでした。が、そればっかりじゃあ持たないんですよね…。
奥村の最大の売れ筋といえば『うる星やつら』なんですけど、もう5作か6作か作っているのに…台の出来がどうも安定しないんですよ。昨年出た『うる星やつら』の新作が面白くなくて壮絶にコケたんですよね…。その前のヤツは結構良かったのに。
同じ高橋留美子なのに、平和の『めぞん一刻』が毎回安定した面白さなのとは対極なんですよ。ここらが力量の差なんかねえ。
あの出来では、甘デジバージョンはそれほど売れなかったんじゃないですかねえ。奥村はメインの『うる星やつら』をチラつかせながら、他の台もホールに買ってもらうくらいじゃないといけないハズなのに、肝心の『うる星やつら』がクソ台では…。しかも無駄に新枠だったし。
昨年出した『バジリスク』も、せっかくの版権を活かせず終了してしまいましたし、こうなるのも時間の問題だったのでしょう。

この負の連鎖、果たして…マルホン、奥村の2社だけで済むでしょうかね。
サードグループで最近ヒットが出てないとこは、全てヤバいと思うべきかもしれません。高尾も豊丸も好きなんで頑張ってほしいとこなんですけど。
そういえば豊丸は、一昨年くらいまでは『ヘルシング』などでミドルスペックの台も出してましたが、昨年は「社の方針として甘デジのみリリースする」と思い切った方策を打ち出してましたね。まあ下手にマックススペックを作っても、牙狼北斗ルパン慶次エヴァに、ガンダムやらウルトラマンやらまで鎬を削る中に割って入るのは困難ですから、悪くない選択でしょう。開発には金も時間もかかるんですから、それで結局ホールに買ってもらえなかったら悲惨ですからね。
これから、また一層再編が進むのかもしれません。

しかし奥村はもったいないなあ。
『うる星やつら』の版権とかは他社が争ってでも引き受けるでしょうけど(本命は平和、対抗は京楽)、奥村独自の機種の妙な面白さはもう見れないんですねえ…。
どこか大手に吸収してもらって、そこのセカンドブランドとかから『ハンターシリーズ』や『弥次喜多』や『南国麻雀』、『遊砲RUSH』とかの続編が出ないもんかねえ。負債あるから無理だろうなあ。
小品は上手く作るのに、肝心な看板作品を失敗するという愛すべきパチンコメーカー、奥村遊技。
長い間、…時々楽しませてくれて有難う。
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2015/04/16 Thu. 04:10 | trackback: 0 | comment: 0edit

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