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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『マイコンBASICマガジン』、ベーマガの復活 

「パソコンって、何するモノなの?」
80年代にはこういう質問が多かったですねえ…。それはウチの両親や姉にとどまらず、友達やクラスの女子、果ては教師からも聞かれたことがあります。
この質問に対する答えは…非常に難しいものでした。内心は(そりゃまあゲームやるのが一番多いよね~)と思ってても、ちょっとカッコつけたい年頃でもあるんで素直にはなれません。
今ならおそらく「インターネット」と答えとけば万事が解決するんでしょうけど、あの頃のパソコンというのは…何でも出来て、何も出来ない、そういう箱でした。
だもんで、ほとんどの場合…こう答えることになります。
「プログラミング! プログラミングやってるの」

(ここから転載)

青少年向け技術ホビー誌「電子工作マガジン」(電波新聞社)の2015年春号(3月19日発売、税別1200円)にて、往年のプログラミング雑誌「マイコンBASICマガジン」のコーナーが登場することが明らかになった。

電波新聞社の「@opaimar」さんがTwitterで誌面の画像を紹介した。

ベーマガのロゴをあしらったコーナーで、BASICプログラミング専用の子ども向けコンピュータ「IchigoJam」を扱っている。
初回はプログラムの作例を1つ紹介し、投稿プログラムを募集するという。
「誰かがプログラムを投稿し読者が入力したり書いてみるあの時代がまたやってくるかもしれません」。

IchigoJamは、jig.jp社長の福野泰介さんが開発した子ども向けコンピュータ。
福野さんはブログで今回の“ベーマガ復活”に触れ、
「日本中のこどもにとっての、プログラミング+電子工作、IoTの世界で遊ぶきっかけになってくれれば」とコメントしている。

(転載ここまで)


ちょっと古い話題で申し訳ないんですけど、いずれ触れるだろうと塩漬けにしていたものです。
『マイコンBASICマガジン』、通称ベーマガですかあ…。あの当時のパソコン少年は、まずベーマガから入る子が多かったですね。
なにせ、雑誌のページ数の7割か8割にプログラムのダンプリストが延々載ってるんですよ。まともにプログラムを勉強しようとする子にも、とりあえず興味があるリストを打ち込みたい子にも需要のある雑誌でした。
それに、扱われている機種がべらぼうに多いのも特徴でした。
当時のパソコン機種というと、まずNECが…6000&6600系、8000系、8800系、9800系、あとマイナーだけど100系。
富士通が…FM-8、FM-7,77,77AV、FM-11、FM-16β。
シャープが…MZシリーズ(80,700,1500,2000,2200,2500など)、X1シリーズ(C,D,F,G,ターボ)。
この3大メジャーとは別にユーザーを獲得していたMSXシリーズ。
そして好事家しか買わないだろうwマイナー機種としては、…東芝のPASOPIA7、日立のS1、ソニーのSMC-777、ナショナルのJR100,200,800、IBMの5550、コモドール64、バンダイのRX-78、トミーのぴゅう太、カシオのFP-1100…あたりでしたかねえ。
他社から出ている雑誌では、NEC富士通シャープの3大メジャーの機種しか扱っていない事が多く、『I/O』や『月刊マイコン』みたいな分厚い系雑誌にはマイナー機種も載ってはいるものの、ダンプリスト自体が数ページにわたっていて気軽に打ち込めないケースが多かったんです。
それが、ベーマガなら気軽で楽しそうなプログラムがどんな機種でも載ってるもんですから、「ビギナーはまずベーマガから」という流れが自然と出来ていきました。
ベーマガの表紙には"52機種のパソコン用ソフト66本を一挙掲載"などという煽り文句が必ず載っていましたし、多機種のプログラムを扱っていること自体が売りだと分かっていたのでしょう。
ベーマガでプログラムを勉強した子が、自分の作ったプログラムをベーマガに投稿するようになる。80年代はそういうのが成立していました。

…とか書いてはいますが、自分はベーマガはあまり買ってませんw。あれは友達の家で読むか立ち読みするものでした。
自分は…『POPCOM』『コンプティーク』『Login』などのゲーム主体系と、『Oh!FM』『I/O』などの実用系を愛読してました。
プログラムという観点で言えば、愛機FM-77D2をいかに使い易くしていけるか…なんてプログラムは『Oh!FM』の独壇場でしたし、膨大な量のダンプリストで豪華なゲームを…というのは『I/O』でした。ちょっと専門的な事をやろうとすると、広く浅いベーマガでは物足りなくなるんです。何十本もプログラムリストが載ってても、ウチのパソコンで使えるのは3本あればいい方でしたし。
だから正直、ベーマガの企画や誌面には思い入れは無いですね。

でも、ベーマガが果たした役割はデカいですよ。
プログラムリストを打ち込んでそれを動作させる楽しさを、自分らパソコン少年に広めたのはベーマガです。一番分かりやすい"パソコンの楽しさ"ですよね。
90年代に入るとパソコンの性能が一気に上昇して、それを使いこなすBASICプログラムというのが雑誌にほぼ載らなくなりましたし、あったところでチマチマ入力する子はほとんどいなくなりました。
自分もパソコンでは完全にゲーム専門となりました。…セガサターンで、キーボードなどが同梱された『BASIC for セガサターン』が発売された時は「…欲しい」と思いましたけどw、さすがに思いとどまりました。ゲーセンでバーチャに燃え、セガサターンでいろいろ遊ぶのに忙しい中、これを買ってチマチマとプログラムを作るとは思えなかったので。
そんな御時世でもベーマガはプログラム掲載主義を貫き、2003年に休刊するまで…80年代を保持した雑誌であり続けました。本屋で見かけてはパラパラめくって「ベーマガはスゴいなあ…」と思っていたものです。

今回、こういう形で復活するのは嬉しい反面、どう考えてもニッチな趣味だよなあw…と思います。プログラムリストを投稿する文化の復活は…まあ無いよね。
でも、ごく一部でもこういう文化が残って続くんであれば応援したいですね。特に若い子に。
…自分はもう、プログラムを考えたり打ち込んだりするのは無理ですw。このブログ書いてる時みたいに寝落ちするのがオチですわ。
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2015/07/09 Thu. 11:31 | trackback: 0 | comment: 0edit

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