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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』(ダーティペアOP) 

【1985年】というのは、自分にとって本当に大事な…思い出深い年でしてね。
阪神が優勝して日本一になった事もそうだし、高校生活満喫もそうだし、自分のパソコンを入手したのもそうだし、伝説の"ライブエイド"を必死に見た事もそうだし、つくば科学万博に行った事もそうだし、なんかもう…ものすごく中身が詰まった回転焼きみたいな年なんですよ。アウシタンだった自分が『ファンロード』を初めて読んだのもこの年だったな。
『Romanticが止まらない』『翼の折れたエンジェル』『天使のウインク』『恋におちて』『ミ・アモーレ』『なんてったってアイドル』といった、今でも大好きな珠玉のヒット曲が軒並み出てきたのもこの年。歌謡曲マニアとしてもたまらんなあ。
強い象徴だった北の湖が引退し、ゴルバチョフとおニャン子クラブという"破壊者"が出てきたのもこの年なんだよね。混沌とした面白い年だったわ。もちろんバブルだったし。
そんで、『ダーティペア』という小説、及びアニメに衝撃を受け、脳みそを焼かれた年でもあります。

今となっては、この作品の知識をどういう順番で仕入れていったのか定かではありません。
おそらく、月刊OUTなりアニメージュなりのアニメ雑誌で『ダーティペア』というアニメが始まるよん…という情報を得たのが最初だろうと思います。
で、高千穂遥の小説単行本『ダーティペアの大逆転』を読んだのか、TVアニメ『ダーティペア』の第1話を見たのか、どっちが先だったかが自信が無いw。『ダーティペアの大逆転』を隣町の本屋で買った記憶はあるんですが、ウィキペディアを見ると…1985年7月発売になってるんだよね。「ああ、これが今度始まるアニメの小説か。読んでみよう」的に買ったはずだと思うんで、発売まもない単行本を買ったことになるなあ。
で、小説が…もう本当に面白くて、何度も読み返しつつ…それで期待を極限まで増幅してTVアニメの第1話を見た…という感じだったかな(書きながら記憶探索中w)。たぶんそれで合っていると思います。
小説としては…こういうSFに開眼した作品ですし、TVアニメとしては…"女性主人公が大活躍"とか"百合的な何か"とか"島津冴子"とか………今に繋がるいろんなリビドーを呼び覚ましてくれた作品ですよ。どうしてくれるんだ(笑)。

ケイの…赤毛にパーマにハチマキで少しボーイッシュな外観と性格、ユリの深青髪にロングで女の子っぽいけど油断ならない性格というコンビネーションは、アニメ史上でも特筆すべき偉大な基本設定でしてね。当時の"アニメマニア"(アニオタなんて言葉はまだ無かった)の男共は狂喜したもんですよ。

自分は先に小説を読んでいたもんで、「ああ、TVアニメの方は大人しいんだな」とは思っていたものの、ケイとユリの衣装とかスタイルの良さとか性格とか、そんじょそこらの男より遥かに強いとこは大好きでしたね。
何話か忘れたけど、ケイが敵の構成員を倒す時に…衣装の上着をガバッと開いて(何もつけてない)、男の目を釘付けにしてからブン殴って倒すシーンがあってですねえ(カメラアングルはケイの背中しか見せてないんだけど)。この、自分が女である事すら最大限に活かす人物描写が大好きなんですよ。こういうのが大人ってもんだよね。
ケイとユリ、どっちが好きと聞かれたら「どっちかと言えば…ケイかな」と答えていたのはこのシーンのせいです、はい。
90年代以降は…こういう当たり前に大人で、自然な肉付きのバトルヒロインというのを生み出せてないよね。
『ふたりはプリキュア』はもちろん若過ぎるし(20才くらいになった二人は見たいけど)、『キディグレイド』は大してエロくない。『ナジカ電撃作戦』『クイーンズブレイド』みたいなネタ系か、『KITE』みたいなアダルト系くらいだわ。

ウチの母親はアニメや漫画に厳しいもんで『ダーティペア』を見るのはいつも苦戦でしたが、7月15日に放送された第1話『コンピューターの殺し方教えます』は、母親が運良く家庭菜園に出払っててガッツリ見れました。
シティのランドマークタワーの制御コンピューターが暴走して手の施しようが無くなり、WWWAの腕利きトラコン(トラブルコンサルタント)である"ラブリーエンジェル"の二人が解決の為に現れる。タワーの関係者は「ダーティペア!…」と、この世の終わりみたいな顔をしてたけどw。
コンピューターの暴走を止めようと奮闘する二人と、それを防ごうとするコンピューターの攻防。台詞が極端に少なく、設定説明もほぼ無いという実に"不親切"な初回なんだけど、自分は小説をあらかじめ読んでいたこともあって躍動する二人にもう夢中w。
二人がついにコンピューターを止めるまでを延々描ききり、止めてどうなった的な締めすらほぼ無い完全躍動回。TVアニメシリーズ全24話では、いまだにこの第1話が一番好きですね。この当時のアニメスタッフは、新しいことやりたくてウズウズしてる人たちばっかりでしたわ。

忘れちゃいけないのが、どっからどう見ても「カッコいい…」としか言い様の無いオープニング。


『ダーティペア OP&ED映像』 by ニコニコ動画

なんと言ったらいいんだろうねえ…。
小説の『ダーティペア』をアニメ化する時に、推測ですが"キューティーハニー"が二人いるような感覚はあったんじゃないかと思うんです。あくまで自分の推測ですよw。
『キューティーハニー』のオープニングのスタイリッシュさは、いわゆる王道のオープニングからはちょっと外れていると思うんですが、そういう異端なスタイリッシュさを80年代の感性で突き詰めたような映像だと思うんです。当時はこれを見て衝撃を受けたし、今改めて見直してもスゴい。
現在40代の(つまり、現役でコレを見た世代の)アニメスタッフの方は、ほとんどこのオープニングのスタイリッシュな洗礼を受けたはずです。
街角のモニターに映り、時に飛び出す二人と、手前を歩く人の群れという対比が問答無用に素晴らしいですよね。

曲とのシンクロという観点からも実によく出来てるオープニングですが、この曲がまた…80年代じゃないと現れなかった曲なんですよね。
80年代のアニメタイアップというのは、ちゃんとした歌手が歌う割に…世界観などアニソンとしても申し分ない曲になっているのが魅力なんですが(『愛をとりもどせ』『キャッツアイ』『タッチ』『真夏のランナー』『想い出がいっぱい』などなどなど)、この曲もその例に漏れません。
『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』中原めいこ。

中原めいこは、この曲の2年くらい前に『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね』というインパクト抜群なタイトルの曲で一世を風靡した歌手。歌は上手いし結構な実力派なんですが、この人もまた正統派のシンガーソングライターとはちょっと外れた感じでしたね。言語感覚が過去に無いタイプで、それを曲に載せるのが巧み。
その中原めいこが、どこまで『ダーティペア』という作品世界を押さえていたのかは分かりませんが、そのオープニングとエンディングを作詞作曲するにあたって…世界観をかなり取り込んでくれた事は確かです。

♪今夜秘密のカジノにおいでよ
♪たまにゃ無謀な遊びに酔いしれ
♪落ちてゆくよな気分は慣れたらこわいよ
♪クセになりそなエクスタシー

この部分は、今でもパチンコ打ちに行く時に脳内でよく流れてますがねw。カッコいい歌詞ですわ。
♪私危険なロシアン・ルーレット…なんてのは、ダーティペアの二人がいかに副作用のドデカい劇薬かをよく表していますよね。
そして、この曲のフルサイズも貼っておきます。


『ダーティペア OP&ED フルサイズ』 by ニコニコ動画

いつだったか…『ときめきトゥナイト』のオープニングの事を書いた時に(4年は前だなw)、放映バージョンとレコードでは違う曲というのに触れましたが、この『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』もそうなんですよね。
1分30秒のオープニングで歌われている歌詞は、実は1番と2番の合成で出来ているので、カラオケで歌おうとするとちょっと違和感があります(歌うなw)。そもそもフルサイズは、歌いだしからして ♪賭けの無い恋などつまらない ですからね。
でもフルサイズの、♪鈍く光ったマグナム抱きしめ 細いラインに電気が走るわ というのはセクシャルな表現でいいよなあ。(だからいじった可能性もある)
中原めいこは、この2年後に…『鏡の中のアクトレス』(気まぐれオレンジロードOP)も生み出すことになります。いい仕事しますわ。

このアイマスPVは、この日の為にずっとマイリスしてあったものですw。実におっさん殺し。


『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』アイマスPV by ニコニコ動画

いやいや、よく作ってありますわあ。見るたびに幸せになる動画ですよ。前を横切る人の群れが全てアイマスキャラクターなのもニヤリと出来ます。
あずさ&貴音のダーティペアはボディーライン的には最適解ですね。どっちがケイでどっちがユリなのかちょっと微妙ですけどw。どっちもボケだからなあ。
まあ、史上最悪の結果を招く二人としては案外いいかもしれません。ダーティペアってのは大人だからいいんですよ。

1985年7月15日、第1回を見た自分は「おおお!これはイイじゃないか!」と浮かれていました。翌日高校で、見た人間同士の感想戦を繰り広げたのは言うまでもありません。
それから一週間後には、修学旅行で東京京都大阪に出発。
つくばから東京へのバス移動の途中、長い車道トンネルを走っている時に「おお!ダーティペアのエンディングみてえ!」と浮かれていたのは自分ですw。田舎の子なんです、すいません。
京都の宿の近くにあった本屋で、ファンロードという雑誌を初めて買ったのも、表紙イラストが『ダーティペア』だったからです(シュミ特がダーティペアだった)。
あの年、1985年というのは『ダーティペア』と密接に関わっている年なんですよ。
高千穂遥、安彦良和、滝沢敏文、土器手司、中原めいこ。
もしタイムマシンが実現するのなら、アナログ放送用ハードディスクレコーダーと、貴重な書籍を詰め込むための段ボール持って、張り切って行ってみたいですね、1985年。

『ダーティペア』放映開始30周年、おめでとうございます。
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2015/07/16 Thu. 05:42 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

私が一番アニメにはまっていた時期でもあり、当然のように『ダーティペア』は好きでした。
(私は島津冴子=ユリ派)

こういう「知的でユーモアセンスあふれた面白さてんこ盛りのSF」って、意外と少ない気がします。
自分は、かの『ギャラクシーエンジェル』こそ『ダーティペア』の血統を受け継ぐ傑作だと思っているのですが。

そうそう、TV版のオープニングももちろんよいですが、松原みきが大好きな私としては
「劇場版ED『パ・ド・ドゥ』もいいですよ☆」
と言わずにおれません。
ま、劇場版自体は忘れたくなるほど黒歴史なのは承知しておりますが。
(わざわざ映画館まで出向いたあの一日を返せ!)

エトワ-ル☆ #- | URL | 2015/07/19 09:43 * edit *

>>エトワール☆様
劇場版は………ケイとユリとムギとナンモが動いてましたね!(酷い感想) あの曲は確かに良かったです。
まあw、今でこそ劇場版が出来がいいというアニメも増えましたが、当時はTVアニメの劇場版は鬼門ばかりだった印象。コナンとかナディアとか。
おっしゃる通り、小説としては意外と少ないですよね。ダーティーペアが特殊なんでしょうか。そりゃあ海外でもアニメがウケる訳です。
『ギャラクシーエンジェル』は…盲点でした。確かにテイストは似てますよね。エロカッコよくはないですけどw。

メテオ #- | URL | 2015/07/20 05:12 * edit *

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