09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

『栄冠は君に2』PC-98版(アートディング) 

今年も高校野球が盛り上がっております。
長崎の創成館が1回戦突破、富山の高岡商は惜しくも敗れたものの8点差を追いつく素晴らしい馬鹿試合で、オコエのポテンシャルを存分に引き出しました。今大会最大の注目選手であるオコエには期待してます。
野球が好きという事もありますが、やっぱ高校野球はいろいろと別格の面白いイベントなんですよね。
その高校野球のゲーム化に挑んだのが、アートディングの『栄冠は君に』シリーズ。自分が嬉々としてやり込んだ"2"の話を中心に書きたいと思います。

80年代後半から90年代前半のアートディングは、パソコンゲームという特性を最大限に活かして名作を次々にモノにしていた、ファンの支持の厚いメーカーでした。
『A列車でいこう』『トキオ』『THE ATLAS』『大海令』『天下御免』『ハウメニロボット』『関ヶ原』『ルナティックドーン』………といった、他のメーカーがあまり手を出さない分野のシミュレーションを次々と開発し、出来もかなり良かった。アートディングの新作が出たと聞くと「今度はどんなゲームなんだろ」とワクワクしたもんです。
ただ、ゲームの深さ故に…ほとんどが"PC-98用"でして、パソコン遍歴が…FM-77D2→FM-77AV40EXという富士通っ子の自分には縁遠いメーカーでしてw。初代『A列車でいこう』のFM-7版はやったけどね。
だから、高校野球シミュレーションゲームの『栄冠は君に』も、初代については指をくわえて眺めてるだけでした。

そんな自分が、ついに富士通8ビットに見切りをつけ、ようやく「念願のPC-98を手に入れたぞ!」と歓喜したのが…確か1990年のいつ頃か。中古のPC-9801EX2とモニタを分割で買ったのです。
(PC-9801EX2は、PC-98には異色の3.5インチフロッピー採用機種。もう自分は3.5フロッピーじゃないと耐えられない身体になってましたので)
「これで最新の重厚なゲームが出来る!」となった訳ですが、当然『栄冠は君に』もやりたい。そしてタイミングの良い事に、ゲーム内で1年間のプレイしか出来なかった初代から進化した『栄冠は君に2』が発売になっている。
導入したPC-9801EX2で最初にやったゲームは…たぶん『プリンセスメーカー』ですがw(これも書きたい事が大いにあるけど、今回はパス)、ほどなく『栄冠は君に2』を買ってきて、長い監督生活が始まったのです。

まずは高校選び。当時47都道府県で予選に参加した高校全てが入っているんですが、ここは当然…母校を選びます。
一応、各高校の名前は一文字入れ替えとかで実在する高校名とは違う仕様になっているんですが、高校名はエディット可能なので…もちろん母校の正式な名前に戻しますw。
しかも、自分が担当する高校以外の名前もエディット出来るようになっているので、やろうと思えば全国4000校ほどの全ての高校名を実在にする事も可能ですが、自分はそこまではやりませんでした(やった人もいるそうな)。まあ一文字入れ替えとかですから、元ネタの高校は分かりますしね。
そして、自分が最初に担当する部員の名前をエディット出来るんですが、実は部員の名前をエディット出来るのはここだけなんですよね。代替わりで入ってくる新入部員の名前エディットは出来ません。初年度はハッキリ言うと弱いので、エディット出来てもあまり意味は無かったんじゃないかと…。まあ、名前はエディット出来ない方がリアルでいいです。

高校の強さのデータは、その時の最新の地区予選データが反映されています。ウチの母校は、その時は地区予選でベスト8でした。だもんで、高校のレベルとしては悪くないとこからの出発です。(この当時は県内では強豪の一つだったんだけどね…。最近は常に1回戦負け、今年も波佐見相手に1回戦負けでした)
ゲームの基本としては、練習で体力を上げ、守備練習、打撃練習、走塁練習、投球練習でスキルを磨き、練習試合で能力と自信を身につけ、万全の状態で地区予選に挑む…という流れ。数値とのにらみ合いなんですが、その数値の上げ下げがたまらなく面白いのです。
まず、数値の中で一番大事なのは体力です。試合をやると消耗していく数値なので、これをMAX(240)までもっていくのは大基本。よって、1年生から2年生にかけて、みっちりと体力を作っていくことになります。
ちなみに、監督就任1年目は確か地区予選3回戦あたりで強豪に負けたんですが、これはスタートメンバーが体力が無さ過ぎての力負け。ここで痛い目にあって、「ああ、体力無いと全国なんか無理だなあ…」と悟らせる意味があるんだと思います(なのに好きな名前つけられるというw)。
体力があって初めて、打撃守備走塁投球の各練習も存分にやれるし、練習試合で経験を積ませる事が出来る。とにかく体力がMAX近くまで上がってから、おもむろに個人にあった練習を組んでいました。

4月に大挙やってくる新入部員の中で、筋力が強い子に投手をやらせるのも大事なこと。
1回登板すると結構体力が減るので、全国制覇まで見据えると投手は1学年に必ず二人必要です。投手抜擢する時に「エースはこいつ、準エースはこいつだな」と見極めるのも楽しいです。
また甲子園常連レベルになると、翌年の事を考えておかないといけませんから、3年生の投手二人と、経験を積ませる為に2年生のエースの方を必ずベンチ入りさせてましたね。で、余裕のある時に経験登板させておく。それが翌年の強さに繋がる。こういう連鎖は楽しいです。
投手なのに打撃が良い子も時々いるんですが(筋力あるからね)、だからといって日ハムの大谷みたいな使い方をすると体力が減り続けるので、投手をクリーンナップに据えるのは避けてました。この辺はもう少し融通が利くと良かったなあ。
打撃は、能力をMAXにしてもパカスカ本塁打を打つような事はありません。あくまで高校野球的な打撃の良さです。数値よりも経験と資質がモノを言う気はしてました。
走塁はMAX240が基本かな。自然とそうなるもんです。守備はMAXにしておいても、ごくたまに失策します。それが野球ですから。

数年に一度くらいの割合で、天才が入部してくる事があります。天才は各数値の伸びが速く、2年生の段階で使える戦力になっていて、次年度も主役となれる逸材です。
天才が入部してくる確率は、その高校のレベルと実績で上がるそうですけど、毎年必ず入部してくる訳でもありません。しかも見た目は他の部員と変わりません。
この天才を4月の練習初日に見極める方法がありました。天才は、伸びが速くて疲れにくい。これを利用して、新入部員が入ってきたらまず上級生も含めて全員で守備練習をします(全員でやるのは、ただの気分w)。
守備練習をやると、通常は体力が2減るのですが、天才は1しか減ってないんです。これで簡単に見極める事が出来ました(ちなみに3減る子は凡才なんですが、ウチにはほとんど入ってこなかったですね)。
天才を見極めたら、基本的には野手にしてました。投手だと伸びまくった打撃センスがもったいないしね。
でも、毎年のように甲子園で優勝するレベルまでいっても、そう簡単には入ってきませんでしたよ。ゲームバランスですね。

あと、練習試合は絶対に負けちゃダメなんですw。いろいろ数値に響きますから、とにかく必ず勝てるところとやる。
県内の弱小高校とあからさまな練習試合を組むのは多少良心が咎めましたがw、まあウチが全国制覇するための生贄みたいなもんだ(酷い)。
それと、練習試合も地区予選も出来る限りコールドで勝つのが重要。体力の消耗を出来る限り食い止める。決勝以外は5回コールドで勝つつもりで。
…それでも地区予選から甲子園までの期間では、体力はMAXに戻せないんですけどね。まあそれでも消耗を防いで、コールド無しの甲子園に挑むのです。

試合については、このゲームをやり込んだ人なら誰でも知っている点の取り方があります。
無死か一死で、1塁3塁か満塁の状況さえ作れればOK。あとはスクイズを指示すると必ずフィルダースチョイスになってオールセーフとなるので、無限に点が取れます。
これがバグなのか、はたまたゲームの進行上…意図的に組み込まれたものなのかは不明です。無限とはいっても、その状況を作れずに試合がもつれる事もあるし、たまにスクイズ外されることもあるし。
ちなみに自分は5点くらい取ったら、あとは普通に試合してました。2年生に経験を積ませたい時には多めに取る事もありましたけど。
それで負けたら、そこまでという事です。次年度へ切り替えていかないとね。

甲子園で優勝するか、その途上のどこかで負けた時点で3年生が卒業。「監督、ありがとうございました!」
そして新入部員が入ってくる。「監督、よろしくお願いします!」
延々とこの繰り返しで、スゴいイベントがあったりもしないゲームなんですけど、こういう終わりの無いゲームが大好きな自分にはたまらなかったですね。どんだけやったことか。
部員が練習してる時に、たまに女生徒が見守ってたりするのも雰囲気あったねえw。小粋な演出。
明徳の馬淵、星稜の山下、智弁和歌山の高嶋などなど、高校野球の名監督というのは少なからずこういう部員の代替わりを楽しんでいるんだろうなあ…と納得させられるゲームでした。
ちなみに『栄冠は君に3』は、部員のデータがマスク化されてしまったという事で、全くやる気が起きませんでした。『2』の楽しさ全否定かよ。
あと、PS2で出たヤツもやりました。ただ、試合画面が豪華過ぎるのもどうかな…という感じで、それほどやり込まずに終わりました。やっぱパソコンの画面で、マウスやキーボード使ってチマチマやってる方が雰囲気がある。
近年は続編も全く出てないようですが、コンセプトはいつの時代でも楽しいと思うんで、また出してほしいんですけどね。3DSあたりで出てくれるとベストかな。

ウチの母校が甲子園に行く事は残念ながらもう無いと思うんで、ゲームの中で甲子園常連にしてあげたいものです。
頼むよ、アートディング。あの頃のノリで、ぜひ。
関連記事
スポンサーサイト
2015/08/12 Wed. 06:06 | trackback: 0 | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/1879-5ac058e2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。