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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『キラキラ星あげる』(大場久美子) 

日曜のNHK-AMは『のど自慢』が終わった後、ニュースを挟んで…山田邦子が司会の『日曜バラエティ』という番組が始まります。
スタジオにお客を入れた公開生放送で、視聴対象年齢は完全に中年以上。お客も若い人は皆無という、"昭和"を意識した番組ですね。山田邦子の仕切りも上手い。
昨日も、昼過ぎの目覚ましで起きたものの微睡んでいた自分の耳には、『のど自慢』→『日曜バラエティ』というコンボが入ってきていました。ほとんど聴いてなかったけどw。
で、ちょっとスマホをいじったところで、『日曜バラエティ』開始早々ゲストが歌い出します。

「大場久美子さんです、どうぞ~。『スプリングサンバ』!」

瞬間「ぷっ!」と吹き出して意識がハッキリします。『日曜バラエティ』に大場久美子! しかも…あの伝説の迷曲である『スプリングサンバ』を…な、生歌で…。
40年近く前の歌なのに、今でもキチンと不安定に楽しく歌う大場久美子。朝起き抜けの頭には…御褒美だがツラい。『のど自慢』の出演者よりも(以下自主規制)。
急いでツイッターと2ちゃんのラジオ実況を覗くと、両方とも変に盛り上がっているw。そりゃまあラジオ実況するのなんて基本おっさんばっかだろうからなあ。大場久美子が『スプリングサンバ』を生で歌うことの価値を理解している訳ですよ。
「歌番組に出る歌手は歌が上手なのが当然だった時代に、この歌いっぷりでいろんな歌番組に出てたんだから、いろんな意味でスゴいよなあ…」などと思いつつ、おかげで目も覚めたんで職場に行く準備なぞ整えだします。
で、もう少しで出発しようというところで、おもむろにラジオの山田邦子がまた…大場久美子を紹介します。

「では聴いていただきましょう、大場久美子さん…『キラキラ星あげる』!」

瞬間、ラジオのボリューム上げましたw。こ、これは…月曜夜7時半のお楽しみ、『コメットさん』だよおおおお!

♪キラキラ愛の星~ キラキラ光る星~

そう!この不安定さ! これこそが大場久美子なんだよ!と感慨にふけりながらラジオに耳を傾けます。歌を辞めてから最近まで歌を封印して、不安定な歌い方を保っていただけのことはあるなあ。(失礼な事は言っていない!)
曲が終わって、自分が大変満足しているところへ…山田邦子が「バトンも可愛く回してましたね~」と発言。うわあ、バトン持って歌ったのか、それはラジオじゃなくて横浜アリーナとか大阪ドームでやってほしかったなあ。
非常に満足して部屋を出た自分が、♪トゥインクルトゥインクル、コメットさん~ などと口ずさんでいたのは言うまでもありません。

その『コメットさん』主題歌でもあった、『キラキラ星あげる』というのはこういう曲なんですけどね。
作詞は大作詞家の伊藤アキラ、作曲は確かな仕事ぶりの平尾正晃。豪華な配置ですね。
前もって断っておきますが、ちゃんとしたレコード(CD)音源です(酷い)。大場久美子の当時の写真が画面に出ますので、それから目を離さずに聴いてください。


『キラキラ星あげる』オリジナル音源 by ニコニコ動画

歌番組に大場久美子が出ると、ウチの母親(歌唱力絶対主義)が文句言うわなじるわ茶化すわで賑やかだったんですけどね。自分は小学生でしたが、「ハハハ…」と笑うだけで特に同調はしませんでした。
自分は内心…(下手だなあ)とは思いつつも、小学生の男の子なりの視点で大場久美子を見てましたよ。あと数年早ければ、部屋にポスターくらい貼ったかもしれない。
下手なのは間違いないんです。歌手活動を辞めた時に、理由を本人自ら「音痴だから…」と言い切ったくらいですしねw。声を張り上げるとこは多少マシですが、低く静かな部分は不安定過ぎて不安になります。
これが単に下手というなら、能勢慶子の『アテンションプリーズ』程度の扱いで、現在まで語り継がれることも無かったと思うんです。
しかし、大場久美子は歌唱力以外のポテンシャルが抜きんでていたんですよね。顔、健康的しぐさ、素人っぽい声、雰囲気、デカい胸…。"1億人の妹"というキャッチフレーズがついてましたが、男の子あるいは青年男子の一つの理想型だったんです。
だもんで、音痴というのが逆にセールスポイントっぽくなった。なにせ当時の歌番組は、アイドルだけでも…山口百恵だ岩崎宏美だ伊藤咲子だピンクレディーだ、歌唱力もオーラも怪物級の大スター揃い。その中でこのか弱い不安定っぷりが、男連中の庇護心を煽ったのです。

こういう画像もありましてね。


『キラキラ星あげる』歌番組での映像 by ニコニコ動画

前半は、かの『コメットさん』の本物のOP画像が使われていますんで、おそらくTBS系の歌番組(『ロッテ歌のアルバム』とか)だと思います。
で、歌が始まると同時に収録会場で歌う大場久美子に切り替わるんですけど、妙に日焼けしてニコニコ歌う大場久美子の破壊力がスゴいですねえ。こりゃあ男の子はチラチラ見るわ。
大場久美子は安定の不安定さで、音痴なのも顧みずちゃんと歌い上げる(口パクなんかやらせてもらえない)。バックバンドの豪華な伴奏が贅沢で、カラオケばっかの今では考えられないですね。手書きのテロップとか、当時の記憶が甦ります。
それと、歌ってる大場久美子の背後から暗い会場を映すカメラワークが懐かし過ぎますw。当時の公開歌番組ではおなじみでしたよねえ。
大場久美子が音痴なのに支持されるという現象が起きたのは、本人のポテンシャルもさることながら、歌唱力上等の時代に臆せず明るく歌っているように見えたからだと思います。(もちろん御本人には相当な重圧で、最終的に歌は辞めてしまうのですけど)

そんな大場久美子を知る年代も、少なくとも自分ら世代かそれより上という事で………おっさんですわね。
そんなおっさんが、日曜の昼間に「おお、大場久美子!」とか喜んでる姿は…若い人には理解し難いでしょうが、まあ…大場久美子はそういうスイッチが入るような存在だったんですよ。『コメットさん』も1年以上続いた良ドラマだったし。
あと、天地真理みたいな惨状にならず、桜田淳子みたいな状況にもならずに、それなりに綺麗に年齢を重ねているのも大きいですね。だからバトンを回しても許せる。
あの頃をそれほど損なわず、歌唱力もそのままという、得難い存在なのであります。

♪キラキラ~ いつまでも~

そのうち気が向いたら、『スプリングサンバ』や『エトセトラ』の超破壊力のことを書く…かもしれませんw。
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2015/08/25 Tue. 05:20 | trackback: 0 | comment: 0edit

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