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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

相撲と体重の悩ましい関係 

相撲については何度か書いてるように、朝青龍追放の一件以降ほとんど見るのを辞めてしまって、現在は…結果などをニュースでチラチラ見るくらいです。
辞めるまでは長年真剣に見てましたんで、いずれまた…見るようになるかもしれませんけどね…。
さて、力士の身体の大きさというのは、非常に分かりやすい特徴であります。どういう身体を造り上げ、どういう相撲内容を目指すかというのはシンクロしますからね。
無論、デカいこと自体が尊ばれる傾向はあります。お客さんだって、デカい力士を生で見れるのは嬉しいですしね。
ま、限度ってものはある訳ですけど…。

(ここから転載)

大相撲の力士の健康診断が26日、東京の両国国技館であり、身長や体重測定、採血などが行われた。
今回、診断を受けた中で最も体重があったのは現役最重量でロシア出身の三段目・大露羅(32)=北の湖=で279.5キロだった。
前回の今年2月の測定時より約5キロ増量となり、公式計測では自己記録を更新。
歴代でも小錦の285キロ(96年春場所)に次いで2番目の重量力士となった。

大露羅は「テレビを見ていたら『夏太りはある』と言っていた。自分はあり得ないと思っていたが、増えていた。体重計が壊れているんじゃない?」と目を丸くした。
自身は散歩などでダイエットを試みているだけに、まさかの巨大化に不満顔だった。ただ、最後には「(体重計は)おかしくない。俺がおかしい」と前言を撤回していた。


一方、珍名力士で知られる序ノ口・宇瑠虎(うるとら、26)=式秀=は64キロだった。自己記録にはわずか1キロ及ばなかった。
今でも、最低でもどんぶり3杯はご飯を食べる努力をしているという宇瑠虎は「体重を増やすのは難しいですね。ひとまず70キロには乗せたい」と話した。

左肩を手術して5月の夏場所で5場所ぶりに土俵へ再び上がり、7月の名古屋場所でようやく番付に復帰したばかり。
「(肩は)もう(大丈夫)。安心して相撲を取れるようになりました。これからもよろしくお願いします」と丁寧に頭を下げていた。

(転載ここまで)


大露羅はさあ、北の湖が日本に連れてきて…スゴく期待してるのが伝わってきてたんだけど、完全に部屋で飯を喰う(だけの)人になっちゃったねえ。
この身体で、今まで大きな故障をした訳でもないのに…主戦場が三段目で、通算成績もほぼ5割(つまり4勝3敗か3勝4敗を繰り返している)というね。動かないで相手を疲れさせる取り口なもんで、詰まるところ…動きたくない、疲れたくないんでしょう。(現在の体重だと動けないとも言える)
小学生の頃から相撲を見ていて、「なんで幕下以下にあんなデカい人がいるんだろ?」と疑問だったんですが(弓取り式で有名だった江戸の華とか)、大露羅を見てるとなんとなく疑問が氷解しました。気が小さい、欲が薄い、しんどいのがイヤなんですね。
ま、大露羅に限らず、身体が横にデカい力士は割と気を遣うタイプが多いとは思います。
小錦の体重が引き合いに出されてますけど、小錦は南方系だから優しいけど遠慮は無かったからね。第一、大関に昇進し、横綱をほぼ手中に収めかけていた小錦と大露羅では比較にならんのですが。
大露羅のニックネームが「理事長秘書」だと聞いて、ああ…現状に不満は無いんだろうなあ…と思いましたw。まあ、三段目の時間に来ている好角家をなごませてくれればいいよ。


かたや宇瑠虎は………太りたくても太れない力士の極致なんですけど。
ソップ型の力士は大変魅力的で、貴ノ花(初代)、出羽の花、若島津、旭道山あたりの…足腰、スピード、動きのキレ、吊り、投げ、足技などは、芸術品だと思うんですよ。これが鷲羽山や栃剣あたりになると"小兵"というカテゴリで、舞の海に集約されていくんですけど。
ただ、こういう力士にしたって110kgから120kgの体重はあったんですよね(舞の海は除く)。それくらい無いと渡り合えない。
かの千代の富士が、幕内下位にしがみついていた頃の体重が90kg台でしてね。四股がとんでもなく綺麗だったのは印象的なんだけど、小学生の自分から見ても「細すぎだよな、コイツ」と思ってました。
その体重の割に雑で強引な相撲を取って怪我がちだったんだけど、貴ノ花(初代)の「ウルフ、タバコをやめれば太るぞ」というアドバイスと(当時の子供はみんな知っている有名エピソード)、怪我防止の為の筋肉トレーニング、怪我しない取り口で次第に幕内上位に安定するようになり、体重も120kg台で安定して…あの大横綱が出現した。千代の富士ほどの運動神経に恵まれた素材であっても、100kgは無いとやはり厳しいんです。現在なら…やはり120kgかな。
まあ、この宇瑠虎は背丈も大して高くないんで、舞の海を引き合いに出すべきなんでしょうけど、64kgはなあ…。(自分メテオが、176cmで66kgくらいかな)
こういう…太れない体質の方は確かにいらっしゃって、喰っても吸収されずに排泄されるまで早いのは間違いないでしょう。そりゃあ、のんべんだらりと暮らせるんなら怠惰に太ることは出来るでしょうけど、力士としてエネルギーは使ってるでしょうし、大露羅みたいに動かずに待つ取り口やってたら全敗しますからね。
判官贔屓の傾向がある日本人としては応援されるタイプだけど、序の口じゃあなあ…。相撲取るの午前中じゃん。
せめて80kg台まで増えてくれれば勝てる機会も増えて序二段までは見えると思うけど、今のままでは難しいなあ、いろいろと。

アンコ型の巨漢力士にしろ、ソップ型の小兵力士にしろ、問題は足腰なんだけどね。これがないとただのデブでしかない。
そういう見方をすれば、小錦はあの体重を活かせるだけの足腰があった。晩年は動けない取り口だったけど、膝も壊してたし…それはもう仕方ない。
で、足腰ってのは一朝一夕で強くなるもんじゃあないのよね。普段の生活がモノを言う。
ある時期から日本人力士が弱くなったのは、歩かなくなったことと和式トイレの絶滅が言われてますけど、自分はその説は正しいと思います。ごくたまに和式トイレを使う時の、「どっこいしょ」感は凄まじいw。出身地の実家は和式の汲み取りだったというのに劣化しとるぞ。こんなんで育った子は…そりゃあ足腰弱くなるわ。つまりもう未来永劫、日本人力士は強くならんという事ね。
ここに挙げた二人の力士も、足腰という点ではたぶん大したことはないよね。宇瑠虎は足腰以前だけどさ。

こういう様々な体型と取り口の力士が、あの土俵でぶつかり合うところが相撲の魅力で、これからもそれは変わらんでしょう。
ただ、体重にしろ足腰にしろ、上手く制御出来る力士には上が見えてくるようになっているんです。
宇瑠虎がもう少し体重増やして、運良く三段目まで上がってくれれば、角界最重量と角界最軽量の取組が見られるんだけどね。酷かもしれないけど、そこまでたどり着いてほしい。
それをお客さんが楽しむところに、相撲の魅力の一端がありますので。
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2015/08/27 Thu. 04:18 | trackback: 0 | comment: 0edit

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