10 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 12

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

『駒ひびき』は、まだまだですね 

前から書こうと思ってたんだけど、機会が無かったというか後回しにしてたんで、サクサクと書いておきますね。
以前ちょっと触れた、萌え将棋漫画『駒ひびき』の1巻を読んだので、その感想というか…不満というか。

そもそも将棋の漫画は、どうしても重くなりがちです。
今度アニメになるという『3月のライオン』にしたって、決して軽い話ではないですし、故・村山九段の生涯を描いた『聖』は涙無しでは読めない号泣漫画、多くの変態棋士が出てくる『月下の棋士』も重々しい漫画ですよね。
囲碁が『ヒカルの碁』という、重さを少年漫画タッチに昇華した傑作を生んだのに対し、将棋では上手くいってない。
『ヒカルの碁』が成功した理由としては、囲碁のルールは知ってる方が珍しいくらいなので、対局内容を深く突き詰めずに雰囲気作りを重視したのが良かったと思います。対して将棋は、ルールは割と知られているので、雰囲気だけで流していくことが出来ない。どうやってその局面になったのか…に、ある程度の説得力がいるんです。
しかし、それに囚われ過ぎると重い漫画になってしまう。将棋が好きな人はともかく、一般の人は付いてきませんよね。
ここを上手く流せると、中断してフェイドアウトしてしまった『ひらけ駒!』みたいに、将棋を題材としながら一般の人も付いてくる漫画になるんですけどね。
(余談ですが、『ひらけ駒!』は今や悪名高きLPSAが監修していたので、そういう事情で続行出来なくなったらしいですね。いい漫画だったのにもったいない話です)

さて、『駒ひびき』ですけどね。
まず…将棋で萌え漫画を描こうというチャレンジ精神は大いに結構だと思います。明らかに難事業ですから、これは応援したい。
ただねえ、現時点ではあまりにもストーリーがぶつ切りなんですよね。
この漫画、原作が二人(むらさきゆきや、さがら総)も付いているんですが、なんか…設定を消化するのに一所懸命で、ちっとも話に面白さが無いんです。船頭多くして…じゃありませんが、二人いる弊害なんじゃないですかね。
キャラクターの配置は、…言うとアレですが『咲-SAKI-』そっくりなんですよw。感性型の主人公に、努力型のライバル兼親友(べったりにはしてないけどね)、あと先輩などなど、フォーマットを拝借という感じです。
ただ、4人で打つ麻雀と、2人で指す将棋との違いと、解説役の解説が面白くなるのは麻雀の方だという特性の差で、パクったフォーマットが機能してないのを痛感します。将棋は難しいねえ。
そこへ、ストーリーぶつ切りで浅い事実だけで進行するというのが絡んで、読んでいて特にカタルシスの無い展開になってしまってます。
『咲-SAKI-』の最初のエピソードである、咲がとにかく配給原点で半荘を終えるという…単純だけど恐ろしく高度で、それだけで咲の秘めた実力が垣間見えるというような、分かりやすく引き込むような描写が全く無いんですね。
将棋で分かりやすく引き込む話を作れないと、今後も淡々と進行する漫画になってしまう気がします。

監修に高橋道雄九段がついていますが、関わっているのはおそらく局面や棋譜だけでしょう。物語のヒントになる実話とかは提供してるかもしれませんが。
高橋九段に求めたいのは、一般人にも凄さが分かりやすい局面ですね。将棋が…運ではなく読みのゲームなだけに、視覚や展開で理解させるのは大変でしょうけど。
高橋九段の好きな『けいおん!』を将棋をネタに再現出来るか、期待してるんですけどね。

まあ、現在の状況では…人気が出たりアニメ化されたりというのは難しいですね。キャラクターも特別目を引く訳ではないし。
もっとゆるゆるした、将棋サークルの話みたいなのにしても良かったと思うんですが、今更それは出来ないでしょうし。
『咲-SAKI-』をパクるんであれば、対局以外の要素もガッチリ取り入れてほしいんですけどね。『しおんの王』みたいなオリジナリティにも乏しいし。
いろいろ厳しい事を書きましたが、将棋で萌え漫画が成り立つのかどうか楽しみにしていますので、先駆者になってほしいですね。
関連記事
スポンサーサイト
2015/09/28 Mon. 04:42 | trackback: 0 | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/1923-c66d8ce6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。