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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『3年B組一八先生』という笑撃の麻雀漫画 

竹書房の雑誌『近代麻雀』は必ず立ち読みします。
今までいろんな漫画がお気に入りで、コミックスも買いましたが、現在は基本的に…

『むこうぶち』>>>>『麻雀小僧』>>『雀荘のサエコさん』>>>>>>『アカギ』

…ですかねえ。
今や『近代麻雀』は『むこうぶち』を読むための雑誌と言っても過言ではない。『むこうぶち』は隔週でも休載しないから、読む楽しみを削がれないしね。
長期連載の強みで、傀をめぐる人間模様も充実してるし、たまに単発話をさくっと入れてくるし、読んでいて実に楽しい。
『麻雀小僧』も毎号載ってるんだけど、客船に乗ってからも展開がゆったりしていて、まあ…長期戦だよねえ。マー坊もいいけど、竹井の方の漫画が読みたいと思ってしまう。(正直、マー坊は主役としては微妙)
『アカギ』は…もうギャグ漫画だからねえw。最新号でまた鷲巣様が意識失った時は「おいおい」と思ったけど、さすがに今回は復活早かった。鷲巣麻雀始まってからもう16年、当時産まれた赤ん坊は高校行ってます。
こないだまで『ムダヅモ』の2部っぽい漫画がやってましたが、ようやく終わって…本当に清々してます。『北斗の拳』の2部以上の"蛇足"でしたから、もう描かなくていいですよ。(『北斗の拳』の2部は、金色のファルコを生み出したからまだマシ) そもそも、小泉ジュンイチローという政治家が完全に失墜した現在にはそぐわんのです。2部はさっさと絶版にして、ヒトラー戦までで完結したことにしてください。3部とかやるなよ。
…といった感じで『近代麻雀』を楽しんでいるんですが、ある漫画が載った号は…『むこうぶち』が2位になります。
今、日本で一番面白い麻雀漫画は…錦ソクラが描いている『3年B組一八先生』(いんぱちせんせい)です。

この漫画、始まった当初は純粋に『金八先生』のパロディだったはずなんです。一八先生が校内の問題やグレた生徒に対して、麻雀であれこれ指導しつつ、最後に18000点(いんぱち)をブチ当てるという締め。
よくまあ武田鉄矢の特徴を掴んでるなあ…と思いつつ、単なる箸休め的なパロディギャグ漫画だと思ってたのです。
ところが、いつの頃からか…パロディの矛先がいろんな漫画に向き始め、作者の卓越したパロディ画力が炸裂し出します。
いや、画力だけならそう話題にはならなかったでしょうが、この漫画の恐ろしいところは、パロディ元の漫画の世界観を実に精巧に麻雀に落とし込むのです。
それは『ドカベン』だったり、『クッキングパパ』だったり、『幽遊白書』だったり、『釣りキチ三平』だったり、『AKIRA』だったり、『MASTERキートン』だったりする訳ですが、元ネタを知ってれば知ってるほど…その細かいパロディっぷりに笑いがこらえきれなくなる。『MASTERキートン』の回は何度立ち読みしたことか(買え)。
さらには、1コマ1場面だけ別の漫画のパロディをさりげなく差し込んで、分かる人だけ猛烈に笑えるような仕掛けがしてあったりする。こんなもん、立ち読み殺しやないかw。
どう考えても許可をとってるとは思えないノリノリのパロディっぷりが、すごくイケナイ漫画を読んでいるようで、知る人ぞ知る漫画のままでいてほしい…と思っていたりします。(でも書く)

そして最新号。『3年B組一八先生』載ってました。
タイトルの次のコマを見た瞬間、立ち読みなのに吹きました。そこには井の頭五郎がいたんですw。いや、この漫画では「雀之頭雀五郎(個人貿易商)」ですけど。あの独特の谷口ジローの細くて緻密なペンタッチで。
雀五郎は麻雀が打ちたくなって、あの独特な独白「焦るんじゃない、俺は麻雀が打ちたいだけなんだ」とかを展開しながら、「おっ、…うん…こりゃいいな、よしここで決まりだ」と雀荘へ。
中にいるのが、柳沢きみおの漫画『大市民』の山形。ここでもう耐えられませんでしたw。グルメ繋がりじゃねーか!なにこのパロディとしての完成度は。
で、「う~ん、北と西のオタ風がダブってしまった」とか言い出すし、赤ドラ引いて「安っぽかった手牌が一気に引き締まってきた」なんてもうw。
この後、『大市民』の山形のウンチクに怒った雀五郎が、アームロックする流れになる訳ですが、一八先生が18000アガる時の顔がオチになっているという…グルメ3段オチで完璧にやられて、結局『近代麻雀』買って帰りました。
麻雀漫画としても面白いし、パロディとしては完璧です。

おそらくこの漫画、コミックの出版は無理でしょう。
それは『一八先生』で画像検索すれば一目瞭然ですがw、とりあえずYouTubeにこんなのがあったので貼っておきます。


『3年B組一八先生』はこんな漫画 by YouTube

いかにこの漫画が無駄に高いクオリティを誇っているか、その雰囲気が伝われば幸いです。
コミックは無理でも、雑誌増刊形態でひっそり再出版してくれれば嬉しいんだがなあ…。期待してます。
未読の方は、ぜひ店頭の『近代麻雀』で。
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2015/11/04 Wed. 12:16 | trackback: 0 | comment: 0edit

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