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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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水木しげる先生、人間界を去る 

いつだったか、谷山浩子さんの著書に載っていた「古今東西ゲーム」のネタとして、"人間が考え出した実在しない生き物"というのがあって面白かったという事を書きました。
実際にやってみた時、西洋系のコボルド、ゴブリン、オークなどを小出しにする人と、フライングヒューマノイド、イエティといったUMAを言い続ける人、そして…河童、雪女などの日本妖怪から水木しげる妖怪に繋いで粘る人がいて、「人間って、こういう生き物を創作するのが好きだなあ」と感心したものです。

妖怪っていうのは、実に日本的なものだと思います。
生活してるところに自然があって、得体の知れない出来事や現象に対して畏敬の念があり、八百万の神がいるという思想が根付いていて、何でもない道具や植物ですら古くなるにつれ魂が宿ると思っている。
アニメ『地獄少女』の一目連は使い込まれた古い刀、輪入道はかつて姫を乗せていた馬車の車輪だったという設定。それが不思議ではないと思うとこが日本的です。
そういう自然と物への畏敬が「妖怪」という形で創作され、語り継がれていく。『雨月物語』などの江戸時代はもちろん、さかのぼれば室町時代にも平安時代にもそういうものを恐れていた記述がある。
日本人は「妖怪」を身近に感じることで、自然との関わりと境界を設けて生きてきたんでしょう。

自分ら世代における「妖怪」ってのは、『ゲゲゲの鬼太郎』にとどめを刺します。
近代化されてるのに、まだ自然がそれなりにあって夜も暗かった時代ですから、「妖怪」の存在も肌で感じられましたしね。だから"口裂け女"みたいな当時なりの新しい「妖怪」が生まれたりもしました。
今の子は『妖怪ウォッチ』で楽しんでいるのでしょうけど、『ゲゲゲの鬼太郎』は(2期までは)怖かったからね。怖い思いは子供のうちにしといた方がいい。
ちょっとゾワゾワしつつ、固唾を飲んでTVの『ゲゲゲの鬼太郎』を見守るのは貴重な体験だったんだなあ…と思います。

水木しげるという偉大な漫画家を語るには語彙が足りませんが、日本の子供に…得体の知れない存在を刷り込んでくれたのが最大の功績だと思います。
人間界での活動、お疲れ様でした。有難うございます。
また気が向いたら、人間界に寄ってください。
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2015/12/01 Tue. 11:47 | trackback: 0 | comment: 0edit

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