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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『バス・ストップ』(平浩二) 

楽曲『ぬくもり』の歌詞が、Mr.Childrenの『抱きしめたい』の盗作ではないかという指摘を受け騒動になっている、歌手の平浩二(66)が14日、CD発売元の徳間ジャパンコミュニケーションズの公式サイトにコメントを掲載した。
Mr.Childrenやファン、関係者に対して謝罪をしたが、歌詞が酷似していることについては「全く寝耳に水のことであり、本当にそのようなことがあるのか信じられませんでした」と、自身も把握していなかったとした。

平は5月にシングル『愛・佐世保』を発売したが、そのカップリング曲『ぬくもり』の歌詞が『抱きしめたい』に酷似しているとインターネットを中心に指摘された。
歌詞を見比べると、1番の歌詞がほぼ同一であるなど“完全コピー”状態となっていた。

平は「今回のような事態になってしまいましたことにつきまして、一歌い手として大変申し訳なく思いますと共に、Mr.Children樣、ファンの皆様、及びその関係者の皆様に対して、ご心配、ご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます」と謝罪した。
その一方で、「私としては全く寝耳に水のことであり、本当にそのようなことがあるのか信じられませんでしたが、歌詞の内容は確かに酷似しており、大変驚愕いたしました」と、歌詞が酷似していることへの驚きもつづっている。

徳間ジャパンコミュニケーションズはすでに『ぬくもり』を収録したCDの回収を決定。商品を購入した人に対しては代金を返金するとして、希望者に対して、送料着払いでのCD現物の郵送を同社の公式サイトで呼びかけている。

(転載ここまで)


長崎県南松浦郡有川町という、平成の大合併で今はもう住所として存在しない町があったんです。5つの町が合併して…新上五島町という名になって、結局「市」にもなれないという大変残念な合併でしたが。
その有川町の商工会は毎年10月になると、「商工会まつり」と称して抽選会など盛り上げ策をやっていたんですが、その一環でありメインだったのが、夜に町の総合体育館で開かれる…歌とゲームのイベント。
町の有志(目立ちたがり屋)による"のど自慢"や、豪華賞品が当たるゲーム大会が主だったんですけど、このイベントを盛り上げるために、芸能人ゲストを呼ぶのがお決まりでした。
バンドを連れた歌い手さん(名前失念)が来た時は、のど自慢の伴奏までやってくれて、バンドの伴奏に素人の歌という…もったいなくて苦笑いする体験をさせてもらいました。
かと思うと、ある年は…あの「星セントルイス」がやって来られて、町の地名をふんだんに取り入れた漫才を…あの調子でやってくれて町民大爆笑。お二人の視線がステージの床に向きがちだったのは、…大人の事情でしょう。こちとら体育館の床に座ってステージ見上げてるもんで、床に"何か"が貼ってあっても見えないしねw。
あと、星セントルイスのお二人はゲーム大会での仕切りが上手かった。素人いじりの芸風ではないんだけど、やっぱ本職だなあ…と思いました。
そんな感じで、毎年10月は誰か芸能人がやってくる風習があったんですけど、あれは…自分が中学生くらいだったかなあ。
平浩二さんがやってきたんです。

当時(80年代前半)、平浩二さんはすでに"過去の人"でした。
…こう書くと悪口みたいになっちゃいますけど、まあ…現役でヒット曲を出しているタイプではないということね。
かなり前に大ヒット曲を1曲出していて、それ以降も歌手活動は継続してるんだけど、たまにTVで見かけると…その大ヒット曲を歌っている。いわゆる"一発屋"というやつです。
"一発屋"は良くない意味にとられがちなんだけど、歌謡曲が好きな自分にとっては必ずしも悪い印象は無いんですけどね。歌は世に連れ、世は歌に連れ。その1曲が時代や出来事の記憶に密接に繋がっているのが"一発屋"の良いところ。郷愁もあるしね。久保田早紀の『異邦人』、あみんの『待つわ』なんかがいい例です。
ウチの母親が、商工会まつりに平浩二さんが来ると分かった時えらく喜んでいましたが、母親には母親の郷愁があったのでしょう。
その平浩二さんの大ヒット曲が、1972年発売の『バス・ストップ』。自分はさすがに発売当時の記憶はありませんが、その後の懐メロ番組などで曲は知ってました。


『バス・ストップ』(平浩二) by YouTube

当然ですが上手いねえ。歌詞の情景が浮かぶ、いわゆる歌謡曲です。
歌いだしの ♪バスを~待つあいだに~ に、全てが集約していると言ってもいいかな。ここが印象的で全体に波及してると思います。
品のある綺麗な曲で、平浩二さんの歌い方も甘くて素直。女性受けする要素ありますね。ロマンティックと言ってもいい。
それと、バスをテーマにした曲というのも案外珍しいですから、そういう意味でも記憶に残りやすいかな。
平浩二『バス・ストップ』、浅野ゆう子『セクシー・バス・ストップ』、山本コータロー&ウイークエンド『岬めぐり』の三大バスソングに、遊佐未森『山行きバス』を加えて四天王としたいところです。
さて、その『バス・ストップ』を引っ提げて、平浩二さんはウチの町にやって来ました。
歌はもちろん上手かったし、ゲームでも気さくに町民の相手をしてくれたんですけど、やっぱ本物のヒット曲を持っているというのはデカい。『バス・ストップ』歌ってる時のオーラと、体育館の雰囲気はスゴかった。場末の辺鄙な町にやって来て営業してるという感じが全く無かったですよ。
母親も「ああ、やっぱり上手いねえ、『バス・ストップ』」と御満悦でありました。歌は文化の極み。
そんな記憶があるもんで、平浩二さんという歌手にはちょっと親しみがあるのです。

今回の『ぬくもり』盗作…いや、コピー事件ですけど。
一番の元凶である作詞家・沢久美(70)がどういう風に仕事をしたのかが問題なんですけどね。コピーしたのは本人なのか弟子なのか、はたまたゴーストライターなのか(ちゃんとしたゴーストライターは、仕事としてこういう不手際はやらないと思うけど)。
「あたしゃババアなんでミスチルなんて知らない」という言い訳もアレですけどw、それが事実だったとしても"誰か"がコピーしたのは間違いないでしょうから、その内幕を吐露出来るかですね。たぶん出来ないでしょうし、信用は失墜したんでもう作詞家は引退でしょうけど…。
平浩二さんは…もうとんだとばっちりでして、実はシングルA面(こう言わないと気が済まない)の『愛・佐世保』は…平浩二さんが40年以上の歌手生活で初めて"自分で作詞作曲"した曲だったんですよね。
佐世保出身で、九十九島や弓張や相生橋など佐世保ゆかりの地名をふんだんに歌詞に入れて作った、思い入れのあるご当地ソングだったんです(さっき歌詞は見た)。それがこんな形でケチがつくというのは…。
40年以上の歌手生活で初めてのシンガーソングライター曲という事からも分かるとおり、歌謡曲歌手にとっての作詞家・作曲家は「先生」なんですよ。「先生に歌詞を書いて頂いて…」という世界。(そういう視点でいえば、デビューから一貫してシンガーソングライターである吉幾三は実に異色)
その「先生」からのこの仕打ちは酷過ぎると思いますが、なんらかの形で『愛・佐世保』は再リリースして頑張ってほしいです。コピー曲の方は破棄で。
そして、『バス・ストップ』と並んで歌う曲として育てていってほしいですね。

有川町くんだりまで来て、気さくに歌っていってくれた平浩二さんには、いつまでも頑張ってほしいものです。
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2015/12/15 Tue. 05:59 | trackback: 0 | comment: 0edit

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