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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『ガールズ&パンツァー劇場版』、初見としての感想 

年甲斐も無く、ツイッターで「バルス!!!」とつぶやいてしまいましたw。珍しく『ラピュタ』の放送日に休日だったのでね。
確か高2で、友人宅でレンタルビデオを数人で見たのが初めてで、それから幾星霜。
金曜ロードショーではエンディングの「君をのせて」バッサリカットという暴挙を見せられたり(ラピュタは放送のたびに放映時間が少しずつ伸び、90年代半ばでようやくノーカットになった)、LD買って何度も見て、『ジブリがいっぱいLD-BOX』(98000円)でも最初に封を切って、DVDも買って…。ジブリ作品では一番好きだし回数も見てますね。
今回は途中から見ましたが、あいかわらず隙が無さ過ぎて凄い作品だと思います。頼むから映画館でやってほしいなあ。

ということで、今日映画館に行った話を。
街外れもいいとこのシネコン、シアター大都会まで90分余り歩いて『ガールズ&パンツァー劇場版』を見るミッション、再チャレンジしてきました。
前より早く到着するつもりだったんですが、お疲れ状態で起きたので部屋を出たのは前回よりせいぜい10分早い程度で、途中コンビニのトイレに用事が出来たりして、着いた時間は大して変わりませんでした。しかも…傘を持って歩いたんだけど、傘をさすにはちょっと大袈裟と思える霧雨がずっと降ってて、結局「春雨じゃ、濡れて行こう」状態だったのもイヤでしたね。虹は出ましたけど。
到着して、窓口で「ガールズ&パンツァー!」と伝えたら………今回は無事チケット買えました(*^^)。チケットかくにん!よかった!
それから小一時間ツイッターなどイジリながら待ってたら、係員から「ガルパンは並べ!」との指令が出たので並んだら…一番先頭でしたw。「これでは道化だよ」(赤い人)
開場。チケットをもぎってもらって肩で風を切り入場。映画館でのベストポジションである前から4列目真ん中を無事確保。後続を見ると………君らなんでそんな後ろに行くの? 視界一杯の映像を堪能しないとダメでしょうが。
後ろの方はかなり埋まって、前は…自分より前に座ったのは2人くらいという状態なんで、埋まり具合としては半分か半分弱ってとこかな。平日の昼間としては上出来かしら。
上映時間になって、毎度おなじみカメラ男の重いメッセージCMが流れたら、即本編が始まりましたw。え?予告編とか無いの? ちょっと残念。

(ここから先はネタバレの宝庫のため、知りたくない人は読まないでください)


今回、評判だけで見に来た自分が抱えてる課題は、『ガールズ&パンツァー』というタイトル以外、ほとんど予備知識が無いということです。
まあ、作品がウケたとか「戦車道」とか、大洗の町おこしに一役買ってるとか、そういうのは知ってますけど、物語の背景、TVシリーズの大まかな流れ、キャラクターの名前、立ち位置、声優など、ほぼ知りません。
だもんで、「さて、どんなもんかな?」という少し斜に構えた気分ではありました。
映画はまず、自分のような予備知識薄い人間向けにTVシリーズの簡単な説明から入ります。もちろんここでキャラクターの名前を把握なんて出来る訳が無いので、雰囲気だけ掴めってことでしょう。それはそれで有難いことです。
が、それを見てるだけでも「…うーん、キャラクター多いなあ…」と思わされました。これはもう"なんとなく"見るしか無いな。物語もちょっと説明してくれるんだけど、出来れば…娘さん達が駆ってる戦車の車種と特徴も時間をとって教えてほしいなあ。そこまでやると敷居高くなるかもだけど。
そして本編スタート。話はいきなりの実戦です。
やたら軽快に動きまくる戦車同士の熾烈な市街戦。エキシビジョンマッチと呼ばれてるからには、この映画の掴みってとこでしょう。
主役チームの戦車が総大将で奮闘するものの、僚車がヘボくて次第に劣勢になっていく流れ。たぶん敵の方が質は高そうだ。主役の娘はかなり出来るようなんだけど、おそらくTVシリーズで成長したってことなんだろうな。
試合は主役側が惜敗して終了。多少のサービスシーンであろう集団入浴なぞあって、そして事態は急転直下。
文科省の役人が「優勝したら廃校は無しにすると言ったな、アレは嘘だ」的に出てきて、大洗女子学園は廃校の憂き目に。この文科省の役人が、前日譚であるTVシリーズでどういう発言をしたのかが分からない為、この急転直下には正直あまりノレず。生徒さん達の悲しみも、そのキャラクターがどういうエピソードを持っているかが分からないので、準備不足の自分には今一つ。ギャラクシー輸送機が出て来た時は「おおっ」とテンション上がったけどw。
主役の子が家元の娘で、実家に苦手意識があるのは分かりました。姉がデキるという点では『咲-Saki-』みたいなものか。
生徒会長が手を尽くして"勝てば廃校取り消し"という試合を段取りするのはいいんだけど、主役の子がこの辺に全く絡まないのは…この流れが映画的にさして重要ではないからかな(戦車戦を見せる映画だから)。
とにかく、これで廃校撤回へ向けてチーム一丸となります。

相手が大学選抜というハードルの高さなのはいいとして、大学側30両vs大洗側8両という当初の設定は、文科省の根回しとはいえちょっとどうかな…とw。もちろん、大洗のライバル校が続々と臨時転校して加勢してくる流れにカタルシスを作りたいからですけど、ちょいとあからさま過ぎるなあ…とは思いました。
ライバル加勢はこの上なく燃える展開ですが、ここでもTVシリーズという"過去"を知らないので、落ち着いて「そりゃあ来るわな」的に見ていました。
試合は大洗側の分散作戦が読まれて各個撃破、天王山を取った部隊は大口径の砲のカモになって撤退するんですが、主人公の戦車がどの辺を遊軍しているのかがちょっと分かりにくいかな。
それと一番気になったのが、どっちのチームも徐々に損耗し稼働車両が減っていくんですけど、どの程度減ったのかの途中経過をもう少し入れて貰えると助かります。『七人の侍』の、野武士を討ち取るたびに×の数が増えていく演出みたいなのが2回くらいあると、状況が分かりやすくなるはず。
後半の遊園地に誘い込む戦いは、その『七人の侍』でも基本戦略として採用されていた劣勢側の王道ですから、気持ち良く楽しめました。戦車が時折超反応してるのはツッコむと野暮でしょう。遊園地のアトラクションをどう戦車戦に応用するか、かなり腐心したんだな…と感じました。
残存車両数がかなり少なくなったところでようやく途中経過が入って、ここまで来たら肉弾戦。
最終的に主人公姉妹が残って、敵の大将を追いつめていくのはこれも王道。自分もTVシリーズ見てればカタルシスあったんだろうな。
戦いが決着した時、「あ、最初のエキシビジョンマッチの勝敗のモヤモヤもここに結実するんだな」と納得。よく出来た映画だ。

ライバル加勢映画ですから主人公が影が薄くなるのは当然なんですけど、成長の葛藤はTVシリーズで描かれたであろうし、この映画では総大将なもんで、主人公の特徴特質が分かりにくいとは感じました。
まあ、アイマス劇場版(ムビマス)でも、グラグラしてんのはモバマスの娘らで、TVシリーズ経てきた千早や美希など765のメンバーは安定の極みであり、春香もあくまでモバマス絡みで悩んでた訳なんで、後日談的劇場版ってのはそういうもんでしょうけどね。
あと、文科省の役人がやり込められるのはいいんですが、関係者立ち会いの書面に捺印だけでなく、あの役人の"上役"は出るべきなんではないかと思いました。大臣とか主席補佐官とか。
言うなれば『ガメラ3・邪神覚醒』の最後の最後に突然出てくる津川雅彦みたいな、ぐうの音も出ないお偉いさんね(ま、あの映画の津川はあまりにも突然過ぎて、逆に違和感あるけどさ)。

それと、これは映画には何の罪も無いことですが、パンフレット完売で内容の反芻が出来ないんですよw。非常に困る、ただでさえ完璧に初見なのに。
今これを書いている手元には、仕方ないのでスロット『ガールズ&パンツァー』のホール用非売大型パンフがあるんですけどw(パンフ小冊子コレクターなもんで)、人物名が多少分かるくらいしか役に立たないです。「この娘があの娘だっけ?」みたいな照合しか出来ねえ。
せっかく映画館で見たんですから、記憶のあるうちにパンフレットでしっかり反芻しないといけないんですけどね。
あ、キャラクター多過ぎて声優とか誰が誰だかよく分からなかったんですが、含蓄のある言葉を吐いて♪ポロロ~ンと楽器を弾く娘は「能登だ」と分かりましたw。能登は偉大だね。

戦車の描写は軽く感じるとこもありましたが、音はかなりこだわった印象でした。
自分が大戦期の戦車にあまり思い入れが無く、現代の戦車が好きだというのもあって、各娘さん達が駆る戦車の特質が今一つ分からなかったのは申し訳ない。大戦期は航空機と艦船なら大好物なんだけどね(だからやってもいない『艦これ』が好き)。
その辺の知識があるとより楽しめるでしょう。

映画としてはなかなか面白かったと思います。
冒頭のエキシビジョンマッチで世界観に溶け込めればいいんですが、それでも…心底楽しむにはやはりTVシリーズを見ておくに越したことは無いですね。キャラクターの名前や資質や背景、駆っている車両と特色など、分かってるとより楽しめるでしょう。
物語は単純明快なんで、楽しかったしカタルシスもあります。まあ上質の映画です。
上映も2月まで延長されたようですし、パンフレットが再入荷するならもう一回見てもいいんだけど、なにせ遠いし、確実にパンフレット買える保証が無いと行かないかな。パンフレット欲しい。
全体に冷めた批評みたいになりましたが、そこは初見ですから御容赦を。

見終わって、大都会で「コブラ・ザ・ドラム」打って4000円勝ち、歩いて戻ってマイホで「ナナシーDX」打って17000円勝ちと財布の中身を増やして、すき家でカレー喰ってラピュタ途中から見て…という充実した一日でした。疲れた。
今日も休日なんだけど…とりあえずもう一回寝る。グッナイ。
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2016/01/16 Sat. 11:33 | trackback: 0 | comment: 0edit

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