08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

神社の鳥居には風格を求めたい 

神社で鳥居を建て替える際、従来の木や石製よりも安価な硬質塩化ビニール製にする動きが出ている。
老朽化や地震による損傷などで建て替えが必要になった際、費用は数百万円単位に上ることもある。

神社関係者は「多額の費用を氏子らに負担してもらう雰囲気が薄らいでいる」と認識。
一方、「鳥居は地域からなくせない」との思いも強く、負担が少ない方法での建て替えを選んでいるようだ。

「みんなに、これはいいと言ってもらえてうれしい」。
1日に八十八夜祭を終えた千曲市力石の清水神社。元氏子総代長の中曽根孝一さん(80)は、新しい鳥居への住民の反応を喜ぶ。

2013年9月、強風でケヤキ製の鳥居の柱2本が折れた。
中曽根さんらが宮大工からケヤキでの再建の見積もりを取ると、約1200万円と出た。
折れた鳥居の一部を再利用しても約500万円になることが分かった。
秋に例大祭があり、2年参りでもにぎわう同神社なので鳥居はなくせないと思案する中、硬質塩化ビニール製の鳥居を作る県外業者があると知った。
相談すると、約200万円でできると分かった。

中曽根さんらは同年11月、力石区約240戸に見積もりを示し、鳥居の材質についてアンケートを実施。
安価な点などから支持を受け、硬質塩化ビニール製で建て替えることが決まった。
約200戸から1万円ずつの寄付を受け、古い鳥居の撤去費を含め約230万円で再建した。

同神社の鳥居を製造した中島ビニール加工(茨城県日立市)によると、硬質塩化ビニールは水道管素材などに使われ、腐らずさびないので耐久性に優れているとする。
年間100~200基の鳥居を手掛け、神社だけでなく個人宅から依頼を受けた。

塩尻市広丘吉田の稲荷神社は08年ごろ、道路拡幅工事を機に、傷んでいた木製の鳥居を移転、硬質塩化ビニール製に更新。
費用は木製の半額以下だった。神社は地域の百瀬姓の人が共同管理し、祭りも開く。
更新を担当した百瀬太さん(74)は「鳥居は地域の絆で、なくせない」と話す。

長野市徳間の徳間八幡神社は14年11月に起きた県北部を震源とする地震で石製の鳥居の柱にひびが入った。
当時氏子の筆頭総代だった春日光雄さん(72)らが歴代の総代に相談し、硬質塩化ビニール製にすることを決めた。費用は、約500戸の氏子に寄付は求めず、神社の積立金などから捻出した。

鳥居は昨年9月の秋祭り前に完成し、「祭りに間に合って良かった」と前筆頭総代の田中博美さん(66)。
積立金などで対応した理由について「新しい住民が増え、地元の氏神様という意識が薄らいでいる。寄付を集めようとしても十分な協力が得られたかは分からない」と振り返る。

(転載ここまで)


自分が生まれ育った町には、主な神社が三つありました。
神社ってのは、当時外で遊びまくっていた子供にとっては格好のランドマークだったんですよね。石段登ったとこに境内があるので、周囲より高い場所にあるもんだし。
三つある神社でも、一番町中にある神社はすぐ近くに駄菓子屋があって、そこでいろんな遊び道具が買えたもんですから、常に数グループが遊んでましたね。飛行機飛ばすわ、爆竹鳴らすわ、ビー玉用の穴を掘るわ、缶けりで走り回るわ、やりたい放題ですよw。
神社側も子供のやることなんで諦めていたんでしょうが、今にして思えば…神社への親しみってのはそういうとこから生まれてくるんでしょう。
寺と違って神社は基本的に貧乏ですからね。地域と一体化することで生きながらえてきたんだと思います。

自分が高校の時に、三つの神社が統合される事になりました。
確か、神社側の事情(一つは後継者が無い状態で荒廃し始めていた)が大きかったと思いますが、町としても徐々に進む過疎で三つの神社を支えることが難しくなったのでしょう。
自分らがよく遊んだ、町中の神社は取り壊され、石段の高台も、そこにあった大木も無くなりました。更地の公園になったんじゃないかな。
荒廃し始めていた神社も取り壊され、規模が一番大きい神社に統合されたんですが、その際、社殿や社務所を新築しました。
その費用は、町内の氏子達の寄付で賄うこととなり、我が家でもその出費の事で母親が話をしていた記憶があります。(具体的にいくら出したのかは覚えてない)
月日が経って、統合された新しい神社が完成し、自分も母親と連れだって見物に行きました。
石段を登って、新しい社殿を見た時…まず「なんか…新し過ぎて重みが無えw」と思いましたね。母親と異口同音に「新し過ぎる」と感想を述べつつ奥へ行くと、名札がズラッと並んだ一角があって、それが今回寄付をした氏子の一覧だとか。
母親は熱心にウチの父親の名前を捜索しているのでw、自分はひとしきりぶらっとうろついてみたんですが、どうも…神社ってのは古いもんだという刷り込みのせいか、落ち着かなかったですね。
さすがに高校生ですから神社で遊ぶという事ももう無かったので、その新しい神社に行くのは…大晦日に紅白終わってから初詣に行くくらいでしたけど、行く度に「もう少し古くなってくれないと困るなあ」と思っていました。

上の記事は鳥居ですから、論点はちょっと違うかもしれませんが、果たして硬質塩化ビニールの鳥居に重みはあるのか?が気になります。
この記事の写真は見たんですが、思ったよりは鳥居だけど、経年劣化による重みとかは期待出来ない色合いでした。
たぶん古くなってきたら塗装を塗り直して対処していくんでしょうけど(そうじゃないと紫外線に耐えられない)、ちょっと悲しく感じますね。
もちろん、金が無い神社の判断は責められません。苦渋の決断である事は分かります。氏子制度も崩壊してるしね。
一つ腹立たしいのは、鳥居に使えるようなケヤキの大木が少ない故に価格が高騰するのであれば、何故馬鹿みたいにスギばっかり植えて、こういう用途の為の木材育成に力を入れないのかという点ですね。スギやヒノキでは鳥居として長持ちしないそうですし。石の鳥居は下手したら木材より遙かに高いそうで。
何よりも、価格重視で硬質塩化ビニールに流れてしまうと、宮大工の出番が減っていくんですよ。技術は保持しなければ失われていくもんです。
自治体からの支援があっても誰も文句は言わないと思うんですが、こういうとこにケチをつける無粋な奴はいますからね。空気の読めない奴が。

硬質塩化ビニールの鳥居が、どの程度の年月保つのかは分かりませんが、鳥居の幹に寄進者の名前が彫ってあったりするのは出来ないんでしょうね。
ランドマークとしての神社の鳥居さえあればいいのか、そこに風格を求めたいのか。
ウチの町の海沿いの神社(統合されてない)は、鳥居にあたるところに鯨の骨で作ったアーチ状のものが建っていて、インパクト絶大でした。昔は捕鯨で有名な町だったもんでね。
鯨の骨はアレですけれども、少なくとも…そこをくぐる子供の目と心に焼き付く鳥居であってほしいなあと思います。
関連記事
スポンサーサイト
2016/05/10 Tue. 04:30 | trackback: 0 | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/2117-e6952c5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。