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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

手軽に暗号、1500円から! 

ナチス・ドイツ総統ヒトラーが第2次大戦中、将軍への暗号伝達に使った機械が、インターネット競売大手イーベイで売りに出されているのが分かり、英国立コンピューター博物館の関係者が10ポンド(約1600円)で買い取った。
博物館関係者が29日、BBCに語った。

売られていたのは、独軍が最高機密を暗号化して送る「ローレンツ・マシン」。
博物館ボランティアスタッフのジョン・ウェッター氏は、機械が見つかった英南東部サウスエンドに足を運び、物置の床にごみをかぶって置かれたタイプライターに似た暗号機を確認した。
「値段を聞いたら9.5ポンド(約1500円)と言うから、10ポンド札を渡して『おつりはいらない』と言った」という。

ナチス・ドイツの暗号機では「エニグマ」が知られているが、博物館管理団体のクラーク会長は「ローレンツ・マシンは戦略通信用に使われた。エニグマよりずっと大きくて複雑だ」と話す。買い取った機械はモーターがなくなっていたため、博物館は代用部品を探しているという。

(転載ここまで)


ナチスドイツの暗号といえば「エニグマ」ですが、実際のところ「エニグマ」の暗号は第2次大戦直前にはポーランドの数学者によって解読されてました。
でも「エニグマ」のバージョンが上がって、解読も規模を要するようになってしまったので、「もうすぐドイツに攻められる」と観念したポーランドが英仏に「エニグマ」解読情報を提供し、それを雛形にアラン・チューリングが大規模解読機「ボンベ」を作り上げ、「エニグマ」についてはほぼ暗号解読が可能になった訳です。
この辺は、アラン・チューリングの伝記漫画で読みましたw。『栄光なき天才たち』だったか? 漫画は偉大だ。

暗号解読を察したナチス・ドイツが、「エニグマ」より複雑で解読されにくい暗号機として使用したのが「ローレンツ・マシン」。日本では「ローレンツ暗号機」の方が通りがいいです。サイズ的にも「エニグマ」よりデカいそう。
これについては、チューリングの「ボンベ」でも歯が立たないものだったので、より高度な解読に迫られたイギリスが作り上げたのが「コロッサス」。世界最初のコンピューターです。
(イギリス政府が「コロッサス」の存在と情報を徹底秘匿し破棄させたため、長年アメリカの「エニアック」が世界最初のコンピューターとなっていた)
まあ、戦争が技術を加速度的に押し上げるという側面はあって、暗号解読という…日常生活には全く関係の無い目的から、その後の情報社会の繁栄が生まれてきたといっても過言ではないでしょう。
それが良かったのか悪かったのかはともかく。

そんな最高難度の暗号機が、今なら1500円!
貴方も、大事な商談のやり取りや、不倫相手との連絡にこの「ローレンツ・マシン」を使ってみませんか?
英国国立博物館の認定を受けたこの「ローレンツ・マシン」、今ならこのハーケンクロイツの旗もお付けします。まずはフリーダイヤルへお電話を!
なお、モーターは別売となります。
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2016/05/30 Mon. 11:21 | trackback: 0 | comment: 0edit

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