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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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大橋巨泉氏の訃報と『巨泉のこんなモノいらない!?』 

大橋巨泉氏の訃報を聞いて、あくまで自分の記憶にあるものを振り返ってみました。

『巨泉・前武ゲバゲバ90分』はさすがにリアルタイムの記憶が無い。過去の番組を振り返る番組では、あのテーマ曲とプラカード行進がおなじみなんだけど。
『巨泉の頭の体操』はちょっと記憶があるんだよね。落語家の月の家円鏡が賑やかしをやっていて、黒鉄ヒロシだったかがよく答えていた。自分のTV番組の記憶が始まっているのは、この前後からなんだろうな。
その後番組である『クイズダービー』はテンポの良い番組で、巨泉の司会が解答者の個性を上手く引き出していた。後に徳光和夫が司会を引き継いだことで、逆に巨泉の偉大さがよく分かった。
『11PM』は、自分が高校卒業して自由に見られる年令になった時には、すでに巨泉ではなく三枝成彰が月水金だったんですよね(火木は藤本義一)。だから後番組の『EXテレビ』やテレ朝の『トゥナイト2』の方が面白かった。
『世界まるごとHOWマッチ』は、巨泉の仕切りに加えて、解答者(石坂浩二、ビートたけし、ケント・ギルバート、チャック・ウィルソン)に存分に喋らせるとこが面白かった。無論、巨泉も解答者も喋りで納得させられるからこそだけど。
『ギミアぶれいく』は企画を前面に押し出し、巨泉は仕切りよりもコメンテーターといった風情。『笑ゥせぇるすまん』『史上最強のクイズ王決定戦』『徳川埋蔵金』といった話題企画を送り出したのは凄い。クイズ王はクイズにとってカンフル剤であり、そして一般人がクイズから離れる契機となったね…。
麻雀や競馬、ジャズやゴルフにも造詣が深かった巨泉が、いかにも楽しんでやっていたのが、NHKBSのNFL中継の解説。チーム事情やフォーメーション解説など玄人はだしで分かりやすいものでした(相撲におけるデーモン閣下みたいな)。
…まあ、どの番組も博識な趣味人ならではの圧倒的知識と、生放送が当然だった時代から番組を作っていた故のしっかりとした喋り、楽しめるエンターテイメントを作ることへの楽しみを感じさせました。「野球は巨人、司会は巨泉」というキャッチフレーズは伊達じゃないんです。
では、大橋巨泉の番組で一番好きだったのは?となれば、『巨泉のこんなモノいらない!?』に尽きるでしょうね。

日曜の夜9時といえば、メテオ家では『女ねずみ小僧』『桃太郎侍』『幻之介世直し帖』などの日テレ時代劇がデフォでした。たまに裏番組の『東芝日曜劇場』や『NHK特集』を見ますけど。
その時代劇枠が終わって、欽ちゃんの『日曜九時は遊び座です』、吉田慎一郎アナ司会のスポーツニュース番組(まだ東京進出してない上岡龍太郎が阪神担当で出てた)があって、その後が刑事ドラマ枠となって『誇りの報酬』(中村雅俊、根津甚八)、そしてあの『あぶない刑事』(タカ&ユージ)と続きます。
明日は月曜だよ…というガッカリ感のせいか、日曜の夜はとにかくTV見てましたねえw。中学高校以降はラジオを部屋で聞いてる事も多かったけど。
で、『巨泉のこんなモノいらない!?』は『あぶない刑事』が終了した翌週から始まりました。

確か1回目のテーマが『NHK』だったんですよねw。喧嘩を売るにも程がある。
この番組は、毎回テーマに挙がったものがいかにムダでいらないモノかを検証していくもので、当時としては画期的というか、あまりの内容に若干上滑りしていたかもしれません。よく「巨泉が一番いらねえよなw」とか言われてましたし。
しかし、槍玉に挙がるのは納得のいくモノが多かったので、見ていて楽しいエンターテイメントであり、ちょっとした問題提起にもなってました。
『NHK』を皮切りに、『血液型性格判断』『英語教育』『最高裁判所』『オリンピック』『姓名判断』『高校野球』『交通取締まり』『収入印紙』『たばこ』『国体』『大河ドラマ』『超能力』『子供』…などなど、いろいろ面白い回がありましたね。
『血液型性格判断』の回は、これをでっち上げた張本人である能見氏をスタジオに呼んで、巨泉に理路整然と追求されて能見氏がしどろもどろになるという場面もありました(血液型性格判断が全部嘘なんだから、そりゃあしどろもどろになるでしょう)。
毎回のように見てましたが、自分が悟ったのは…世の中どんなことでもムダは発生するんだなというとこで、それを無くせという思考にはなりませんでした。光と影、必要論と不要論は表裏一体。
英語教育はあくまで教員と文科省に都合の良いもの、交通取締まりは警察の勤務評定、国体は施設維持、たばこは税収………役に立ってる面もあるのです。

まだいろいろとユルかった80年代に、この番組を企画した巨泉は本当にスゴいと思います。インパクトがあったから、おっさんはこの番組よく覚えてるよね。
(番組中、一番インパクトがあったのはニューヨークのジャックとの流暢な会話ですけどw。「ヘイ!ジャック!」)
現在同じ番組をもし作ったら、テーマはいろいろあるでしょう。
『通販番組』『ひな壇芸人』『選挙カー』『パスワード』『成人式』『2020東京オリンピック』『リニア新幹線』『AVのカラミ前のインタビュー』『グルメ漫画』『NHK新社屋』『参議院』『シネコン』『スマホ』『テロップ』『スポーツの応援団』『4K8Kテレビ』『浜村順のネタバレ映画紹介』『自分に酔ってる自転車のロード乗り』…。クレーム対応大変そうだなw。
でも、エンターテイメントとして楽しませつつ、問題提起もするという芸当が出来る司会者がいないんですよね。上岡龍太郎までかなあ…。
自分の思想や考えをあまり見せず、割り切ってエンターテイメントにするのも巨泉の特徴。関口宏や古舘伊知郎とはそこが違うんだよね。

はらたいら、前田武彦、藤本義一、橘屋円蔵、愛川欽也が逝き、篠沢教授は闘病中。子供だったはずの自分は、いつのまにやらおっさんにw。
セミリタイアしたから平成では数年しか仕事をしてない事もあって、まさに昭和の怪物司会者というに相応しいですよね。こういう存在感のある司会者はもう出ないだろうなあ。
こうやって番組を振り返ってみると、どれも巨泉じゃないと機能しないですからね。局アナや面白くないお笑いには無理だ。
TVが面白かった頃を体現していた名司会者、大橋巨泉。面白い番組を有難うございました。
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2016/07/21 Thu. 04:56 | trackback: 0 | comment: 0edit

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