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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『翼の折れたエンジェル』(中村あゆみ) 

自分の人生でも、一番センセーショナルでエポックメイキングな年である1985年、7月。
本来なら翌年に行くはずだった修学旅行が、「せっかくつくば科学万博やってるんだから、お前らも今年行け」という…今考えてもいい加減な理論によって1年早まり、行けるはずもなかったつくば科学万博に行くことになりました。
田舎の子ですから修学旅行は基本的におのぼりさんコース(東京、京都、大阪)なんですが、積み立てたお金で一応熟慮されたコースを廻るようになっています。その旅行が一生の思い出になる子もいますしね。
しかし自分らの学年は急遽決まったもんで、数日先行する上の学年に比べるとコースがちょっと大雑把で(つくば万博に丸二日行かされたりする)、そのうえ…急な出費となったウチの母親は嘆いてましたし、積み立てではなくなった故に同行出来ない生徒もチラホラいました(高校ってのはお金がかかるからね)。
そういう悲喜こもごもはあったものの、自分としてはつくば科学万博に行ける、秋葉原に行ける、俺ら東京さ行ぐだ状態で浮かれていました。阪神も強かったしな!

1985年7月25日。出発、フェリーで佐世保港へ。佐世保駅まで歩いて(タクシー1メーターくらいの距離)、そこから集約臨時列車(要は修学旅行専門の貸切鈍行)に乗って車中泊(笑)しながら新大阪へ。15時間くらい乗ってた。
7月26日、明け方の新大阪から新幹線で東京駅へ。東京駅からバスでつくば科学万博へ連行され、放り出される。東京安宿泊。
7月27日、朝からつくば科学万博へ連行され、また放り出される。昨日と同じ安宿に帰った後、親戚面会を使って秋葉原ラジオ会館へ連れていってもらい、パソコンソフトを買い漁る。
7月28日、午前中は東京ディズニーランド、午後から新幹線で京都へ行き、宿泊。飯が旨かった。
…と、今見てもやはり急ごしらえの大雑把なルートですが、自分は非常に満足してました。なんせ15才だしな。
で、7月29日。
その日は本来、金閣寺と清水寺を見学した後、嵐山で飯を喰って、映画村で遊んで、バスで大阪城行った後、新大阪から…あの集約臨時列車に乗せられるという予定でした。典型的なおのぼりさんの旅行らしいコースですね。
とりあえず起きて朝飯を喰って、各々部屋で出立の準備をしていた時のこと。点けてあったTVから切迫したレポートが流れます。
「京都市が推し進める古都税に対し、断固反対の立場をとる寺社側が動きました! 本日より金閣寺と清水寺が急遽拝観停止に入りました!」
………は? 部屋にいるクラスメート数人と固まります。いやまあ、そういう対立があるのは全国ニュースで知ってはいたけど、完全に対岸の火事だったんだが…。
しばらくして引率教師から「しばらく待機」との指示。我々はもう大盛り上がりでw、事態の成り行きを見守ります。これは午前中自由行動あるぞ…という期待感ありましたし。
その、待機してる時間に何気に点けていたTVが朝日放送で、『おはよう朝日です』という…長崎では見たことも無い番組だったんですね。
(なんか垢抜けた番組だなあ…)とか思いつつ眺めていたんですけど、何かのコーナーが終わった後、若いお姉さんがおもむろにキーボード(エレクトーンだったかな?)の前に座って、今週の曲だかを弾きだしました。
その曲が『翼の折れたエンジェル』(中村あゆみ)で、ナウなヤングだった自分らのツボにブッスリ刺さり、「おお!」「この曲いいよね!」としばし盛り上がったのです。

すごく長い前置きで申し訳なかったんですがw、この曲にはこの修学旅行の記憶が欠かせないので、敢えて書かせてもらいました。
この年の夏は天気が良くて暑かったんですが(阪神が勝ちまくり、KKコンビのPL学園が優勝し、日航機が墜ちた、あの夏です)、あのギラギラした夏の日射しのイメージがある曲なんですよね。
修学旅行から帰った後、『翼の折れたエンジェル』のレコードを買って、のどかな夏休みの風景を見ながら聴きまくっていました。


『翼の折れたエンジェル』 by YouTube

同世代のおっさんおばさんには、単なる流行歌を超えた存在感のある曲。
中村あゆみという歌手は、これ一発で大物になりました。C-C-Bが『Romanticがとまらない』一発で大物になったのと似てますね。一発屋ではなく数年に渡って売れ続けたというとこも双方よく似てます。
そもそも中村あゆみという人は、歌を歌いたいという一途な思いで駆け上がったのではなく、定時制高校に通い、道路工事のバイトをしながら、稼いだお金で力一杯遊んで青春を謳歌していたら、偶然プロデューサーに発見され、そのキャラクターとハスキーボイスを認められて歌手への道が拓けた人です。
金曜日の深夜3時、オールナイトニッポン2部『中村あゆみのオールナイトニッポン』では、そういう経歴からくるエピソードやアドバイスをよくしていました。中村あゆみはああいうハスキーボイスだもんで、谷山浩子と逆に寝落ちしにくかったなあw。
中村あゆみファンとまでは言えませんが、非常に気に入っていて動向は常に押さえていました。
『ONE HEART』『Rolling age』『やせっぽっちのジョニー・E』『真夜中のラナウェイ』など好きな曲はたくさんあります。
長年『風になれ!』を入場テーマにしているプロレスラー、鈴木みのるも、やっぱ同世代だもんなあw。
中村あゆみが『翼の折れたエンジェル』を歌ったのが19才。あの当時の10代の心に刺さった曲なんですよ。ザ・ベストテンで最高5位だったのに、年間で12位に入るほどロングヒットしたのは伊達じゃない。

♪サーティーン 二人は出会い  フォーティーン 幼い心
♪傾けて アイツにあずけたフィフティーン
♪シックスティーン 初めてのキス  セブンティーン 初めての朝
♪少しずつ 溜め息おぼえたエイティーン

この、ちょっとした典型的文庫小説のような歌詞の流れが、どこかに自分を投影しやすくて男女問わず支持された理由の一つだと思います。ベタってのは最強なのよ。
翼の折れたエンジェル…っていうタイトルも含めてね。
このイントロを聴くと、瞬時に心は30年前に戻れます。若返りの妙薬ですよ。
あの夏は、暑かったなあ…。


ちなみに、金閣寺と清水寺に行けなくなった自分らは、すぐに用意された変更ルートで、平安神宮と三十三間堂へ行くことになりました…。ああ幻の自由行動orz。(三十三間堂は行っといて良かったと思いますけどね)
そして、嵐山、映画村、大阪城と満喫した後、再び15時間鈍行に揺られて帰っていくのでありました。
『おはよう朝日』っていい番組だなあ…と思いながら。
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2016/08/16 Tue. 06:35 | trackback: 0 | comment: 0edit

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