07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

離島の成人式 

自分の出身地は離島なんですが、成人の日が1月15日だった時代からずっと、成人式は毎年1月3日に行われていました。
これは、就職や進学で島外に出ている人が成人式に参加出来る日という意味がありまして、故に成人式の出席率はかなり高いんですよね。
現在は5つの町が合併してしまってますが、成人式に関してはおそらく旧町ごとの仕切りでやっていると思われます。一カ所に集まってやってたら田舎部の子は可哀想だし。

子供の頃は、成人式そのものは特に興味はありませんでしたが、着飾った新成人が会場(文化センター)からわらわら出てくる頃合いには、おばちゃん達が遠巻きに見物しつつ、「誰々さんとこの息子さん成人式やったんやね」「あの振り袖はダメ」「色が変!」みたいな大規模井戸端会議を繰り広げるというイメージでした。ウチの母親もちょくちょく見物に行ってたなあw。
あの当時(昭和50年代くらい)、子供の自分から見る新成人というのはまさに【大人】で、成人式というのも堅苦しい、おごそかなものだという認識でした。
5才年上の実姉が成人式に出席する時は、いろいろと騒々しい正月だった記憶があります。女性でございますから、晴れ着やら美容院やら前準備がいろいろと大変だったようで。
姉は…浮ついたとこの無い性格で、成人式に際しても振り袖ではなく青系の留め袖を選んで着ておりました。曰わく「振り袖は1回着たらもう着れないけど、留め袖なら年とっても着れる」とのこと。
弟ながら…(なんて可愛げの無い女だ)と思っていたことは、姉本人には絶対言えませんが、留め袖にしたって一生の間でまた着る可能性は低いぞ。まあいいけど。
その姉の成人式ではなかったんですが、…有名な事件がありまして。
成人式終了後、文化センターの玄関口階段に全員勢揃いして記念写真撮影をするんですけど、文化センターそばの写真屋さんが毎年その仕事を請け負っていたんです。
ある年、新成人をズラっと並べて、写真屋のおじさんが全員写るように列の微調整をし、晴れて撮影完了。一同解散となったんですが…。
カメラにフィルムが入ってなかったんです(笑)。おそらくラボで気が付いたんでしょうが、完全な後の祭りアフターフェスティバル。写真撮り直すからもう一回同じ服装で後日集合してって訳にはいかないですからね。その代の成人式写真は無し。
この一件、数日中には全町民の知るところとなりまして、翌年からこの仕事は隣町の写真屋さんが請け負うことに…。自分の代も撮ってもらいましたが、整列してる時に「フィルムちゃんと入っちょっとか?」とかあちこちで話してましたんで、やはりインパクトある事件だったんだなあ…。
1月3日という日程のせいかちょっと浮ついていて、お正月の行事の一つと捉えてました。

単なる傍観者でしかなかった自分が、いよいよ成人式に出席する年がやってきました。自分は【大人】という自覚など無いのだが…。
福岡で買ったジャケットっぽいスーツを着て帰ったら(まだバブルは弾けてなかった時代)、ちゃんと成人式用スーツは準備してありました。まあそっちで正解だったと思います。感謝。
高校卒業して2年、旧友とは一切連絡などしない子でしたので、帰ったからって特に誰とも会わず、格別準備も無いので親と花札やってのんびり過ごし、深夜ラジオ聞きながら寝るといういつものパターンでやってきた1月3日。
………危うく寝過ごすところでしたw。人生最後の、親に叩き起こされた朝でしたね。
朝食さらっと食べて、着替えて…姉の車で送ってもらったんだったか、徒歩で行ったのかは記憶が曖昧。日々死んでいく脳細胞。
会場に入っていくと、同級生の親(係員)から「もう始まるよ!」と声をかけられ(ああ狭い世界だ)、…遅刻ではなかったんですが出席者の中ではほぼ最後にやってきた形になったようで、知り合いから失笑されてました(ほっとけ)。おかげで席も後ろしか空いてなくて、漫画アニメでおなじみの一番後ろの席で所在無し。
目録みたいな冊子を読んでると式が始まり、町長とかその他来賓が何か喋ってた記憶はありますが、内容は1文字も覚えてません。来賓もそんな事は覚悟で喋ってるんでしょうが。
今でこそ荒れる成人式なんて風潮がありますが、自分らは学校の教師が専用の凶器を持ち込んで授業をするのに慣れてた世代ですので、成人式ごときで荒れるわけがありません。横浜銀蠅も一世風靡もビーバップもド真ん中世代だけど、尊重すべき来賓の話を黙って聞く忍耐力なんて初歩の初歩ですよ。
…とはいえ、相当眠かった記憶はありますw。

とりあえず式が終わり、写真撮影も無事終了、解散!
同級生の状況を目で追いつつ、仲の良かった連中とつるむことになります。当然ながら全員男。成人式での同級生の女共の記憶はほぼ無いなあ…。
町をぶらつき、レストランでだべり、その中の一人の家に皆でなだれ込んで積もる話をする…。それだけでしたw。
まあ会うのが2年ぶりとかなんで、話だけで時間が過ぎるというのもありましたし、遊びに行こうにも施設が無い。自分も福岡で散々遊んでましたから、こんな田舎で遊ぼうとするのは虚しいと割り切ってましたし。
でも、あの成人式後のだべってた時間は、充実したいい時間だったなあ…と思うのです。記憶で美化されてるとしてもね。
あの田舎にとって成人式ってのは、イコール同窓会なんですよね、しかも最後の。
その日、成人式後にだべった連中とは、その日を最後に会っていません。同窓会そのものは活動してるんでしょうが、おそらく自分は「音信不通」な同級生なんでしょう。仕方ない。

自分が成人式だった時代よりもさらに過疎が進んだ現在、多少は気質も変化したでしょうが、あの田舎の…成人式という名の同窓会は変わってないだろうと思います。
遊ぶ場所も無く、道は狭く、町民みんな知り合いみたいな場所で、荒れたり暴走したり出来る訳が無い。どこ行っても海か山だよ。
写真屋さんはデジカメになって助かっただろうけどねw。

成人式に出た時よりも2倍以上生き、身体のアチコチにガタが来ているおっさんの、脳裏に残っている大切な記憶でした。
ああ、やだやだ、年はとりたくないねえ。
関連記事
スポンサーサイト
2017/01/09 Mon. 06:49 | trackback: 0 | comment: 3edit

コメント

>キネ旬ベストテンの『君の名は。』外しは予想通り。邦画をこじれた美意識にまみれさせているのは、この雑誌に権威付けしてる連中だからな。売れた作品に栄誉はやらないスタイル。

売れた作品に栄誉はやらない?シン・ゴジラも売れたけど2位という快挙。あら不思議

あ #- | URL | 2017/01/11 01:17 * edit *

>>あ様
ここにコメントされても困るんですけどね。ツイッターで絡めばいいじゃないですかw。
売れた作品ってのは、『七人の侍』以降の黒澤明とか『魔女宅』以降の宮崎駿を想定してます。そういう作品には1位をやらない。
『七人の侍』がキネ旬3位だった昭和29年、かの『ゴジラ』(960万人動員)には1点も入らなかったという有名な話もありまして、昔から大衆の動向からは離れたとこにいるんですよ。
キネ旬ベストテン発表号は過去30年くらいストックしてますけど、その年一番売れた作品はほぼ1位にならないもんです。
そういう観点で言えば、今年の1位は実に持ち上げやすかったんでしょう。
『片隅』がもし無かったら『シン・ゴジラ』が1位だったのかといえば、それはノーです。そういう力学なんですよ。

メテオ #- | URL | 2017/01/11 04:51 * edit *

ちなみにヨコハマ映画祭でも片隅が1位でした

追伸 ツイッターやってないんでここでコメントしました

あ #- | URL | 2017/01/12 20:46 * edit *

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://meteorsan.blog107.fc2.com/tb.php/2234-817790f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。