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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『モアナと伝説の海』見てきました 

映画館で見たディズニーアニメといえば、『美女と野獣』『アラジン』の2本です。
『美女と野獣』の時は、雑誌や映画紹介番組などから伝わってくる情報の端々に「これは見ておくべき映画だ」という波動が感じられたんですよね。そしてそれは正しい予感でした。あの二人きりの舞踏会のシーンは、現在の3DCGアニメに繋がる歴史的シーンだったと思います。
『アラジン』も同様、いやそれ以上の波動を感じまして、これも見て大正解。映画館で2回、しかも2回目は…若い女性と連れだって見たというね(満員立ち見でしたが)。若かったなあ。映画でデートしたのはあれが唯一。
2作品ともLDを買い、しばしば見直していたものです。サントラも買ったな。
その後は、特にディズニーアニメを映画館で見ることはありませんでした。出来がいいのは分かってるんですが、特にそそられるものが無かったというか。『ライオンキング』の手塚パクリの件がちと腹立たしかったのもあります。
かの『アナと雪の女王』の頃は、自分が映画から離れてた時期だったんで、あの喧騒も特に気にしてませんでした。まあディズニーなら面白かろうくらいなもんです。別に嫌いではありませんよ。

で、昨年から映画に復帰して、予告編でよく見ていたのが『モアナと伝説の海』。
これも「あ~、ディズニーがまた隙の無いキチンとしたアニメを作ったんだなあ」くらいにしか思ってなかったんですが、徐々に伝わってくる情報が…ちょっと興味を引くものだったんです。
「ディズニーにありがちなプリンセスストーリーではない」「モアナは戦闘力が高い」「モアナが男前」「海のマッドマックス」などなど、前評判がディズニーっぽくない。
それらを踏まえて、改めてこの予告編を見るとですね…


『モアナと伝説の海』日本版予告編 by YouTube

これはひょっとして傑作なんじゃないだろうか? 少なくとも見ておかねばならない波動は出まくっている。
何よりも主題歌が耳に残る、うっかり鼻歌で歌ってしまう。アカデミー主題歌賞にもノミネートされ、惜しくも『ラ・ラ・ランド』に敗れたものの、サントラ買って損は無いレベルの曲ですわ。
よし、とにもかくにも見なければ始まらない!

で、17日は休日。
残業と花粉症で体調がおもわしくなく、諦めようかというとこでしたが、二度寝で何とか動けるくらいまで回復。
『モアナ』と『君の名は。』(29回目)というハシゴだったんですが、今にして思えばハシゴ出来る体調ではなかったなあ。(翌日は職場でヨレヨレ、ミスもありましてね…)
とりあえず『モアナと伝説の海』を見るべく、パンフも買って、最大箱のスクリーン1に入ります。ええのう最大箱。

(ここからネタバレしまくります)

自然の恵み豊かな南洋の島、モトゥヌイ。人々はここで実りある共同生活を営んでいた。
村長(むらおさ)の娘であるモアナは、利発で明るく、将来の村長となるべき女の子で、海に限りない憧れを持っている。
村長であり父であるトゥイは、そんなモアナに危ういものを感じ、「海は危険だ。お前の幸せはここにある」と諭す。
だがモアナの祖母で、変わった言動で知られるタラは、モアナが海に愛されている事を知っており、モアナを海へ導こうとする。
ある日、自然豊かなモトゥヌイで作物が穫れなくなり、魚も網にかからなくなる。楽しかった日々に射す不穏な影。
モアナはサンゴ礁を越えて外海で漁をすることを提案するが、父に一蹴される。モアナ自身がカヌーを操ってサンゴ礁を越えるも、すぐに転覆して命からがら帰ってくる。
海へ出ることを諦めたモアナを、タラおばあちゃんが隠された秘密の洞窟に案内する。
そこにあったのは、たくさんの船とカヌー、そしてモアナの祖先達が海を航海していた記録絵。祖先達は偉大な航海士であり、外海からモトゥヌイへやってきたのだ。
しかしその航海は1000年前に突如中断していた。おばあちゃんが昔話してくれた伝説、女神テ・フィティの心が1000年前にマウイに盗まれ、それが引き金となって闇が世界を覆うというのは本当だったのだ。
やがておばあちゃんは倒れ、余命幾ばくも無い中、モアナに「お前の心に従うのだ」と最期の言葉を贈る。
モアナは食糧を持って洞窟へ走り、祖先達が遺したカヌーで夜の海へ漕ぎ出す。
そのカヌーの下を、輝くエイが道案内でもするかのように泳ぐところで、自分の涙腺崩壊(おばあちゃんは背中にエイのタトゥーを入れてる)。

とにかくね、おばあちゃんが強烈なんですよ。
村長の母でありながら変わった言動で微妙な存在なんだけど、伝説を真実だと知っており、モアナが海に選ばれた事も知っている。だからといって、モアナに強制するようなことは言わず、必要な時に助言していく。
ツイッターで「最高のババア映画」という評も見かけましたがw、まさにその通り。しかもクライマックス手前で、挫けそうになったモアナの前に、絶妙のタイミングと、最強の演出をもってババア現れるんだよ! 俺を泣かせてどうするw
しかも吹替版の声優が夏木マリなんですよ。『千と千尋の神隠し』の湯婆婆。この声でモアナを元気づけ、諭し、背中を押すんです。ディズニーめ、あざとい!

モアナが目指す、テ・フィティの心を盗んだ半神半人の英雄、マウイ。
身体はごつくて強そうだけど、妙にノリが軽くて、モアナの申し出をあっさり蹴ってトンズラしようとするんだけど、紆余曲折を経てモアナと協力関係になります。
『アラジン』で言うところのランプの精ジーニーに似た立ち位置ですが、それほど万能ではなく、姿を自由に変えられるという特殊能力はあるものの、あくまでも補助能力といった感じ。
彼の心境が徐々に変化していくのも、物語の重要なところですね。
海賊達との最初のバトル、カニの化け物との中ボスバトル、最終決戦前哨戦、最終決戦本戦と4つのバトルがありますが、モアナとマウイの協力関係は変化していきます。

あと、とにかくCGがスゴい! スゴいとしか言いようが無い!
昔は「CGは水の表現が苦手」とかしたり顔で言ってたもんですが、波、水しぶき、浅瀬、外海など、ここまで進化したのかと感嘆する映像。
さらには人、男性は上半身裸にタトゥーを入れてるんですが、服で誤魔化しようの無い動きと筋肉感が素晴らしい。
いろんな空の色、島の木々の緑、岩肌、溶岩など、違和感など存在しないレベルで、「ああ、日本はこの分野で勝負しちゃイカンな」と悟らせてくれます。
かけた金額は相当なものでしょうが、全世界で回収出来るディズニーだからこその映像でしょうね。
これをスクリーン1の巨大な画で見れたのは僥倖。

今回、字幕版は大都市圏でしかやっておらず、地方は全て吹替版です。字幕版見たかった…。
吹替版で主役のモアナを演じるのは、屋比久知奈(やびくともな)という22才のまっさらな新人さん。沖縄出身だそうですが、この娘さんが…いい意味でちょっと棒なんですよ。
拙い部分もあるけど一所懸命さが伝わってきて、モアナのキャラクターによく合ってる。オーディションを綿密にやったうえで、ディズニーがあえて選んだちょっと棒。
英語版もハワイ出身の16才の女の子が演じ歌ったそうで、この作品におけるディズニーの基本戦略なんでしょう。
夏木マリを筆頭に吹替版の面々も素晴らしいんだけど、字幕版も見たかったなあ…。市内3つのシネコン全て吹替版というのは残念。

オチは書きませんが、上手く締めてました。
『アナ雪』でのMayJの役回り(エンディングで主題歌熱唱)は、今回加藤ミリヤですが、MayJみたいに妙に叩かれることは無いでしょう。MayJは無名の一発屋だったからなあ…。
あ、エンディングテロップ後に小ネタが入りますので、気になる人は席を立たないように。作中にもディズニー作品からのカメオ出演があったようですが、それはディズニーマニアだけが気づけばいいことです。
あと、実は始まる前にショートアニメがあるんですけど、別に日本人を揶揄してるつもりは無いようですw。

ディズニーが好きな人もそうでない人も、作中で自ら「私はお姫さまじゃない!」と言い放つモアナの冒険譚を楽しんでみませんか?
あの『リトル・マーメイド』や『アラジン』を作った監督が、またワクワクさせてくれるのですから、見ておいて損は無いと思いますよ。
そんで、あの主題歌を頭の中でグルグル回しましょう。
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2017/03/19 Sun. 02:37 | trackback: 0 | comment: 0edit

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