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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

『キングコング~髑髏島の巨神~』見てきました 

このブログを辛抱強く読んでいただいてる方にはもうおなじみかと思いますが、ブログ主は現在猛威を振るうスギ花粉に苦しめられています。
無論鼻水止めは飲んでいるんですが、薬を飲むと鼻や口腔が乾燥して別の苦しさがあったりしまして、いずれにせよ体調はおもわしくないのであります。
実際、先週の休日は映画を見に行く予定を急遽取りやめて、部屋から出ずに寝てましたし。(『シング』か『ひるね姫』を見るつもりだったんだけど…。)
さて、29日の休みは体調もほどほどだったので、いよいよ封切られた期待の映画『キングコング~髑髏島の巨神~』と、30回目の『君の名は。』を見に行きました。


『キングコング~髑髏島の巨神~』日本版予告編 by YouTube


この予告編、どう考えても「見なきゃいけない感」に溢れてますよね。怪獣映画好きの血が騒ぎます。ナレーション立木文彦の煽りもたまりません。
しかも、東宝が捨ててしまった「怪獣プロレス」ですよ。必然的にB級扱いにはなるだろうけど、最近はハリウッドの方がこの方面に理解あるしね。
キングコング映画には今まであまり縁が無い人生だったんですけど、楽しい映画に洋の東西は関係ないのです。

シネコンは春休みでレディースデーのため、若い女の子達(ほぼ女子高生)でごった返していました。券売機にも女の子達が長蛇の列。
「すげえな、これみんなキングコングの客かしら」と一瞬思ったものの、あと30分で始まるキングコングの座席は…それほどでもない。なんだよ、『ひるなかの流星』とか『PとJK』の客か。
チケット確保して、パンフを買うも…変形サイズのせいかスタッフさんが「すいませんが…」と恐縮しながら、"崖の上のポニョ"のロゴ入りビニール袋に入れてくれて…困惑。ポニョってもう10年くらい前の映画だよな…。このシネコン出来てからまだ1年経ってないんだが、東宝直営でもないのになんでこんな袋があるんだろう?
とりあえずパンフはトートバックにしまい込んで、ひたすら女子高生を眺めながら時間を潰し、さて行きますか、『キングコング~髑髏島の巨神~』(2D字幕版)を見に。


(ここからはネタバレのジャングル)

アバンタイトルは太平洋戦争、とある島に墜ちたゼロ戦とムスタングのパイロットが、島の中で殺し合う場面から始まります。
一進一退の攻防の末、日本軍パイロットが軍刀で優位に立ち、ムスタングのパイロットを仕留め…ようとした時、キングコングが現れて二人が凝固したとこでタイトルバック。(どう見てもキングコングに怒られたようにしか見えない構図w)
オープニングで主なスタッフを表示する間、バックには終戦から冷戦という政治情勢がダイジェストで流され、オープニングが終わって表示される西暦は1973年。そう、この映画は1973年が舞台。
ベトナム戦争終結のゴタゴタの中、特務研究期間モナークを仕切る男ランダは、悲願である太平洋の人跡未踏の島"スカルアイランド(髑髏島)"の調査を政治家に認めさせることに成功する。
ベトナムから引き上げる陸軍攻撃ヘリ部隊のパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)麾下が輸送と護衛を行い、ベトナムで米軍相手の仕事をしていた元SASのコンラッド(トム・ヒドルストン)がガイド役を請け負った。
髑髏島の周囲は常に嵐で、今まで誰も近づけなかったのだが、先年打ち上げられたランドサット(地球観測衛星)からは精密な写真が送られてきていた。秘境の全貌は把握している。
ヘリ部隊は嵐に翻弄されながらもこれを突破、ついに髑髏島を視界に収める。研究チームを下ろし、反響で地質を調査するべく広範囲に爆弾を落としていく。(完全な『地獄の黙示録』オマージュ)
敵のいない島に爆弾を落とす楽な任務。ロックを流しつつのんびりと飛んでいたヘリの一機に、突如大木がぶつけられ撃墜される。
ヘリ部隊の目の前にいたのは、怒りを露わにする巨大なキングコングだった…。

この、1973年という時代設定が絶妙だと思うんですよ。謎が謎でいられた最後の時代というか、夢があった時代ですよね。
そして、アバンタイトルに出てきた太平洋戦争時のパイロットが、まだ生きていられた時代。横井さんや小野田さんが隠れていた時代。
そしてもちろん、ベトナム戦争ですね。いろんな要素の集結点としての1973年です。

ヘリ部隊はキングコングに全て叩き落とされ、生き残った者も墜ちた場所で大きく二つのグループ(研究者チーム、大佐チーム)に別れ、お互いの連絡も取れなくなる。
3日後、島の北端に輸送船が来る手筈なのが唯一の希望だが、墜ちた場所は南側。北端へたどり着かねばならない。
しかしこの髑髏島、キングコングだけでなく、危険極まりない生物だらけ。人間側は一人また一人と犠牲になっていく。
研究者チームは原住民と遭遇し、そこで保護されていたムスタングのパイロットから詳しい情報を得る。キングコングはこの島の王であり、原住民にとっては神であると。
しかし一方のパッカード大佐は、部下をキングコングに殺された怒りで冷静さを欠き、復讐を誓っていた…。

ムスタングのパイロットであったマーロウは、28年ぶりの英会話に興奮してるのかやたら明るい。
ゼロ戦のパイロットであったグンペイ・イカリ(字幕ではガンペイ)は亡くなっていたが、二人で協力して何度も島からの脱出を試みたそう。形見の軍刀、グンペイの奥さんの写真など大事にしていた。
後半、マーロウが軍刀を構え、「HUMEIYO YORI SI WO」(不名誉より死を)とカタコトの日本語で言うシーンは熱い。字幕版推奨。
原住民の方々は言葉を発せず全く笑わないのだが、マーロウとはそれなりに上手く付き合えていたよう。常に危険生物に備え、キングコングの庇護の元で生きている。
日本の怪獣映画みたいに踊りとか踊ってはくれないけど、なかなか味のある方々でした。

2つのチームは合流を果たすも、北端へ急ぎたい研究者チームとキングコングに復讐したい大佐が対立。
髑髏島で最も恐ろしいスカルクローラー(獰猛なトカゲ型モンスター)に襲われ犠牲者を増やすも、墜落ヘリに残っていたナパームを入手した大佐は、キングコングを焼き払う作戦をたてる…。

スカルクローラーはマジで怖い。監督が「スカルクローラーの顔は、『千と千尋の神隠し』のカオナシ、『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒サキエルなんかを参考にした」と言ってますが、無機質な顔で貪欲に襲ってくるのはやめてほしい。
小型ならキングコングでも倒せるが、大型のやつはキングコングでも喰われるというのも恐ろしい設定。
大型スカルクローラーとキングコングの最終決戦は、まさに手に汗握る激戦であります。

てな感じでストーリーを書きましたが、見所はもちろんキングコングと愉快な人喰い生物達です。
近年のゴジラ映画が捨ててしまった、超肉弾戦、理想的怪獣プロレスがハリウッドレベルで繰り広げられます。見なきゃ損です。
とにかくキングコングの存在感最高。出し惜しみせず終始活躍します。モーションキャプチャーで動きを作っているので、実にいいアクションをします。CGならではのスピード感も抜群。
数年後に実現する、キングコングとゴジラの対決が楽しみになってきました。

俳優陣も文句無いんだけど、おそらくこの映画を見た全ての人が「中国人のお姉ちゃんは何?」と思っているだろうとは思いますw。活躍もしないし死にもしない。
まあ大人の事情なんでしょう。それ以上は怖いから言わない。
エンドロール直前の最後のエピソード、こういう渋い締め方は日本の怪獣映画には無いねえ。ホロリとくる。
それと、エンドロールは長いと思っても絶対最後まで見ろ。ニヤッと出来るから。

監督が日本の怪獣映画をリスペクトしまくっているのがよく伝わってきましたし、怪獣プロレスが好きな人には御褒美過ぎる映画です。(グンペイ・イカリというネーミングは、任天堂の横井軍平さんとエヴァンゲリオンの碇シンジからだそう)
ぜひ、大画面で見てほしいですねえ。その価値は十二分にあります。3Dや4DXもいいらしいですよ。
吹替版でもいいと思いますが、字幕版が安全かと思いますw。
自分も時間が許せばもう一回見たいですねえ。キングコング男前です。
とりとめの無い文ですいませんが、見れる人は見れ!
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2017/03/31 Fri. 12:44 | trackback: 0 | comment: 4edit

コメント

 私も今日も見てきました。字幕ではなく吹き替え版でしたが・・・。「暴走キングコング」の異名を持つ新日本プロレスの真壁刀義選手(スイーツ真壁って言った方が通じるかも?)が吹き替えしているというので。でも端役だったのが誰がそれかは分かりませんでした。

 その真壁選手(もっと言えば故・ブロディ)が入場の際に使っているチェーンをコングが使ったのにはまさに怪獣プロレスといえますね。

 次回作でコングがニードロップ(ブロディ・真壁の必殺技)使ったりして(笑)

RXF-94 #yf6qjvMo | URL | 2017/04/01 21:36 * edit *

>>RXF-94様
吹替版にも興味はあるんですが、女性の役がよろしくないという噂だったもので…w。真壁刀義とGacktは可も不可も無いという感じだそうですが。
サミュエル・L・ジャクソンが「マザーファッカー」言おうとしてキングコングにキャンセルされるのとか、原語ならではな面白さもありました。
チェーンとスクリューは燃えました。道具を使えるのは類人猿の特権です。
とにかく面白い映画なんで、どっちでもいいんで映画館で見てほしいと思います。口コミ頑張ります。

メテオ #- | URL | 2017/04/03 04:02 * edit *

>東宝が捨ててしまった「怪獣プロレス」

ファイナルウォーズという超破茶滅茶プロレス映画というのがあってだな(ry

#- | URL | 2017/04/05 19:39 * edit *

>>名無し様
すいません、言葉足らずでした。『ファイナルウォーズ』以来…と書くべきでした。
『ファイナルウォーズ』は好きです。マグロ食ってる奴の扱いも満足しましたし、ドン・フライ先生も良かった。
またああいう映画を作る東宝に戻ってくれないかなあ…と思ってます。技術の継承もしてほしいですし。

メテオ #- | URL | 2017/04/09 03:14 * edit *

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