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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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『幻魔大戦~光の天使~』 (映画・幻魔大戦) 

1983年というのは、最も80年代らしい年だと思うんですよ。
全てにおいて活気があって登り調子、首相は中曽根さんで安定感あったし、スポーツは偉大な名選手がまだ現役で見れ、TVは軽薄になりアイドル時代全盛期、神であるYMOが散開、そして映画は南極物語…それと角川映画。

この年の春、いまだに語り種であるアニメ映画のガチンコ対決がありました。
・『宇宙戦艦ヤマト・完結編』
・『うる星やつら・オンリーユー』
・『クラッシャージョー』
・『幻魔大戦』
この一線級の4本を軸に、『ドラえもん』などその他の作品もありましたから、まさにアニメ映画1983春の陣。『エウ゛ァ破』と『サマーウォーズ』がぶつかったくらいで騒ぐな若人よw。
そして、話題面で常にリードしていたのが、角川初のアニメ映画である『幻魔大戦』でした。

角川春樹プロデューサーがアニメ映画に進出する際、「最初の作品は幻魔大戦に決めている」と言い切ったほど惚れ込んでいた小説。おそらくは角川春樹の”俺が救世主だ思想”と合致していたんでしょうがw、スケールも設定も魅力的だった事は間違いありません(パラレル含めことごとく完結してない、投げっぱなしですけどね)。
アニメ映画『幻魔大戦』を成功させるべく、監督には手腕に定評のあるりんたろう、キャラクターデザインには新進気鋭の漫画家大友克洋を起用。こういう人事をすんなり成功させるのが、プロデューサー角川春樹の良いところだと思います。
そして、作品のキーになる音楽担当にキース・エマーソン。洋楽好きにはお馴染みのユニット『エマーソン・レイク&パーマー』のリーダーであるキーボーディスト。今考えてもこれは思い切った(話題的にも、おそらくは金額的にも)起用だと思います。重いテーマに対し、キースの弾くアナログシンセのメロディーが希望の旋律のように聴こえるのは、おそらく狙いなんでしょうね。特にクライマックスの火竜との対決シーンに流れる神BGM”地球を護る者-CHALLENGE OF THE PSIONICS FIGHTERS-”は、サイキックによる戦闘を超絶作画と共に盛り上げてくれます。
ただ、映画としては…りんたろうの悪い癖(中盤にテンポが悪くなる)がモロに出てたり、新聞投書で中学生女子から「角川春樹様、幻魔を三体ほど倒すのがハルマゲドンなんですか?」と正面切って言われたり(実話)w、名作とは言えないでしょうねえ。この映画が一番カッコ良く見えるのは”予告編”ですよ。部分部分切り取っていくと、これほどゾクゾクさせられる映像も珍しい。そういう意味では、パチンコCR幻魔大戦の全回転リーチは最高だったなあ。

ラストシーン、大団円を迎え流れだす主題歌、『幻魔大戦~光の天使~』。歌うのは当時売り出し中だったアメリカ人シンガー、ローズマリー・バトラー(角川映画『汚れた英雄』の主題歌もこの人でしたな)。全編英語歌詞で、作曲はキース・エマーソン。
まさに角川が仕掛けた、どこを斬っても話題になる超主題歌です。大作映画のための大作主題歌という事では、これに比肩するものは無いでしょう。当時、TVでは角川お得意の物量CMでガンガン流され、AMやFMのラジオでもしょっちゅう流されて、意識に刷り込まれてましたねえ。今でもこの曲を聴くと、いろんな思いが次々と甦ってきます。

全編英語歌詞だから…というだけでなく、歌唱力も相当要求される歌ですね。だから、高らかに歌い上げるローズマリー・バトラーの歌唱は実に気持ち良く、「本物はいいよねえ」と思わせてくれます。
キースのアナログシンセによる導入から、ローズマリーが序盤は静かに熱唱、サビから締めを迫力ある魂の歌唱で聴かせてくれ、そして間奏でのキースのアナログシンセの神秘的な響きとドラムの対比がまたたまらんのですよね。で、サビを繰り返して最後は盛り上がったまま終わるんですが、実は4分弱の長さ。この当時はまだまだEP盤ですから当然なんですが、昨今のアニソンは無駄に長い気がしてきます。
歌詞は…訳を読むと、ちょいとキリスト教がかってはいるものの、希望ある未来が私達を待っている的な内容で、『幻魔大戦』という映画には合っていると思います。原作はドロドロ新興宗教内ゲバになってしまいましたがw。

こぼれ話を一つ。自分は社会人になってから、自分が学生だった頃のアニソンのCDを加速度的に買っていたのですが、この『幻魔大戦~光の天使~』のCDがどうしても見つからず、長年の宿題になっていました。
映画『幻魔大戦』のサントラ盤のCDも無く、なにかのオムニバスに『光の天使』が収録されている事も無く、キース・エマーソン関係のCDを漁っても無い。これほどクオリティーが高く、あれほど話題になった曲なのに、CDメディアが無いとはどういう事だ!と憤りながら、あちこちのCDショップ、大型メディア店、アニメショップなどを常に目を皿のようにして捜索する…いい大人w。
結局、1998.5.25に、とあるレーベルが企画した角川映画コレクションという、サントラ盤をそのまま復刻するシリーズにて、ようやく『幻魔大戦』のサントラ盤が復刻され、即購入。宿願叶い、ついに『幻魔大戦~光の天使~』を入手出来たのであります。ただ、このCDは本当に復刻だけでリマスタリングは一切されておらず、録音レベルがやたら低いんですよね…。まあ、CD-R編集する際はこっちでレベルを調整上げしてやればいいんですが、面倒ではあります。
実は最近、角川映画の主題歌を集めたCDが発売されたんですが、その中に『光の天使』があるんですよね。角川映画CDはすでに昔のやつを持っているから消極的なんですが、リマスタリングされているなら………買おうかなw。

80年代を象徴する、贅沢な主題歌『幻魔大戦~光の天使~』。一度はカラオケで歌ってみたい名曲であります。いろんな思い出とともに。
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2011/02/01 Tue. 06:13 | trackback: 0 | comment: 0edit

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