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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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伝説のキャンディーズ 

80年代を楽しく振り返った直後に、70年代をこういう形で振り返る事になろうとは…。

自分が物心ついた時、新御三家やジュリーはトップスターでした(そう考えると、現在でもスターであり続ける郷ひろみという存在は恐ろしい)。女性歌手といえば金井克子やちあきなおみ、佐良直美に和田アキ子。そしてなにより世はまさに演歌全盛、中三トリオもまだ若く、TVで歌う歌手という職業は”本当に歌の上手い人”でした(この点に関しては、現代は劣化が激しい)。
そんな百戦錬磨の大御所達の中にあって、自分ら子供にもとっつきやすかった気さくなお姉さん達が、キャンディーズ。

確かにとっつきやすかったんだけど、実はキャンディーズの曲というのは、基本ちょっと大人の世界を歌ってる事が多いんですよね。
初のヒット曲『年下の男の子』は言わずもがな、自分が個人的に一番好きな『ハートのエースが出てこない』、それに『やさしい悪魔』『わな』『アン・ドゥ・トロワ』…どれも男女の恋の駆け引きがテーマ。
でも、キャンディーズのお姉さん達は、歌ってる時以外はニコニコハキハキしていて、そういう歌を歌っても雰囲気がすごく良かったのです。
当時大学生くらいの男子は、また違った見方してたんだろうけどねw。

よく言われるのが、『キャンディーズはハーモニー、ピンクレディーはユニゾン』という比較論。なるほど両者とも上手いんだけど、聴いていてぐっと来るのはキャンディーズかな(ピンクレディーは聴いたら身体が動くw)。
しかし、後年知った話では、キャンディーズもTVやライヴではユニゾンだったそうですから、あまり比較にはしない方がいいのかも。

キャンディーズといえば、『8時だよ全員集合!』と『見ごろ食べごろ笑いごろ』という、当時の頂点のお笑い番組のレギュラーだった事も印象深い。歌って上手く、喋って愛らしいお姉さんが、身体を張ったコントで笑わせてくれる。贅沢な時代でした。あの頃は当然のように思っていたけどね。
そういや、「おせちもいいけどカレーもね」という二十世紀指折りの名言もキャンディーズだったなあ。いまだに言うわ、正月になると。

そんな順風満帆なキャンディーズが、1977年の夏に突然「普通の女の子に戻りたい!」(世紀を越える名言ですな)と解散宣言。
事務所との話し合いの結果、翌年3月での解散が決定。この約半年間の、後に”キャンディーズ現象”とまで名付けられた伝説の期間が、自分のようにギリギリリアルタイムの子供にまでキャンディーズを印象づけた事は間違いありません。
人気絶頂のアイドルが、最高潮での引退を目指す。この本邦初の試みが、キャンディーズをさらに高みに押し上げます(原動力は大学生世代の男子だ)。当時は既にピンクレディーが登場し、芸能界どころか日本中を席巻する脅威的社会現象を巻き起こしている最中。レコードセールスでは勝てないものの、最高潮での引退へ向けて、当人達も支援する若者達も一層盛り上がっていきます。
1978年2月、最終シングル『微笑みがえし』発売。今までのキャンディーズのシングルタイトルを歌詞のあちこちに散りばめた、まさにラストシングル(作詞・阿木曜子)。
この曲で、キャンディーズは初のオリコン1位を獲得し、セールスも最高の80万枚に達するなど、まさに最高潮に達します。
余談ですが、AnAnでこの『微笑みがえし』が答えの萌え問を張り切って単独正解した際、ブラボーにサンキューを返しつつ、内心(当たり前だ!俺はリアルタイムだぞ!)と胸を張った記憶がありますw。いやなおっさんwww。
そして…、最高潮のまま、伝説の後楽園球場でのファイナルコンサートへなだれ込むのです。

「私達は、幸せでした!」(これも名言だよなあ)

その後、正式に再結成をする事もなく、キャンディーズは伝説の存在になります。おそらく山口百恵の引退にもかなりの影響を与えたであろう、究極の引退劇。きれいに引退したが故に、いまだに語る人が多数いるのも両者に共通した現象ですね。
個々としては芸能界でお仕事をされていますが、キャンディーズという伝説は揺るがない。そしてその上で、伊藤蘭さん、田中好子さん、藤村美樹さんがいる。それでよかったのです…。

田中好子さんの訃報はあまりに突然で、きょとんとして事実として飲み込む事が出来ませんでした。「あのスーちゃんが…」
キャンディーズの三人には、ずっとあの雰囲気の三人組でいてほしかった。老いても、おばあちゃんでもキャンディーズ。そういうのが似合うはずだったのになあ…。
そして、あの”キャンディーズ現象”を支援していた世代の方々の落胆は、自分などより遥かに深いでしょう。自民党の石破さんとか。

とにかく、泣いてばかりいたって幸せは来ないから、重いコート脱いで出かけるとしよう。そう歌っていたお姉さん達に敬意を表して。
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2011/04/23 Sat. 05:50 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

あの世代の人間として、田中好子さんが亡くなられたのはやはりショックです。早すぎます。
キャンディーズ好きでした。ラジオで録ったさよならコンサートは何度聞いたか。アイドルが雲の上の存在だった時代、貴重な庶民派アイドルでしたね。

悲しいのはもちろんですが、私よりも友人が大ファンで、しかも彼はスーちゃん派だったので悲しみはいかばかりかと。

私にできる弔いといえば、積み重ねでパーフェクトを目指すくらいです。

エトワ-ル☆ #- | URL | 2011/04/25 09:44 * edit *

>>エトワール☆様
通夜・告別式の模様を見ながら書いております。もう涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃですw。
田中好子さんといえば、笑顔の似合う女優さんでしたからねえ…。そういう意味でも残念です。
キャンディーズの曲は、今聴いても印象が鮮烈ですよねえ。歌詞の力とメロディーが釣り合っているんでしょう。
キャンディーズ積み重ねは、パフェ取りたいですねえ。初期の曲を積み残す可能性があるなあ…。

メテオ #- | URL | 2011/04/25 15:01 * edit *

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