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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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工藤公康、神にホームランを打たれた男 

時は昭和六十年、秋本番の所沢。かたや二十一年ぶり、決戦の場に現れし猛虎、こなた新たなる帝王として君臨する獅子。果たしていずれが最強か、決戦の火蓋は切られ候。

初戦、老練横手の松沼兄と、髪型近藤真彦の池田による、がっぷり四つの投げ合いは、いずれも譲らぬ零行進、手に汗握る投手戦。
八回表の猛虎軍、先頭真弓の二塁打に、二番弘田が単打で続き、塁を賑わす二人の走者。
獅子は松沼兄に替え、この年ついに開花した、最優秀防御率を誇る若武者、工藤公康ここに推参。その目の前に立ちはだかるは、日本野球史上に燦然と輝く、神と呼ばれる背番号四十四。
若武者工藤渾身の、えぐる内角だがそこは、神の読みの範囲内。打棒一閃上がる白球、その行く先は右翼席、獅子応援団のど真ん中、均衡破る神の一撃。
この三点を池田が守り、猛虎幸先良い一勝。

続く二戦もどうしたことか、手に汗握る投手戦。猛虎のゲイルが抑えれば、獅子の老獪高橋直樹、脱力横手が唸りをあげる。
回も進んで三回裏、獅子の若き象徴の、石毛宏典本塁打、獅子待望の先取点。
返す猛虎の四回表、先頭真弓が三塁の、痛恨失策無事出塁。続く弘田は倒れるも、打席に迎える神の姿。その打棒が再度炸裂、またも行く先外野席、形勢逆転二対一。歓喜歓喜の我々に、そのお姿は眩しく尊い。
ゲイルしっかり試合を作り、福間中西つぎ込んで、二対一にて試合終了。猛虎の取った五点全てが、神の打棒が生みしもの、もはや素面じゃいられない。

所変わって甲子園、仕切り直しの三戦目。獅子は若武者工藤公康、猛虎は渋く中田先発。
その中田めが二回表、早々獅子に捕らえらる。石毛が田尾が秋山が、襲いかかって一挙四点、これが獅子の実力か。
意気消沈の甲子園、猛虎攻撃三回裏。俊足北村四球を選び、真弓登場だが凡退。しかし弘田が工藤から、しぶとい安打で繋ぎ役。
神が打席に現れる、若武者工藤今度こそ、投じた球はまたしても、甲子園の秋の空、大地を揺るがす大歓声。工藤も石毛も広岡も、止まらぬ神に唖然呆然、ずいっと迫る三対四。


………とまあ、この辺にしておかないと、第六戦で猛虎が日本一になり、神が最優秀選手になるまで書いてしまう気がしますw。絶対夜が明けますw。
そもそも、バース神と対戦した投手で唯一現役だった工藤公康投手が引退されたという事を書きたかっただけなんですがねw。あの日本シリーズ、バース神の放った3ラン、2ラン、3ランは、単独の選手としては有り得ないほどのインパクトがあり、一人で西武に対していた印象があります。阪神の3戦目までの9点中8点がバース神の本塁打なんですから。
そして、そのうち2本の3ランを打たれたのが工藤投手というのが、最高の斬られ役としてまた印象深いのですよ。翌年の日本シリーズで、広島に3連敗した西武を蘇らせた工藤投手のサヨナラヒット、あれはバース神と対戦したからだと勝手に思ってますw。いいんです、阪神ファンなんだから。

バース神との対戦だけでなく、前後期制プレーオフ経験者、阪急と南海からの勝ち星、近鉄を含む13球団からの勝ち星など、工藤投手が最後となっていたものは多かったですね。あ、元祖『ファミスタ』登録選手最後の生き残りでもありました…。
なんでも、藤村富美男→野村克也→工藤公康のラインで日本のプロ野球の歴史は語れるらしいですね。さて、工藤公康の後にくるのは誰なんだろ。とにかくお疲れ様でした。昭和は遠くになりにけり、ですね。

工藤公康
224勝142敗3セーブ10ホールド。バース神に2本ホームランを打たれた。
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2011/12/10 Sat. 05:12 | trackback: 0 | comment: 0edit

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