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メテオ・ストライクス!

いろんな分野で独り言を日々書きます。稼働終了したセガのクイズゲーム『Answer×Answer』を振り返る事もあります。

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田淵の474本塁打に、金本が並んだけれど 

阪神の金本選手が、通算474本目の本塁打を放ち、NPB歴代10位の田淵幸一に並んだというニュースを聞きましてね。
…まあ、金本選手の現状はさておき、こういう積み上げ系の記録で過去の名選手に並んだ事は、祝福すべきでしょう。
しかし! 田淵幸一の名前が通算本塁打のベストテンから消えるのは、実に!強烈に悲しいのです。これが他の選手ならそこまで感傷的にはなりません。ホームランアーティストと称された田淵幸一だからこそ、消えてほしくないんですよ。
田淵の残した数字は、驚異的としか言い様が無いものです。

田淵の残した数字の恐ろしさを表すべく、ネットで適当な資料を探してみたんですが、自分の求める数値や観点が入ったものが無かったので、電卓片手に自作しましたw。
いかに、田淵が凄かったか、一目瞭然で分かります。


【通算本塁打十傑打者が、本塁打を1本打つのに要した安打数(シーズン最高本数)本塁打王数】

01.王 (2786安打で868本)→3.209安打で1本(55本)15回
02.野村(2901安打で657本)→4.415安打で1本(52本)9回
03.門田(2566安打で567本)→4.525安打で1本(44本)3回
04.山本(2339安打で536本)→4.363安打で1本(44本)4回
05.清原(2122安打で525本)→4.041安打で1本(37本)0回
06.落合(2371安打で510本)→4.649安打で1本(52本)5回
07.張本(3085安打で504本)→6.121安打で1本(34本)0回
07.衣笠(2543安打で504本)→5.045安打で1本(32本)0回
09.大杉(2228安打で486本)→4.584安打で1本(44本)2回
10.田淵(1532安打で474本)→3.232安打で1本(45本)1回
10.金本(2495安打で474本)→5.263安打で1本(40本)0回

上から順に目を通すと、まず王さんは強烈過ぎて笑うしか無いですね。猛打賞なら1本はほぼ本塁打。シーズン55本もさる事ながら、本塁打王15回という、名は体を表す完璧超人。この方と長嶋(444本)が同チームにいる事自体反則w。
野村さんはおそらく最晩年に率を落としてしまったと思うけど、それでも4.415安打に1本は凄い。本塁打王9回といい、NPB史上ナンバーツーの打者でしょうねえ(本人はイヤだろうけどw)。
門田さん、山本浩二さんは、どちらも晩成の長距離打者。数字的にも申し分ない、これぞ大砲という存在です。
清原はねえ…。これほど謎の打者もいないw。4.041安打に1本というのは間違いなく素晴らしい長距離打者なんですが、シーズン最高が37本、その次が35本…。本塁打王は取れず終い。中距離打者だったと錯覚しそうな数字です。あえて厳しく言えば、打撃が下手な長距離打者だったんでしょう。
落合さんは、プロ入りが25才ですから晩成もいいとこなんですが、残した数字は凄いですね。清原と対照的に、打撃が上手かった特殊中距離打者と言えると思います。
張本さんは打率の人ですが、やはり特殊中距離打者ですよね。落合さんほど本塁打寄りではなかったですけど。
衣笠さんは、同時期に山本浩二さんやギャレット、ライトルなどがチームにいて、本塁打に拘らない打撃が出来たのが幸いしたと思います。シーズン32本打てる中距離打者。恐い恐い。
大杉さんは伝説の多い、いぶし銀の長距離打者。最後の1本は夢の中で…。やはり長距離打者たる者、4から5安打に1本は本塁打に出来ないと超一流ではないと感じます。

そして田淵さん。474本もの本塁打を打ったこの人が、生涯1532安打というのは、名球会の存在意義とは何か考えてしまいます。
そして、3.232安打に1本が本塁打! 王さんに全く引けをとらない驚異的本塁打率、ここに田淵幸一というホームランアーティストの一端がよく表れています。NPB史上でも長距離打者としてはずば抜けている存在。
この天性の大砲が、本塁打王1回に終わってしまったのは、度重なる死球での負傷と、ガツガツしてないおおらかな性格が災いしたんだろうねえ。
ただ、それ故に愛されて、『がんばれタブチくん』というマンガにまでなった希有なキャラクターでもあります。
晩年の日本シリーズ、西武vs巨人。田淵の本塁打は息を飲みましたよ。軸がもの凄くしっかり通っていて、グルンッとバットが回転するや、綺麗にスタンドまで飛んでいった。「やっぱり田淵はすげえ!」と喜んでしまいましたw(阪神ファンだからな)。

金本選手の数字も決して悪いものではありません。晩成ながら衣笠レベルには迫ってますしね。
ただ、本塁打十傑から、天性のホームランアーティストがいなくなるのは、野球を愛する者として悲しい。
記録、それはいつも儚い…という名文句がありましたが、田淵の綺麗な本塁打も儚い記憶になってしまうんでしょうね。
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2012/06/25 Mon. 05:32 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

私がまだ小学生のころですが、、、
田淵(縦じまのユニフォームを着ていた)のホームランの凄さは、
ラジオで聞いてるとその滞空時間の長さで感じることが出来ました。
打ってから、スタンドに入るまでの間に
アナウンサーが延々と叫び続けること、、、

ほんとうにタブチ君のホームランはすごかったなぁ。

そういえば、
生まれて初めて親にねだって買ってもらった本は
田淵幸一著「僕のホームラン野球教室」でした。

大河内アキラ #IES4FLg. | URL | 2012/06/27 17:15 * edit *

>>大河内アキラ様
もし、田淵が阪神に残り、3番掛布、5番ブリーデン(ラインバック)だったら、どんなチームになったでしょうかね。
藤田平もいるし、結構なチームになった気がします。真弓は来ないけど…。

滞空時間なんて、鍛えようもない才能ですからねえ。
統一球になって、えせ本塁打が減った現在だからこそ評価したいです。
昔は、少年向けの名選手監修本がありましたよねw。ああいうのも取っ掛かりになるんですが、現在は無いですねえ…。

メテオ #- | URL | 2012/06/28 06:46 * edit *

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